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安藤むるめ
2020年6月18日 09:05
■泥酔[読]でいすい泥が酔う[例文]いっぱい飲んでかっぱらいにあった酔っ払いはカッパの群れにあったその群れを突破するとオカッパのおんなのこおっぱいのところにすっぱいパイの描かれたTシャツおんなのこのお母さんがやってきてパッパとその手をひっぱっていったパパはさっぱりしていてやっぱりつっぱりだった
2020年6月10日 23:56
■地獄[読]じごく地の獄[例文]やかましいほど賑やかな女性用の化粧室は薄い壁を隔てた給湯室の隣にあった。給湯室のコーヒーメーカーは昼過ぎにはいつも空っぽで私がコーヒーを淹れている。弁当箱を洗うのに混まない時間だったし、午後のやる気スイッチをゆっくり押す時間に設定していたのだ。コーヒーが沸くのを待っていると、いろんなひとの悪口が薄い壁の向こうから、悪魔のように単調な口調で聴こえ
2020年6月8日 23:38
■蠱惑[読]こわく蠱う惑[例文]背の低い黒髪のショートカットの女の子と付き合うことになった。クセがついた髪の毛をいつも気にしている娘だった。彼女はある日、鼻の脇にあるホクロが特徴的な友達をうちに連れて来た。リビングのソファに座って二人はヒソヒソと内緒話を始めた。私が何か話しかけても二人は顔を見合わせて笑うだけだった。私は彼女たちの方に足を投げ出して椅子に座り、その様子をじっと