日々の瞑想による意識の変化

私がいつも意識やエネルギー、スピリチュアル系の話をしているからか、身近な方に「瞑想ってどうやるの?どんな種類があるの?」と聞かれることが増えました。例の自然医学の講座、全22回受講しましたがすべての回で瞑想を実践しましたし、家でも昼間と寝る前(両方は無理でも少なくとも1回)に瞑想することを習慣としており、私の日常にはなじみ深いものになっています。特に9月に1日2回瞑想をするようになってからは、意識の変化や安定感を非常に感じるようになりました。

グーグルやアップルなど、世界の名だたるIT企業で瞑想が取り入れられている、という話題は以前からありますよね。さすがは世界のトップ企業という感じ。しかし、日本で取り入れている会社はおそらくほとんどないでしょう。私自身も瞑想を習慣にしてみてから、これを会社の朝礼などで毎日行ったら、きっと仕事の成果も上がるだろうし、人間関係もスムーズになるだろうなと思いましたね。それくらいとても意義のあるものだと感じています。また、以前から尊敬している高城剛さんも瞑想の重要性について話されていて、先日行われたイベントでも、「瞑想はガン予防になる」というお話をされていました。

モニターでカウンセリングをさせて頂いた方々の中にも、セッションを受けられてから瞑想を始められた方がいらっしゃいますし、意識の変容に伴って自然と瞑想する時間を取りたくなってくるようです。一般に、瞑想をすると頭が空っぽになって、だんだんとリラックスしてきます(いろんなやり方がある中の一例です)。身体が凝り固まって心地良くない状態のときは、思考が優位になっていて余計な不安や心配事に襲われていたり、怒りなどの激しい感情に支配されていたりすることが多いので、そういった緊張を解きほぐすのにも瞑想は大変有効です。不安や怒りなどをいったんリセットして、意識を立て直すことができますからね。特に乱れがない時でももちろん有用で、神聖な意識を研ぎ澄ますことはいつなんどきでも大切なことだと感じます。

意識の変化というのは、昨日と今日で別人のように変わる!というものではないので、日々の習慣が肝なんですよね。エゴの意識に支配されるのは簡単ですが、ハートを活性化させ、自らのスピリットを輝かせる人生を送るためは、日常のメンテナンスが欠かせません。少し油断するとすぐ「早く」「もっと」や「他人のせい」思考が襲ってきますからね(笑)。私自身が瞑想を習慣にすることで体感した変化としては、やはり不安や怒りなどの感情に振り回されることが格段に減ったことが大きいです。感情を引きずらなくなったというのは、日常生活において生きるのがかなり楽になったポイントだと感じています。また、夜寝る前にはいつも、両親や先祖、友人、生きとし生けるものへの感謝の祈りを取り入れることにしていて、そうすると「今日も良い一日だったなー」と、とても幸せな気持ちで眠りにつくことができます。

瞑想はお金もかからないですし、家でできることなので、一番簡単な自己メンテナンス、健康法なのではないかと感じます。そして、瞑想が私たちの生活、もっというと人生にもたらす好影響はものすごく大きいものです。日本人は自己犠牲的に働くのが好きで、何もしていない余白の時間を「怠けている」「ダメ人間になる」とジャッジする傾向が強いですが、ずっと思考をフル回転させて働くことが日本の「生産性」を下げているようにも見えます。今「生産性」が話題になっていますが、この「生産性」問題を語る上でも、瞑想の効果についてはもう少し言及されても良いのではないかと感じます。少なくとも私が何かの会社の社長になることがあるとすれば、瞑想を日常に取り入れるだろうなとは思いますね(笑)。

とはいえ、私もまだまだ学び途中の身。これからさらに奥深く学んでいきたいと思っています。本格的に瞑想法を学ばなくても、寝る前のほんの5分だけでも心を落ち着けて深く深呼吸してみるだけでも人生は変わってくるでしょう。あまりにも情報が溢れすぎている現代において、何も考えずに心を落ち着けて、深い静けさに入る時間というのは意識的に確保しなければ得られないもの。瞑想の重要性に気付き、日々実践される方が増えることを願っています。

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