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【オト・コク】

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【オトナ・コクゴ】 例えば高校の教科書に載っている作品のお話とか、例えば古典文学作品の紹介とか、例えば言葉に関する雑談とか、「国語の授業ではあんまり取り上げられない国語」を中心… もっと読む
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記事一覧

「著者の意図を答えよ」という出題「形式」について。

こんばんは、しめじです。 今夜は、久々に、ちょっとだけ国語の話をしようと思います。 今か…

「著者の意図を考える」ということについて、いつかの続き。

の続き。 前回は、「著者の意図を答えよ」という出題形式について、 非、とまでいうつもりは…

【オト・コク】急救車のミニカーを買売して集収する。

こんばんは、しめじです。 今夜は、ちょっとだけ、言葉の話を。 備忘録? 忘備録?今日、仕…

【オト・コク】超絶健康体とは友達にならない方が良いんだってさ(from徒然草)

こんばんは、しめじです。 昨日、風邪を引いたという話をしたと思うのですが、概ね快方に向か…

【オト・コク】「観念」と「概念」ってどう違うのか。

こんばんは。しめじです。 今夜は、久々に「大人の国語」ということで、「なんだか似たような…

【オト・コク】「神無月」の民間語源について

こんばんは、しめじです。 いよいよ10月も下旬に入り、すっかり寒くなってしまいました。 …

【オト・コク】私が僕のことを「俺」と呼ぶ件について。

こんばんは、しめじです。 タイトルだけ見るとなんだこれはという感じかも知れませんが、今夜は、ちょっとした日本語の特徴のお話をします。 英語に訳すと全部”Ⅰ(アイ)”わたし、わたくし、あたし、ぼく、おれ、おいら、わし、うち、おいどん、じぶん 全て、日本語の一人称(自分を指し示すことば)です。 「おいら、おいどん」などはあまり聞く機会は多くないかもしれませんが、残りはそれなりに日常生活で耳にすることもあるのではないかと思いますし、おそらくこれを読んでくださっている方も、一人

【オト・コク】今夜は「8月15日」ですよ。

こんばんは、しめじです。 今夜は手短に。 今日は、中秋の名月ですね。 惜しいことに満月は…

【オト・コク】「人間万事塞翁が馬」って、どういう意味?

こんばんは、しめじです。 今夜は、故事成語の一つ、「人間万事塞翁が馬」の元となったお話に…

【オト・コク】何故、「完壁」じゃなくて「完璧」なのか。

こんばんは、しめじです。 今夜は、大人になってもしばしば書き間違えられる漢字のお話をしよ…

【オト・コク】教科書に載ってる文章を国語教師が好き勝手に語る:中島敦「山月記」④

こんばんは。しめじです。 今夜は、今度こそ「山月記」の最終回にしたいと思います。 これま…

【オト・コク】教科書に載ってる文章を国語教師が好き勝手に語る:中島敦「山月記」③

こんばんは。しめじです。 今夜は、「山月記」について国語教師が好き勝手に語る、第三回を書…

【オト・コク】教科書に載ってる文章を国語教師が好き勝手に語る:中島敦「山月記」②

こんばんは。しめじです。 今夜は、「山月記」の話の続きです。 一応、今回もリンクを貼って…

【オト・コク】教科書に載ってる文章を国語教師が好き勝手に語る:中島敦「山月記」

こんばんは。しめじです。 今夜は、「国語教師が教科書に載っている作品を勝手に語る」の二つ目を書きたいと思います。 今回も、性懲りもなく好き勝手に語ります。もちろん、普通に授業で扱うような内容から、余り授業では扱わなさそうな事柄まで。 前回同様、定期考査対策には使わないでください。×されても責任は取れません。 今夜は、中島敦の「山月記」についてです。 作者中島敦は、亡くなってから約80年経っていますので、「羅生門」と同様に青空文庫に本文が収載されています。 リンクはこちら↓