見出し画像

<アパレル業界>という「枠」から出られなかった

前回の続き

本当はなにが優先で、なにが譲れなくて、なにが嫌なのか。
どんな生活を送りたいのか。

ちゃんと理解しなかったことで転職先が決まりませんでした。

なにを優先したいのか

当時うっすら思いつつ、
現実を見ず、ちゃんとは向き合えなかった。

なぜ向き合えなかったかというと


●やりたいことを仕事にするべき

●アパレル業界にいることは絶対

という考えが根っこにあったから。
※あと、言語化するのがすごく苦手でもありました。

特に、
<アパレル業界>から離れることがかなりキツかった。
めちゃくちゃ怖かった。


だって、洋服は

<私のアイデンティティ>


だと思っていたから。
服は<私とは>であり、私の全て。

だからアパレル業界を離れたら、

友人が減る

誰からも相手にされない

魅力がなくなる

自分ではなくなる


と思ってた。

カッコつかない私

おしゃれじゃない私

なにもない私

そんなのあり得ないしぜーんぶ、イヤでした。

でもね。
本当転職が全然上手くいかなかったんです。

今思えば、
一旦諦めよーや!というメッセージだったかなと
思ってみたりしています。


絶対にアパレルの仕事!!

と鼻息荒くしてましたが。

生活費は必要でしたから。
好きじゃなくても、ひとまず決めないとってとこまで行った。

ここで、発想の転換をします。

🔶やりたいことと、仕事を分ける

🔶100%好きなことを仕事にしなくていい


転換をしたというか、実際はそうせざるを得なかったんですけどね。
でもこれが私にとって大きかったです。


仕事=生活費を貰うこと

仕事=好きなこと=生きがい

やりたいこと=夢=仕事


全部イコールにしなくていい。

やりたいことでお金を稼がなくてもいいんです。
だって好きなんだから。

その好きに共感してくれた人が自ずとついてくるものだから。

自分が決めれば、人はついてくるものだから。


やりたいと思ったら、まずやってみたらいい。
そこに<モヤっと>するなにかがあったら、
それはビリーフを疑ってみる。

また、
<ファッション業界にいる>という
一つのアイデンティティを失った私でも、
好いてくれる友人や今の旦那くんがいる。

変わらず理解してくれる人がいる
その<安心感>があったからこそ異業種へ行く決断ができました。


そのくらい、私がアパレル業界を離れることは大きかったんです。

<本当>はなにがイヤ?

<本当>はどうしたい?


それに気づくことがなにより大切なのです。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?