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古美術好きのAIエンジニア。コンデジ Leica D-LUX 7 で写真を撮っています…

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古美術好きのAIエンジニア。コンデジ Leica D-LUX 7 で写真を撮っています。#古美術 #アート #写真

記事一覧

新年の抱負

今年はキャリアを次のステージに進めたい。 2021年の抱負 仕事編 ◯基礎 ・データドリブンマーケティングの既存の手法を網羅的に理解する ・古典的マーケティングの…

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3年前

私の2019年を一人で振り返る(記録用)

1月から12月までGoogleカレンダーを見ながら振り返った後に、まとめと最近の学びを述べます。 1月 インフルエンザにかかる。正月に帰省して親戚と飲むということが、何を…

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4年前
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#古美術探訪 / 珠洲焼 渋谷で中世日本海文化の遺物に出会う

珠洲焼は、平安時代末期から室町時代後期にかけて能登半島の先端の地域(現在の珠洲市のあたり)で作られた焼きものだ。15世紀末に姿を消し、幻の古陶とされてきたという。…

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5年前
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「大地の芸術祭の里」越後妻有に行ってきた(前編)

この夏、「大地の芸術祭」で有名な新潟の越後妻有(えちごつまり)に行ってきた。 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は2000年から3年に一度開催されている国…

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5年前
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#古美術探訪 / 東京国立博物館の三国志展に行ってきた

上野の東京国立博物館で開催中の「特別展 三国志」に行ってきた。日中文化交流協定締結40周年を記念した特別展だ。さすがに展示品の質・量ともに気合の入った展示だった。 …

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5年前
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夜の稲穂

東京駅から北陸新幹線に乗って、3時間ほど揺られると、私の地元に着く。 私の実家は富山にあって、周囲は見渡す限りとまではいかないけれども、一面の田んぼに囲まれてい…

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5年前
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夜の読書ノート。本は東浩紀さん『存在論的、郵便的』(1998)。

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5年前
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新年の抱負

新年の抱負

今年はキャリアを次のステージに進めたい。

2021年の抱負

仕事編

◯基礎
・データドリブンマーケティングの既存の手法を網羅的に理解する
・古典的マーケティングの理論を背景にデータ分析を行う

◯分析
・パーソナライゼーションでサービスやマーケティングのパワーを上げる
・ベイジアンとしてアナリティクスでバリューを出す
・PPDMや差分プライバシーについて理解し活用する

◯ムーブ
・データ分

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私の2019年を一人で振り返る(記録用)

1月から12月までGoogleカレンダーを見ながら振り返った後に、まとめと最近の学びを述べます。

1月 インフルエンザにかかる。正月に帰省して親戚と飲むということが、何を意味しているのか分からなくなって、そこでどう振る舞えばいいのかわからなくなってくる。自分とは完全に異なる言語ゲーム。

落合陽一さんが古市憲寿さんと対談して炎上しているのをtwitterで観測する。炎上の過程での落合陽一さんの真

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#古美術探訪 / 珠洲焼  渋谷で中世日本海文化の遺物に出会う

#古美術探訪 / 珠洲焼 渋谷で中世日本海文化の遺物に出会う

珠洲焼は、平安時代末期から室町時代後期にかけて能登半島の先端の地域(現在の珠洲市のあたり)で作られた焼きものだ。15世紀末に姿を消し、幻の古陶とされてきたという。

今回、渋谷ヒカリエの8階で20点ほど展示されていたので見に行ってきた。

文様が可愛い。珠洲焼は中世の焼きものでは珍しいほど装飾を施してきたという。中世の焼きもので装飾といえば、日本六古窯のひとつ、常滑焼の三筋壷(さんきんこ)も思い出

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「大地の芸術祭の里」越後妻有に行ってきた(前編)

「大地の芸術祭の里」越後妻有に行ってきた(前編)

この夏、「大地の芸術祭」で有名な新潟の越後妻有(えちごつまり)に行ってきた。

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」は2000年から3年に一度開催されている国際芸術祭で、いまや全国各地で開催されるようになった芸術祭の先駆けだ。

昨年に第7回が開催されたため、今年は開催されていないが、過去のたくさんの作品は展示されたままで、いつでも観ることができる。

今回わたしは「大地の芸術祭プレイバ

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#古美術探訪 / 東京国立博物館の三国志展に行ってきた

#古美術探訪 / 東京国立博物館の三国志展に行ってきた

上野の東京国立博物館で開催中の「特別展 三国志」に行ってきた。日中文化交流協定締結40周年を記念した特別展だ。さすがに展示品の質・量ともに気合の入った展示だった。

最初の部屋には、横山光輝さんの漫画(1971〜1987年連載)の原画があった。1991〜1992年の間にアニメ版も放送され、私たちの三国志に対するイメージソースの一つとなっている。

漢字が刻まれたもの。

東洋文化について考える際、

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夜の稲穂

夜の稲穂

東京駅から北陸新幹線に乗って、3時間ほど揺られると、私の地元に着く。

私の実家は富山にあって、周囲は見渡す限りとまではいかないけれども、一面の田んぼに囲まれている。

夏のこのお盆休みの時期、晴れた日の昼間にカーテンを開けると、窓の外は一面緑の草原のようになっていて、稲の一葉一葉が眩しいほど太陽光を反射し、青々しく風に揺れている。

それはそれで美しいのだが、私は夕方から夜にかけての雰囲気の方が

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夜の読書ノート。本は東浩紀さん『存在論的、郵便的』(1998)。