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3年間の成績の推移と気づき
よく「(塾時代は)偏差値どのくらいだった?」という質問を受けます。つまり「どのくらいの偏差値あれば、慶應に行けるのかしら」という目安が知りたいのだと思います。なので、ここで3年間の推移を出してみました。
3年と少し在籍していた塾での成績(偏差値)の推移をご参考までに共有します。
注1) サピ以外の大手塾のものです。
注2) 塾によって偏差値の平均値が異なります。あくまでご参考までに。娘の偏差値よ
実績だけで決めてはいけない塾選び
まず最初にお伝えさせて下さい。ここでは、この塾が一番いい、という回答をしていません。一つの明解な答えが出ない(断言できない)のが塾選びなので、ある程度の掛け算で選んでいくことが大事かと。我が家の実体験と、途中見聞した情報をもとに、選び方やお勧めの塾を挙げております。
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娘の受験後、多くの方から「(娘が通っていた塾をさして)どう
小6まで続けた習い事が面接突破の鍵
前回の投稿、「公立小だから開けた道」で触れた松竹とフジテレビの企画で当時の市川染五郎丈と舞台で踊り(その他大勢のキャストの一人として)、それがきっかけで、毎月歌舞伎を観るほどに「歌舞伎」にのめり込んでいく娘の様子を友人が見て、松竹が主宰する歌舞伎スクール「歌舞伎寺子屋」を勧めてくれました。
書類審査(一次審査)と面接(二次審査)を経て、晴れてそのスクールの二期生として入学できることに。こちらはガ
公立小だったから開けた道
国立小学校(3校)の抽選に全落選し、その間、私立からは1校から合格いただきましたが、親子で話し地元の公立小学校に進学を決めました(決めたというよりその選択肢しかなかったのですが)。
※この辺の話は、「就学前のこと①~③」で綴っているので、よろしければご一読下さい。
仏教系の私立小学校受験の際に(年長の11月に)茶道に出会い、自分もそれをやってみたいと言ったのち、翌年3月から、家から45分ほどかけ
就学前のこと(其の三)
前回2回で「就学前のこと①」「就学前のこと②」で、主に国立小受験の過程で経験したこと、学習したことに触れましたが、今回は国立小受験が叶わなかったため私立小受験することになり、結果そこで「運命の出会い」があったことを書きたいと思います。
どこで何がどう繋がるか分からない。特に子供の時分は、できるだけ選択肢を広げていろんな世界に触れさせてあげることが大事だな、とこの時の経験を踏まえて強く思います。
就学前のこと(其の二)
前回の「就学前のこと①」では、国立小専科の幼児教室に通うことになったこと、そこでの学びを通じて親子で共有する時間を持てたことなどについてお話しました。
今回は、受験(抽選)の結果と、たまたま受験した私立小での体験が、後の慶應中等部、SFC中等部受験に繋がるお話です。個人的なエピソードですが(同じようにできるものでもないですし、する必要もありません)、ここでは、選択肢を狭めずに可能な限り「やれるこ
就学前のこと(其の一)
慶應中等部・SFC合格に際して聞きたいことがあるという際に、娘のことを直接知らない方から次のような質問をよく受けます。
「小学校の時は、どんな習い事していましたか?」
「いつから塾に通わせていましたか?」
「何か特別なことをしてきましたか?」
最後の質問は初めて伺った時は、質問の意味がよく分からなかったのですが、要はSFCの願書と一緒に提出する「活動報告書」に書く活動とは具体的にどんなことか?
女子は注意!男女で異なる募集定員
今回は、慶應中高受験基本情報です。
女子が中学受験で慶應に入れるのは、中等部の50人と、SFCの70人。ただし、SFCは男女合わせての募集なので、半分とみて35人。合計85人だけ。実際には、ここ数年SFCの一般枠70人の内訳は女子のほうが多いので(男子29人に対して女子41人など)、それを加味しても合計90人。たったの90人の枠に何百人と向かってくるわけですから、そりゃあ最難関と呼ばれるわけです
親は慶應出身者ではありません
娘は、最終的に慶應中等部、慶應湘南藤沢中等部(以下SFC)の両方を受験しました(2020年組)。
最終的に慶應大学にある歌舞伎研究会に行ければいいのでどちらでもいい、と(安直な考えですね)。そしてできれば高校受験、大学受験の勉強をする時間を歌舞伎鑑賞や、自分のやりたいこと、挑戦したいことに時間を使いたいとのことでこの2校は確固たる思いで早い段階で決まりました。
そしてどちらも一次試験は合格し、
娘が慶應を志望した理由
娘は小1の夏に歌舞伎を観てから、すっかり歌舞伎に魅了され、後ほど書きますが自分の人生の中心軸が「歌舞伎」になっていきます(もちろん、女子なので表舞台に立てるわけでなし、あくまで歌舞伎を観る側、そしてその魅力を広める側として)。
小2からは、松竹が子供の手習い事として始めた「寺子屋スクール」に通い、挨拶から始まり、日舞、所作、台詞回しの稽古などを毎週しながら、2年目以降は歌舞伎の舞台の子役オーディ