どうかご自愛ください
ユン・ホンギュン先生の「どうかご自愛ください」を読みました。
読書感想文①です
自分の中で読書感想文を書くなら小説だと固定概念がありましたが、今読んでいる本がこれだから書いてみようと思って、読書感想文1冊目をこの本にしました😺
半年くらい前に楽天ブックスとかで買った気がする。
自分は自尊心が低いなーと思っていたから、タイトルの優しい言葉と自尊感情回復レッスン、に惹かれて。
この本を読んで、「自尊感情」とは何か、曖昧だったのが少し輪郭を持ったものになった気がします。
読書感想文のつもりで書いていましたが、なんか読了メモって感じになっちゃいました😶
でもおっけー!
自尊感情の定義は“自分自身をどう評価するか”だそうです。
著者の自尊感情の捉え方や、自尊感情と他の感情や行動の関連性について読んで、私は自尊感情とは、“今の自分に対する満足度”みたいなものなのかな〜と、思いました。
印象に残った言葉
🎈自分を愛せないと、愛に振り回される。
自分で自分を愛せないと、足りない愛を他人に求めることになる。
他人に何かを求めてばかりだと人が離れていく。そしてまた、「大切な人が離れていった、私には愛される資格が無いんだ」と愛に執着を持つようになる。
執着は病。
🎈人は皆、愛される価値がある。
なのにそれを忘れることで、「こんな私を愛してくれる人なんていない」と、恋愛での問題を抱えやすくなる。
自分を愛せていない時にする恋愛は、たしかに上手くいかないものだし、“まず自分”のマインドが大事だなと思った。
🎈「こうなりたい」ではなく、「こうなりたくない」で動くことは自尊感情が下がる。
好きだからではなく、嫌われたくないから、○○する。とかだと目指すゴールが“嫌われないこと”になって、恐怖を感じたり、嫌われた時どうなるかを想像して無理をしてまで、自己犠牲してまで、がんばってしまう。
だから否定形の目標じゃなく、なりたいゴールの目標を立てる!
🎈学校での自分、職場での自分、家での自分、友達といる時の自分、恋人といる時の自分とか色んな自分がいるけど、そのひとつが落ち込んだからといって、自分はダメな人間だと思わなくていい。
違うアカウントにログインするように、自分を分けて考えてもいいんだなと思った。
たしかに、自分の思う自分は1人だけど、恋人から見た自分、家族から見た自分、とか別に同じじゃないし、人生には色んなコンテンツがあるから面白い。
🎈依存は悪いことじゃない。
いい依存はしても良い。
いい依存は、依存(頼っている)自覚があること、自分よりも強い存在に依存すること、後ろめたくないこと、自分もお返しをすること!
🎈感情は100%はコントロール出来なくていい
マイナスな感情が生まれるのも仕方ないことで、悪いことでもない。
だって、そう感じたんでしょ?
感情が生じた時にどうするかを考えた方が良い。感情は半分もコントロールできればOK
🎈コントロールが難しい感情に、羞恥心、虚しさ、両価感がある。
羞恥心は、自分は注目されているという認知バイアス(思い込み)によるもの。両価感は、ジレンマみたいなことかな。
🎈劣等感を手放すことは傲慢には繋がらない。劣等感を手放すには、まず優劣や善し悪しで考える習慣を手放す。
🎈関係念慮(自分に関係のない出来事まで自分と結びつけて考えること)は自信がないことの表れ。関係念慮がネガティブさを増すと被害妄想になる。自分以外はみんな他人。
🎈自分を守る防衛機制を未熟なもの(人に迷惑をかける、悪循環になりえる)から、成熟したものへ変える。
🎈変化には、心の抵抗がつきもの。
変わりたいと思う一方で、本当に上手くいくのかな?と不安になって、今のままでいた方がいいのでは?と思うこともあるけど、変わりたいのなら、心の抵抗があることを意識して、そういうものだと思って、信じて続けること。
🎈根本から変わらないといけない。は必ずしもそうでは無い。自分の性格のせいで…!とか思っても、その性格は悪い面ばかりでは無い。それに自分は自分のままだから、意識や行動を変えることの方が重要。
過去と他人は変えられない。
変えられないことに執着して思い悩むよりも、なりたい自分になるために今の自分ができる具体的な事、意識や、自覚、受け止める事の方が大事!!
自分は自分、ひとはひと。
読んで良かった!
私まじで感情ジェットコースターだけど、感情に関して理性的にうまく付き合っていけたらいいな〜って思った。
今の自分の状態を自覚することの大切さと難しさに気がついた。
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