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私が本を読む理由は

今朝、キンドルでおもしろい本を読んだ。

歌舞伎町のホストクラブのオーナー兼、実業家としてご活躍されている、ローランドさんの本だった。ホスト界で伝説を作った方だ。



俺か、俺以外か



という、シンプルだけどインパクトが半端ないタイトルに惹かれて読んでみることにした。


これがもうおもしろくて、おもしろくて。


朝食後に散歩に行く予定だったけど、気が付いたらローランドワールドにすっかり引き込まれてしまい、ベッドの上で一気読みしてしまった。

まず、めちゃくちゃいいこと言っているのに加えてユーモアが満載だ。センスが神がかっている。

活字を読んで笑うことなんて滅多にないのに、終始クスクスしてしまった。


一気に、ファンになってしまった。


どうやったら大事な会議で寝てしまって空気が凍っているときに


寝てません。マブタの裏見てました。


って堂々と言えるんだろう(笑)

冷たい視線を向けていた人達はおもわず笑ってしまったらしい。


デート中、2時間の渋滞に巻き込まれたときに気まずそうに様子を伺う助手席の女性に対しては


こいつら全員俺が雇ったエキストラなんだ。君ともっと長くいたいからね。


って言って、爆笑させたらしい。

普通ならイライラしてしまう渋滞だけど、相手と一緒に居られる時間をもっと延長することができたって捉えられるのは、すごい。



そう、私は彼の物事を考えるときの視点に心底惚れてしまったのだ。


その前向きな考え方、私好きだ(笑)


読んでる途中にスクリーンショットを撮りすぎて読み終えた頃にはギャラリーがローランド名言で埋め尽くされていたので、

せっかくだから素敵だなぁと思った名言を少し紹介したい。




ローランド名言集


“100人が100人ダメと言っても、その100人
全員が間違ってるかもしれないじゃないか”

「多ければ正しい」というこの思考。

これって、非常にリスキーな考え方だと思う。

多ければ正しいの?

少なければ間違っているの?

少ないことが正しいことだってある。


確かに....! 

続けてローランドさんは

自分が信じた道を仮に全員が反対と言うならば、その全員が間違っていると証明するのみと語る。

イケメン。

目から鱗だ。



“年齢はどれだけ生きたかは教えてくれても、どう生きたかは教えてくれないだろ?”


確かにof確かに

悟ってる?!ってくらい素敵な考え方をする10代の子たちもいれば、なんか幼いなぁ...と思う30代の方たちもいるわけで。

それってどれくらい生きたかの問題じゃなくて、どう生きたかの問題なんだな。


『お前はまだ若いから無理だ』

『まだ若いから分からない』


ってたまに聞くけど、

じゃああと10年したら誰でもできるのか?誰でも分かるようになるのか?って話だね....。

腑に落ちた一言だった。

胸を張れる生き方をしたいな。



“人を魅力的にする最も大切なツール。
それは自信だと思っている。”

では「はい!今から自信を持ってください!」と伝えれば、誰でも簡単に自信を持てるのかと言えばそうでもない。

そんな簡単に自信が持てたら今頃スマホの所有率と同じくらい、皆が自信を所有しているはずだ。

だからいつもアドバイスするのは、自信のあるフリでいい。自信のあるフリをやってごらん、と。


自信ってどうやって出すんやろ...って誰もがきっと思ったことがある。

フリをする手もあるらしい。

フリを続けて、続けて、続けているうちに自然とそうなっている。

そんなやり方もあるそう。



批判や追及は俺がやらなくたって、ほかがやってくれるものだ。しかも頼んでなくても(笑)

だったら、自分くらいは自分の味方をしてあげたっていい。

よく頑張ったじゃないか、また、次頑張ればいいじゃないかと。

いつもそうやって自分を励ましているし、自分を守ってあげている。


自分の味方は自分。自分に優しく。



“先の見えない人生が怖いって?俺は先の見える人生の方がよっぽど怖いね!”

先の見えない人生でいいじゃないか!

何が起こるか分からないのが人生だし、自分の力でどれだけでものし上がれるって素晴らしいじゃないか。

そう思い、俺は歌舞伎町へと辿り着いた。

今でも自分の人生の先は見えてない。

眩しすぎるからさ!


先が見えなくて不安になることは多いけど、先が見えなくていいじゃん。って開き直ればいいし、

何が起こるか分からない人生を楽しむ姿勢に変えると、おもしろくなりそうだ。



本を読むのは、視点が手に入るから


この一冊を読んだだけでも、そういう考え方があるのかぁ...という目から鱗がこぼれ落ちる瞬間に何度も遭遇した。

そう、本を読む醍醐味はここに詰まっていると思っている。


読むたびに、今まで思いつきもしなかった、新しい視点に出会えちゃうのだ。


だから読めば読むほど、作者の価値観が自分にもインストールされるし、物事を見つめる視点が洗練されていくのだと思う。


でね。視点は色んな場面で応用できるんだ。


私はこれまで何度も本から得た視点に助けられてきた。

どんな辛いことが起きても、この場合はこの角度から考えるとプラスになるんじゃないかな?って思うと、乗り越えられた。


人生を豊かにするのは、視点だと思う。


例えば、地上から眺めるビルは壮大だけど、飛行機の上で見るととってもちっぽけな点だ。

でも、同じビルだ。


起こった出来事や物事を、どの角度から見るのかで大きくもなるし、小さくもなる。ピンチにもなるし、チャンスにもなる。


だから私は今日も、明日も、これからも本を読む。


いい視点は、人生を豊かにするからね!











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