悩みを軽くする方法
悩み事の前に『しょせん』と付け足す
人間は、悩むようにできています。
悩むというのは言い換えると
「現状をいい方向に変えたい」という欲望です。
何か問題が起こると、人は悩みます。
頭を使って考えようとします。
そしてなんらかの結論を出します。
例えば、悩んだ末に「動き出す」というのは1つの答えだし「現状維持」だって1つの答えです。
悩みながらその都度答えを出していく
生きることは、これの繰り返しだと思います。
定期的に悩むことは必要だと思います。
悩むというのは、現状を良くするチャンスでもあるからです。
言い換えると、現状を良くするには必ず悩む必要があります。
でも、だからといって。
悩むのって結構体力を使うし、悩みすぎると大きなストレスが溜まったり、精神的に参ってしまったりもしますよね…。
だから私は”適度に悩む”ことにしてるんです。
つまり、「どうしていくのがより良いか?」って時間を取って検討はする。考えまくりもする。
でも
「悩みすぎて夜も眠れなくてしんどい。」「深刻に悩みすぎて、冷静に考えることが難しくなってきた…」という状況は絶対に作らない。
(そういう弱みにここぞと漬け込む悪い人だっているから。思惑通りにならないためにも、冷静さは常に保ちたいところ!)
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じゃあ、どうやったら悩みすぎて憂鬱になることを防げるのか?
私は、悩みすぎてしんどくなってきたときは
『しょせん』
という言葉をつけるようにしています。
もっと希望を見出したいときは
『方法はいくらでもある』と付け足してもいいでしょう。
あるいは
『いくらでもやりなおせる』と付け足してもいいでしょう。
例えば、もしあなたが仮に仕事で悩んでいるとしたら、『しょせん仕事』という風に言ってみてください。
『しょせん仕事。方法はいくらでもある。いくらでもやりなおせる。』
これは嘘ではないですよ。
本当に、しょせん仕事ですし
働く方法はこの世にいくらでもあります。
気が済むまでいくらでもやり直してください。
お金で悩んでいるとしたら、『しょせんお金』って言ってみてください。
『しょせんお金。方法はいくらでもある。』
これも嘘ではありません。
しょせん、お金なんです。
お金を得る方法はこの世に1つしかない…はずないんです。数えきれないくらいあります。※法を犯すのはご法度ですが
その他にも、たくさん応用できます。
しょせん受験、しょせん就職、しょせん失敗、しょせん過去、しょせん離婚、しょせんアイツ….
生きてる限り、ゲームオーバーはないんです。
何度でも乗り越えられるし
何度でもやり直していいんです。
いつだって、未来だけは書き換えるチャンスがあるんです。
そんな、希望に満ちた、やばいくらい勝ちな状況にいるんですよ。私もあなたも。
だから、”本当はなんとかできるもの”に囚われて動けなくなってしまうのはもったいないんです。
悩むのは良いことなのですが、悩みすぎるのは毒です。不安に脳内をジャックされてしまうと、視野が極端にせまくなるし、トンチンカンな行動に出る確率が上がります。
だからこそ、意識的に重要度を下げてあげる必要があります。『しょせん◯◯』くらいに下げて考えてみると、心が楽になって、さっきよりも柔軟に考えられるようになりますよ。
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あなたは、1年前の自分の悩みを事細かく覚えていますか?
じゃあ、5年前は?10年前はどうでしょうか?
きっと、ほとんど思い出せないと思います。
そんなもんなんです。
私にも悩みまくった日々は数えきれないくらいあるのですが、今ではほぼ覚えていません。
日記を見て(あ、そんなことあったんだ。ウケる)って、クスクスと笑うことはありますが。
今は地球が滅亡するレベルで悩んでいるようなことでも
時間が経てばすっかり忘れていたり
笑い話になることがほとんどです。
もちろん、しょせんで済まされない問題もあるかもしれません。命の危機があるというならもちろん話は別です。そんなときは全力で逃げるなり、人に頼るなりしましょう。
でもね
たいていのことに
『しょせん』作戦は使えることは知ってほしい!
悩みすぎて疲れてしまった人に届くことを願って
読んでくれてありがとう。
メモ: 悩み事の後に『しょせん』と付け足す
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