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毛の悪戯

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これは今から4年前の出来事。突然お尻に違和感を感じた僕。その違和感を機に、1年半にも及ぶ戦いの火蓋が切られたのだった。
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2021年10月の記事一覧

【EP14 繰り返し】
少しずつ涼しくなってきた頃、お尻のかぶれも引いていった。しかし手術した傷口は何度も何度も腫れては破裂を繰り返した。何度お尻に薬を塗ってガーゼを貼ったことだろう。この腫れては破裂を2018年7月まで繰り返すことになる。つづく。
#永遠 #世も末 #消沈

【EP13 かぶれ】
残暑が厳しい2017年9月。ガーゼを貼った臀部は汗で蒸れて赤くかぶれていた。痒さと痛さに堪えながらの仕事は本当に辛かった。立って仕事ができれば良いのだが、デスクワークがメインのためそうもいかず。地獄のような日々が続く。
つづく。
#かぶれ #痒み #仕事

【EP12 奴が再び】
傷口がくっついたため抜糸することに。この時座ってもほとんど痛みはなく完治したと思っていた。しかし1週間後、治療したはずの傷口がまた腫れ出してきたのだ。ウソだといってくれ、そんな気持ちにさえなった。そしてまた奴との闘いが始まった。つづく。
#抜糸 #再発

【EP11 手術1回目】
患部が破裂を繰り返すため一度切開をし膿を全て取り除くことになった。まずは部分麻酔、そして切開。膿を手で押し出す時に比べると痛みはマシだった。膿を出し切った後縫合。消毒をしてもらい手術は終了。経過を観察することになった。つづく。
#手術 #切開 #縫合

【EP10 つらい】
普段当たり前のように座っていたが、座るという行為がこんなにも有難いことだったのかと気付かされた。座布団を敷いていても痛さで長時間座ることができない。患部が破裂し血と膿でガーゼが汚れる。痛さと不快感に耐える日々が辛すぎる。つづく。
#辛い #不快感 #痛み

【EP9 通院】
薬が無くなり処方してもらうため、再び病院へ。相変わらず先生からは座布団を敷くように言われ、原因は分からないばかり。患部の穴が塞がるたびに治ったかなと思うが、また膿が溜まり破裂する。本当に気が遠くなりそうだった。つづく。
#通院 #化膿 #期待 #原因不明

【EP8 闘い】
再治療後、先生の言われた通り仕事中や運転中、プライベートで痔専用の座布団を敷く生活が始まった。針で開けた患部の穴は閉じるとともに膿がたまり、そして破裂。これを何度も繰り返した。本当に精神が病みそうだったが、いつかは治ると信じ続けた。つづく。
#闘病 #座布団

【EP7 再治療】
再び左臀部が腫れたため病院へ。前回と同じく針で患部に穴を開け膿を手で押し出す。薬を塗ってもらい処置終了。医師からは原因はよく分からないが、座る時には座布団を敷き少しでも負担を軽減するように言われる。また薬を処方してもらい様子を見ることに。つづく。
#再治療

【EP6 喜びも束の間】
左臀部の治療後、薬の効果もあってか腫れがひき痛みもなくなった。これで治ったと思っていたが、1週間後再び治療したはずの患部が腫れ上がり痛みが出てきたのだ。
喜びも束の間、再び病院へお尻を曝け出しに行くことになった。つづく。
#束の間 #再発 #治療

【EP5 激闘】
ベッドの角を全力で握りしめながら、金槌で骨を叩かれたような痛みに耐え続ける。
激闘の末、ついに膿を出し切る。お尻を出す恥ずかしさなど微塵にも思わなくなっていた。これ以来、人前でお尻を出すことの抵抗が無くなったのだ。つづく。
#激闘 #激痛 #膿 #人前

【EP4 地獄】
うつ伏せになり、ついに化膿した左臀部の処置が始まった。まずは局所麻酔。次に針で患部に穴を開ける。そしてトドメの手で膿を押し出す作業。これが死ぬほど痛い。まるで骨を金槌で叩かれているかのような痛み。叩かれたことはないがとにかく痛い。つづく。
#麻酔 #患部