「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
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人間は、
ひとりでは自分のことが分からないようにできています。
だから、
他人がいてくれて、
その人を通して、
自分がどんな人間なのか、や
自分の中にある思考や、感情に、気づいていくことができます。
自分の奥底にある
深い悲しみや、苦しみ、怒り、怖れ、憎しみ、などは
普段は、顔を出してきません。
そういったものが心の奥底にあっても、
私たちは上手にそこに「蓋」をして、
素知らぬ顔で、表面上楽しく人生を送れます。
それでも
「ある」ものは「ある」んです。
どれだけ分厚い蓋をしていたとしても、
その感情は「ある」
その記憶は「ある」んです。
顔では笑っていても、
美味しいもの食べて、楽しい場所にいって、
楽しく過ごしていたとしても、
それでも、
心の奥底には「それ」が眠っています。
普段は「それ」に蓋をしていますが、
ある時、
誰かが、何かのきっかけで、
ふっとその「蓋」を揺らしてきます。
それは何かの「言葉」
で揺らしてくるかもしれないですし、
その人の行動で揺らしてくるかもしれません。
人は
そんな他人の心の奥底にある
「蓋」を開けようとするつもりも、
「蓋」を揺らすつもりも一切ないですが、
それでも
心の奥底の「蓋」は、
ふっとしたきっかけで開けられたり
揺らされたりします。
その時、
私たちは、
自分の心の奥底に、
こんなにも深い悲しみや、苦しみや、怒りや、怖れなどを
抱えていたことに気づきます。
そしてその感情たちが
今まで、自分の人生のあらゆる場面で出てきて、
人生がスムーズに流れないようになっていたことに気づき、
ようやく
その「感情」に向き合います。
「蓋」を揺らしてくれる「他人」がいたから、
私達は自分の
心の奥底にしまいこだ「感情」や「記憶」に
気付けます。
せっかく心の奥底にしまいこんで見ないようにしてきた
「感情」や「記憶」に
気づくことは
辛かったり、苦しかったりするもので、
できればそんなものに気づきたくもないですから
誰にも会わず、
「独り」で過ごすことはとっても楽です。
私も、独りで過ごす時間が大好きです、
買い物や育児、仕事などのことを抜きに考えたら、
誰にも合わずに、
1年くらい平気で独りで過ごせると思います
いえ、2年、5年?くらいいけるかもです(笑)
それくらい独りは楽ですし、
人間関係という煩わしさがなくなり
物事もスムーズに、早くすすむことも多いと思います。
実際に、
Amazonもありますし、
ウーバーイーツもありますし、
仕事以外は、
外に出ない、人と会わない、という人も
いると思います。
人それぞれ色々な事情や都合がありますから、
それはそれで全然OK,だと思います、
私も、それもいいなぁ、と思いますから(笑)
でも、
自分自身と向き合い、
自分自身を本当の意味で理解して、受け入れ、
自分が何者で、
何を大切に生きたいか、を知るためには
「独り」では限界があり、
「他人の存在」「他人の力」が必要だと
最近強く感じています。
アル・ゴア元米副大統領が
ノーベル平和賞授賞式典の演説で引用し、有名になったアフリカの諺に
以下の言葉があります。
自分が何者であるかを理解して、
本来の自分に戻り、
本来の自分のままを生きることを決め、
本当の意味で、安心の中で
自由に幸せの方向にすすみたいのであれば、
「みんなで行け」
です。
それは、
ベタベタする、頻繁に会う、とか
頻繁に連絡を取る、とか
乗り気ではないけど会う、とか
そういうことではありません、
他人の言葉や存在が、
自分を深く理解するために大きな力を貸してくれて、
そして、
あなたの言葉や存在も
誰かが自分自身を思い出すために必ず役に立っています。
「ひとりで行った方が、
楽だし早いんだけど、
でも、みんなでいった方が
楽しいし、遠くまでいけるから、一緒に行こう!」
の小さな積み重ねが、
不安や孤独な人を安心で包むことができたり、
もっと思いやりと優しさ溢れる社会になったり、
安心で幸せな世界を創り出していけるんじゃないかな、
なんて思います。
独りが好きなんだけど、
気づきを与えあえる仲間が欲しい、
そんな安心の場が欲しい、という方は
CORE塾へどうぞ。
呼吸法、瞑想、ジャーナリングの習慣化と
インド哲学をとおして、
自己理解を深めて
自分がどう生きたいか、
どう生きて行けば良いかを
学び、実践していく場です。
自分自身と向き合うことを大切にされている
独り好きの方ばかりだと思います♪
素敵な1日を
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