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娘が慶應を志望した理由

娘は小1の夏に歌舞伎を観てから、すっかり歌舞伎に魅了され、後ほど書きますが自分の人生の中心軸が「歌舞伎」になっていきます(もちろん、女子なので表舞台に立てるわけでなし、あくまで歌舞伎を観る側、そしてその魅力を広める側として)。


小2からは、松竹が子供の手習い事として始めた「寺子屋スクール」に通い、挨拶から始まり、日舞、所作、台詞回しの稽古などを毎週しながら、2年目以降は歌舞伎の舞台の子役オーディションも受けたりもしました(子供のうちは女の子でも舞台に立つことができるので、女子も受けました)。残念ながら、一度も舞台に立つことはありませんでしたが、同期のお友達で舞台に立った子もいたし、一期生の中からは、片岡愛之助丈の部屋子になったお子さんもいたりしました。


その寺子屋スクールの事務局には、難しい演目の相関図などを子供達にわかりやすくイラスト付きで相関図やあらすじなどを描いて配布してくれたりしていた松竹の社員の方(女性)がいらっしゃいました。その方に、スクールに通い始めて2年目の小3の夏に、歌舞伎にどハマりしている娘を見て、「慶應大学の歌舞伎研究会に行くと、面白いかもよ」と言われたのが慶應を志望するきっかけでした。


それまでは、中学受験をそこまで真剣に考えていませんでした。寺子屋スクールの他にも、茶道や筝曲、そしてピアノも習っていたので、(中学受験向けの)塾に通う時間がなく、中学受験をすることになった時のために後れを取らない程度に通信でZ会をやっている程度でした(Z会は習熟度については個人差がありますが、きちんとやれば学習習慣はしっかり身につきます)。


ですが、その寺子屋でその松竹の方に教えていただいた「慶應歌舞伎研究会」の存在が、娘に一念発起させてしまったのです(笑)。役者になれるわけでなし、でも大学で教えたりその道の研究者になりたいわけでもない。でももっと歌舞伎を知って、もっと好きになりたい、という彼女の望みを慶應歌舞伎研究会でなら叶えられそうと思ったようです。


そうして夏が終わり、小3の9月になり学校が始まった頃に、「全国小学生統一テスト」という無料で受けられるテストの存在を知り、無料で受験できるしということで11月に受けてみました。結局、そのまま塾に通うことになりました。その先の話は、これから順を追ってお話していきたいと思います。

次回は親が慶應出身でなくても何ら問題ないですよ、というお話です。

【本ブログの読み方のコツ】
このブログは、時系列に書いていこうと思います(年長~中学の順で)。ただ、ブログをお読みいただいている時点で、お子さん(お嬢さん)が小3より上の学年の場合は、入塾後のあたりから読み進んでください。ちょっとしたTIPSを示すことはできますし、個別にお話をお聞きすることも出来ます。

もし、お子さんが小3或いはそれより下の学年の場合は、よろしければ最初からご一読下さい。全く同じケースである必要はないものの、もしお子さんが「何かにハマっている」なら、それを最大限に活用して中学受験に臨まれることをお勧めします。


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