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新規事業の仮説検証とは?~抽象度を上げて、下げる、やり切るスピード感~

かなり寒くなってきて、私はこたつに入ったまま、仕事しています。
でも、こたつに入ったままだと冬眠しちゃいそうなので、ときどき人と会うために出かける。

昨日は、久々に熱く語る人たちと懇親会で盛り上がり、刺激を受けました。
熱い想いが新規事業の起点。とっても、元気があっていいのだけど、少々心配なことも。。。

そんな違和感から、新規事業を始める前の仮説検証プランについて、注意点を考えてみました。

あえて変化を起こす、目的、動機の言語化(抽象化)

新規事業の起点は、過去から現在に至る中で自分自身の実体験や、リアルな「不」の感覚と、ずっと大切にしている価値観が絡まって、どうしょうもない衝動として湧き上がっていることが多い。

とても抽象的で、他人には伝わらないこともあるけど、
そこを、あえて、一言で言い切る!

目的、動機は、あえて、抽象的でいい。
・自分でしっくり来る言葉
・共感されるフレーズ
が決まると強いですね。

わかってくれるのは、1人、2人でもOK
「うぉ~、それいいね!」と盛り上がれる仲間がいれば、心強いです。

目的、目標と実現シナリオの言語化(具体化)

目的から目標へ(目指す状態と時期を決める)
その実現のためのシナリオを、3ステップくらいでざっくりと描く

実現ロードマップ、マイルストーンと呼ぶこともあります。
ザックリと描き、気になるところは具体的に

いきなり詳細を描くのではなく、全体をモレなく網羅しながら、
「やれば、出来そう!」と思えるレベルまで具体化することが重要です。

仮説の検証方法(ポイント、レベル、タイミング)を決める

ここまで来て、本当に大丈夫か?という視点も大事
「やるしかない!」と意気込むのもいいですが、
着実に進める観点も大切にしたい

仮説検証は、ただやってみる!ということではなく、
どういう状態を目指しているのか、
・特に重視するポイント(項目)
・達成度を確認するレベル(基準)
・達成すべきタイミング(期限)
を決めておく。仮説なので、仮決めでOKです。

スピードを落とさないことが大事

熱い想いがあるなら、そのまま熱が冷めないうちに仮説検証まで突っ走る!

スピード命!
仮説検証の検証タイミングを見据えながら、やり切る!

一度決めた検証タイミングは、安易に変えないこと
一旦、検証して、次の仮説検証プランを立てるのはOK

一旦やり切るスピード感が、成功の極意です。


新規事業の夢を熱く語っていた人に、そんな話をしたら、さらに目をキラキラさせながら、「ありがとうございます!」と元気よく言われたので、ますます応援したくなっちゃいました。


この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz



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