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大地とつながる健康法〜アーシングタイチ®︎

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アーシングタイチ®︎ 〜自然と一体となって、はだしで太極拳を楽しむオリジナルの健康法の基本、1分エクササイズ動画108本を一つひとつ解説していきます。
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2020年3月の記事一覧

#62 捋(リー)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第62回 捋(リー)

斜め前に一歩踏み出し、両手を肩の高さに保ち、
相手の攻撃を受け止めるようにしながら、横に受け流します。

両手の動きに合わせて、重心移動します。

最後にすり足で引き寄せます。

動作の終わりは、視線と体を斜め45度方向に向けます。

反対向きに同様に行います。最初に両方の手首で
小さな円を描いたあとに大きな円で受
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#61 掤(ポン)

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第61回 掤(ポン)
#60の動作から 、右脚を斜め前に一歩踏み出し、
右腕を円弧を描いて右斜め45度へ向けます。

左手指先を右手首に軽く添えます。

それと同時に、重心を左足から右足へ移動させ、
最後に左脚をすり足で右足そばに引き寄せます。

反対側も同様に行います。左右交互に繰り返します。


● ポイント1 ポンを上向きに働く全身
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#60 八法予備式

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第60回 八法予備式

虚歩で立ち、後ずさりながら、両手の指先、手首で縦の円運動を繰り返します。

相手に両腕をつかまれた時に、らせんの動きで、相手の腕を外すイメージでやってみましょう。

前後、上下、左右の立体の動きを意識して、自然なリズム感をつかみましょう〜

● ポイント1 前に出した足は、つま先だけを地面につけた状態で、できる限
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#59 両手の甲ではさみ打ち

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第59回 両手の甲ではさみ打ち

両脚を肩幅よりも広めに開き、爪先は平行に。

右真横に体を向けながら、右手で大きな円を描き、
右ひざのそばをすくい上げるようにします。

そのまま正面を向き、両手の甲を向かい合わせにして手首同士を少し交差させ、
はさみ打ちのイメージで打ちます。

両腕の円運動を止めずに繰り返し行います。

● ポイント1
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#58 左右斜めに押し下げる

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第58回 左右斜めに押し下げる

肩幅に足を開き、つま先を平行に、膝をやや曲げて自然に立ちます。

両手首をつけて、両腕を輪にします。

両手首を付けたまま、斜め45度方向に向かって、
左右交互に上から下に丸く張り出すように降ろします。

右向きの時は左手が外側、左向きの時は右手が外側に来るよう、
丹田まで腕を降ろしたタイミングで自然に入れ
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#57 震脚

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第57回 震脚

右脚、右手首を同時に持ち上げ、同時に降ろします。

タイミングをピッタリ合わせましょう。

右手首を持ち上げると同時に、左手で地面を押さえつけるようにします。

右半身を上、左半身を下に分けるのが重要。

反対側も同様に練習します。

● ポイント1 右手は手首から上げ。下ろすときも手首を反転させ、手首から下ろします。下
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#56 両腕でグルグルかきまわす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第56回 両腕でグルグルかきまわす

左脚を前に出した状態から、両腕で丹田から広がるように円を描きます。

両腕の動きの軌跡は∞の形をイメージします。

左手首で前方を打つように、右手首は後ろにボールを抱きかかえるように回します。

右脚を前に出し、反対側でも同様に行います。

● ポイント1 呼吸と合わせて、丹田を中心とする「氣の玉」が
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#55 鑽拳

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第55回 鑽拳

中指を少し出して拳を握り、斜め上に突き出します。

反対側の手は、手のひらを下向きにして、下に押さえるようにします。

両手が交差する瞬間に、両手首が1点を通るよう意識します。

突き出した拳と同じ側の脚を、突くのと同じタイミングで地面に踏み下ろします(震脚)。

突いた瞬間の反動を利用して、円を描き、左右反対の動きを同
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#54崩拳

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第54回 崩拳

腰元から縦拳ですばやく突き出すと同時に片足で震脚。

ジグザグに一歩ずつ進みながら左右交互に行います。

形意拳の基本形、五行拳の一動作です。

よく知られている形意拳の動きでは、半歩引き寄せる歩法ですが、
道場で習っている形はちょっと違い、足を揃える形になります。

● ポイント1 足を一歩進めながら、両腕でぐるっと円
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#53 劈拳

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第53回 劈拳

虚歩で立ち、両手のひらで前方を押さえる形から、相手の正面からの攻撃を払い落とすと同時に手のひらで打ちます。両手を交差させるようにします。

● ポイント1 手首のねじりをしっかり行いましょう

● ポイント2 両腕の回転と、腰の回転を連動させましょう

● ポイント3 つねに脇が締まらないよう注意します。肘をやや外
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#52 穿梭

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第52回 穿梭

〈 穿梭(チャンスオ、せんさ)〉
両腕でボールを抱えた姿勢から、片脚を踏み出すとともに、踏み出した脚と同じ側の腕で頭上まで丸くはね上げ、反対側の手のひらで前方に向かって押し出します。

同時に前に向かって重心移動し弓歩となります。

左右交互にジグザグに進んでいきます。

● ポイント1 頭上にはねあげる腕は、相手からの
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#51 運手

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第51回 運手

手のひらを外に向け、両腕を外旋。
足は交差させながら横方向に進みます。
手の動きは、#7を参考にしてください。

● ポイント1 両手が左右肩の高さで交差するタイミングで、形がきちんとできているか、チェックしましょう。右方向に進む場合は、右足を伸ばして着地した瞬間に、両手が左側肩の高さで交差。左足を右足の後ろ側で交差させ
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#50 陳式の基本歩法

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第50回 陳式の基本歩法

1.足を一歩踏み出し、両手のひらを横に寝かせて前方へ向けて押し出すようにしながら重心移動します。
2.両手を上に円を描き、重心を後方に戻します。
3.再び両手で押し出す動作に入ると同時に、前の足のかかとを軸にしてつま先を外へ開きます。
4.押し出す両手が前に出ると同時に、後ろの足を外から内にカーブを描きながら引
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#49 倒巻肱

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第49回 倒巻肱(とうけんこう、ダオジェンゴン)

簡化24式に出てくる動作です。
#21の手の動きに合わせて 、一歩ずつ後退します。

1. 右後方を向きながら、右腕を後ろ斜めに腰元から肩の高さに弧を描き、手のひらを上に向けて差し出します。左手も正面に向けて同じように差し出し、両腕を大きく広げた形になります。

2. 後の手を耳のそば
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