検索しても答えは見つからない!? ~検索の次は●●!~
最近の若い人は本を読まないみたい。なんだか、すっかりおじさんのフレーズで、アレですが。
今日は、ネット検索と書籍を使ったリサーチの比較、違いとシナジー効果について、まとめてみようと思います。
検索すれば答えがみつかる、という成功体験
ネットやスマホが便利になって、検索すれば、すぐに答えが見つかる。という体験は一度や二度ではないでしょう。成功体験を重ねると、世の中、こういうものだという固定概念に陥りやすい。
自分の実体験があるがゆえに、その他の可能性に気づきにくい。あえて、リスクを仮定する動機を排除してしまう。安易な思考と行動に流されてしまう。GAFAの戦略にまんまとハマった状態ですね。
検索しても答えにたどり着けない、敗北体験
一方で、検索しても、期待する答えが見つからない。いまいちよくわからないなぁ、と諦めた経験はないでしょうか?
敗北を認めたくないので、そういうときもあるよね。と、本質から逃げてしまう。敗北ではなく、諦め、というスマートな自己処理。
検索して答えにたどり着かないのは、「検索ワード」がプアーだから。自分が知らない世界にはたどり着けないことが多い。検索ワードに対して、検索結果が出てくるわけで、検索ワードが違っていれば、永遠にたどりつけない世界がある。ネットの分断とは、そういうことです。
(↑)参考になりそうな記事です。
そもそも、「答え」とは何か?
そもそも「答え」なんてあるのか?
そもそも「答え」に意味があるのか?
そんな直球の問いに、あなたならどう答えるでしょうか?
こういう問いをネットに投げても、答えは見つからない。
自分で決めるしかない「問い」もある、というサンプルです。
「問い」(issue)→ 「答え」(着眼点)の流れ
問いを投げれば、答えはおのずと見つかる。
問いに対して、答えが出てくる。
だから、答えより、問いの方が重要です。
何を問うか?
なぜ問うか?
そこには、意思がある。価値観、意味もある。
良質な問い(issue)から、良質な答え(着眼点)が生まれる。
問い続けることで、観点が磨かれるというサイクルです。
(↑)こちらの記事に、刺激的なフレーズがありました。インプットとアウトプットの話。自分の問いを公開するには勇気がいる。でも、アウトプットするほど、情報が集まってくるというのも事実。
このあたりも、体験してみないと価値がわからないかも、ですね。
知識体系としての書籍(本)の役割
書籍は過去何百年、何千年の叡智が体系化されている。
ただし1冊で、すべてを理解しようと思うのは、ムリがある。
複数の書籍群がつくる知識体系。だから、複数冊のまとめ読みがオススメ
過去の知識体系は、書籍に蓄積されている。そこにアクセスするかどうかは、考え方しだい。切り捨てるより、バランスを取った方が賢明なのは明白。あとは、時間と行動のバランスの問題です。
(↑)こちらは、問いを持って、本を探しに行く話。意識する、しないに関わらず、本を探しているときは、何らかの問いを持っている。少し意識するだけで、世界は違って見えるかも、と妄想が広がります。
検索 → 書籍のまとめ読み
本は読みにくいし、面倒。だから、読まない。と切り捨てるのはもったいない。
効率よく、自分にあった本を選ぶために、ネット検索は使える。
検索して、仮説を立ててから、本を読む。この習慣化が、私をつくっている。
「答え」を探すより、「問い」を磨く。
そのための、ネット検索と、読書
唯一の正解はないけど、自分なりの正解に近づこうとする意思が重要なんじゃないかな。
諦めるのは早い。意思をもって行動を続ければ、次の展開が見えてくる。
たぶんw
(↑)図書館でまとめ読みは、こちらから
今日は、自分用のメモも兼ねて、思考整理してみました。
正解のない時代では、バランスが重要。
自由にバランスを変えながら、仮説検証していきます。
この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz
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