頑張れって言葉は使うのがむずかしい
「頑張れ」
という言葉を使うのはむずかしい。
例えば目の前の何かに必死に取り組んでいる
相手に対して言う、頑張れ。
「もう頑張ってるよ」
私が大学生だった時だろうか
お仕事が忙しい時期の母に掛けた頑張れは
逆効果だったようだ。
そうだよねぇ。
頑張れっていう言葉を改めて
辞書で調べてみると
あることを成し遂げるために
困難に耐えて努力すること
と書いていて、
確かにすでに頑張ってる人への頑張れは追い討ちのように聴こえてしまうのかもしれない。
でも、ちがうんだ。
ただ、励ましたくて言ったんだ。
ちなみに、私も過去を振り返れば、頑張れと言われて母と同じ気持ちになったことはある。だから相手の悪気ない気持ちも、母の気持ちも分かる。
頑張れってむずかしい。
■頑張ったねはとてつもなく嬉しい
『頑張れ』は誤解を生みやすいんだけど
『頑張ったね』は、ピンと張り詰めていた
緊張の糸を解いて包み込む力がある気がする。
なんか泣きたくなってしまう。
『よく頑張ったねぇ』
そんな風に言われると、報われた気がする。
そして、これは相手のことをよく見てないと掛けられないから、言葉にぬくもりを感じる。
人間は、認められると嬉しいのかも。
■私が母に伝えたかった頑張れは一体
どうしたら伝わるんだろう
じゃあ何かに一生懸命取り組んでいる人に掛ける頑張れのニュアンスに1番近い言葉は
どれだろう?
そんなことをふと考えた時
『応援してるよ』
という言葉を見つけた。
この言葉には、私はあなたのやることが
上手くいくことを願っているねっていう想いが詰まっていてあたたかい。
『応援してるよ。』
毎日勉強をしている彼氏に試しに伝えてみた。
『ありがとう』
う の隣にあるニコニコ絵文字を見て
うん、そんな時はこの言葉を使おうと思った。
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相手に掛ける言葉は音のプレゼントだと思う。
だから相手に優しい言葉をあげられる人に
なりたいなぁ
そんな風に思った週末だった。
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