マガジンのカバー画像

大地とつながる健康法〜アーシングタイチ®︎

109
アーシングタイチ®︎ 〜自然と一体となって、はだしで太極拳を楽しむオリジナルの健康法の基本、1分エクササイズ動画108本を一つひとつ解説していきます。
運営しているクリエイター

2020年1月の記事一覧

#5 纏糸勁の基本(3)〜テーブルふきふき

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第5回 纏糸勁の基本(3)〜テーブルふきふき

歩幅を肩幅に開き、つま先を平行に立ちます。

両腕を伸ばし、両掌を下向きに、円を描きます。

ちょうど腰の高さほどのテーブルをくるくると円運動で磨いているような動きです。

最初はゆっくり、徐々に速くしてみましょう。

● ポイント1 腕は、肘を突っ張らずに、伸びやかにします。

● ポイン
もっとみる

#6 纏糸勁の基本(4)〜片腕で大きな円を描く

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第6回 纏糸勁の基本(4) 〜片腕で大きな円を描く

歩幅を肩幅の2倍くらいに開いて重心を沈めて立ちます(馬歩)。

右手を肘が突っ張らない程度に伸ばし、左手は左もものつけ根に軽く添えます。

顔面の高さ、両膝(左右45度)の範囲を意識して、右腕でゆっくりと大きな円を描きます。

腕が下を通る時はひざのすぐそばを通り、顔面の高さでは外に押す
もっとみる

#4 纏糸勁の基本(2)〜両腕をくるくる回す

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第4回 纏糸勁の基本(2) 〜 両腕をクルクルまわす

両足を肩幅くらいに開き、つま先を平行にして立ちます。

ひざは少し緩め(曲げすぎない)、股関節が自由に動く感覚に意識を向けます。

両腕で左右交互に正面を払い落とすように円を描きます。


上半身が力んで、肩が上がらないように注意します。

ひじと手首の関節は、ゆるやかなカーブになるよ
もっとみる

#3 纏糸勁の基本(1)〜前後の重心移動といっしょに

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第3回 纏糸勁の基本(1) 〜前後の重心移動といっしょに

1回目、2回目では、太極拳の動きの本質が、立体の円であり、波動であることをお伝えしました。

この2つの性質はどの動きにも共通していることなので、いつも覚えていてくださいね。

3回目からは、陳式太極拳の特徴といわれる、「纏糸勁(てんしけい)」の基本をお伝えしていきます。

今回は
もっとみる

#2 手首を振る

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

〜 第2回 手首を振る 〜

今回は、手首を左右に動かしてみます。
#1で説明したように 、「手首の位置」を意識して動かすことがとても大事です。

最初は、手首の位置が変わらず、手首から先だけしか動かないかもしれません。

新しい動き、新しい習慣を、脳にプログラミングしてみましょう。


● ポイント1 手首を動かす

指先の位置を変え
もっとみる

#1 手首をまわす

■ 大地とつながる健康法 アーシングタイチ <基礎編>

第1回 手首をまわす

伝統陳式太極拳の基本中の基本の動きです。

指先1本、1本で、無限大「∞」の形を作ります。

小指→薬指→中指→人差し指→親指の順に、
なめらかに動かします。


● ポイント1 手首の動き

この動きをマネしようとしても、多くの場合、手首の位置は変わらず、指先だけが動いてしまいます。

これは、普段の生活習慣の
もっとみる