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【考察】311とコロ助の相似性から学ぶべきこと

Stay Homeしてますか?

私は2月からのコツコツ備蓄のおかげで、GWは一歩も外に出ませんでした。あ、可燃ごみを出しには行きました。

家の中は、たくさんの植物や花があるので無機質感はなく、YouTubeでカフェjazzを流してコーヒーでも飲んでいると、自分だけのStay Homeカフェのできあがり。

昨夜は、緊急地震速報が2回もなり、いやな雰囲気を感じた人も多いと思います。

私は、子供のころから地震の前に目が覚めます。職場でも、いち早く「地震だ!」とシャウトし、皆が怪訝そうな顔をして、しばらくして揺れがあります。別にサイキックな能力があると主張したいわけではなく、地震波のP波を感じるだけです。P波はS波より弱く、そして早く伝わってきます。寝ている時に地鳴りを感じた経験はありませんか?それがP波です。なまずが騒ぐかどうかはわかりませんが、鳥や動物はいち早く異変を感じますよね。人間も、本来は野生の動物です。

311こと東日本大震災の時は、地震+津波+原発事故。

新型コロナ(悔しいからコロ助と呼びます)一過の中、もし地震や台風、水害等の複合災害が起きたら、どう備えるか。頭の隅にはあっても、そこまで世論も個人も追いついていない状況です。

でも、何か似ていませんか?

311の時は、見えない放射能におびえ、Fukushimaより少しでも遠くへ逃げる人々。311の前から宮城県沖地震が頻発しており、前日310も大きな地震がありました。私はそのとき飲み会で「最後の晩餐かも」などど、不謹慎極まりない毒舌を吐いていました。そして、まさかの大津波。誰が想定したでしょうか。そして、ご承知のとおりある意味「人災」ともいえる原発事故、そして、目に見えない敵「放射能」。見えないからこそ「恐怖」が増幅する。それに伴う「差別」がはびこる。

コロ助もしかり。スペイン風邪やペスト等、100年に一度起こっている感染症。アメリカは武漢原因説を公に主張しはじめたが、肯定否定はさておき、「天災」+「人災」の可能性もあるわけだ。そして、「放射能」の代わりに目に見えない「ウイルス」におびえ、根拠のない差別や風評が「恐怖」に拍車をかける。さて、ここで「天災」の大地震や水害が起きたらどうだろう。3密を避けてどのように避難すればよいのだろう。

私は、東北人だ。若いころは都会や他地域に憧れたこともあったが、災害も少なく、人も穏やかで、食べ物や水もおいしく、少し郊外に行けば日本の原風景があるよいところだ。311の時は、本州北へ来る人はいなくなった。正しい放射線知識のないままの思い込みの差別や風評もあった。

9年後の今、コロ助騒動により、関東の人たちは北へ(もしくは全国地方に)避難してきている。県外ナンバーのなんと多いことか。北の静かな田舎町やパチンコ屋などに。そして、コロ助を全国に拡大している。

放射能しかり、ウイルスしかり、目に見えないからこその恐怖。

現時点では、地震や水害の複合災害は起きていない。311を教訓に、複合災害を想定した対応や「人災」「風評」についても、一人一人が考えてみてもよいのではないか。


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