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雑文集 #2

192
雑多な文章の集積の二個目です。
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2017年3月の記事一覧

雑文 #130

雑文 #130

3月も終わる。

気候が不安定で、風がぬるいかと思ったらあられは降るし、午後の雷鳴は私を陰鬱な気分にさせた。

ほとんど毎朝陰鬱で、夜だけ少し元気な今日この頃。

首から腰にかけて、とても痛い。

毎日チラシやチラシのようなものを作っているので、パソコンに向かっている時間が多いからだろう。

それと慢性的な運動不足。

でも何もかもやる気にならない。やる気にならないからますます運動不足。悪循環。

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雑文 #129

雑文 #129

まだようやくふきのとうが芽吹いた時期である。春。本当に花は咲くのか。茶色い。風が冷たい。灯油が切れる。雪がちらついたり、まだ気を抜けない。

もはや頭ん中がおっさん化しており、アベさんおかしいな、不遜だな、乱暴だな、ファッショかよ…という印象が止まらない。イライラする。
いつの間にか総裁の任期を三期9年に増やしていたのもチェックが甘くてつい最近まで知らなかった。本日の予算委員会答弁をチラと見たらと

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雑文 #128

雑文 #128

noteにそぐわないような日記を書きます。

連日報道されている森友問題について。

というか、この問題への関心の有無について。

私は関心があります。
「政治なんかに興味ない」とか言っていたほうが格好がいいのかもしれませんが、格好悪いことに私はとても関心があるのです。

思えば政治や社会問題に本当の関心を寄せるようになったのは、30代になってからでした。それまでは他人事だと思っていた気がします。

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雑文 #127

雑文 #127

WBCのテレビ中継を観ていて、前回大会の記憶が皆無であることに気がついた。

4年前だ。私は野球好きのはしくれとして、大事なゲームの記憶がまるでないのは如何に?と思い日記をめくってみた。

2013年の春だ。ああ……

(回想が始まります)

この頃父が大きな病気で一ヶ月ほど入院していた。WBCなんて観ている余裕がなかったのだ。

それに2013年だ。私にとって転機となった年。いろんなことがあった

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雑文 #126

雑文 #126

前回の雑文に「私はワールドミュージックとくるりだけでいい」というようなことを書きましたがその翌日の昨日、ジャズを観に行ってきました。
ジャズもワールドミュージックだということにしといてください(笑)

大西順子さんのピアノトリオでした。

初めて観ましたが、細い体でパワフルな演奏。超絶ピアニストでした。

ベースの井上陽介さんが(あれ、タンテの井上さんと同姓同名⁈)、エモーショナルで素敵な演奏をさ

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雑文 #125

雑文 #125

月刊ラティーナ2017年4月号。
くるり 岸田 繁が選ぶワールド・ミュージック傑作アルバム65選!
http://latina.co.jp/

このニュースにいちばん喜んでるのは私じゃないかと思う。

私は何を隠そう思春期にラテン音楽を聴いていた。
そして「ラティーナ」を購読していた。10代に、みんなアイドルとか小室とか、あと何だ?(ラテン音楽ばかり聴いてたからわからないや)…を聴いてるのに隠

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雑文 #124

雑文 #124

テレビの連続ドラマにハマることなどもう(ファンであるクドカンの作品以外は)ないだろうと思っていた。

それはかの「逃げ恥」を試しに観てみたら、なんかつまらなかったので(コメディのセンスが合わなかった…)、おそらく私はもう恋愛ドラマなど興味が持てなくなってしまったのだろう、枯れたのだろうと落ち込み気味に考えたからだ。

でもこのたび「カルテット」にガチハマりした。私としては珍しく、一度も逃すことなく

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雑文 #122

雑文 #122

村上春樹の新作『騎士団長殺し』を昨夜読み終えた。

まだ内容自体には触れないでおくけど言いたいことはたくさんある。

一方で私はこの作品に関して他人の感想をとくに知りたくない。だから見ていない。絶対知りたくないわけでもないけど、自分の感想だけで充分だ。つまりとても満足しているということだろう。

最初の100ページを読んで、「キタ――(゚∀゚)――!!」と思った。

これを待ち望んでいたのだよ私は

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雑文 #121

雑文 #121

今日は雪がひらひらと舞ってとても寒い。

6年前の3月11日、自宅にいた私は強い揺れに驚いて母とふたり、とりあえず猫だけ抱いて外に避難した。

その猫は老衰で死んでしまってもういない。いま一緒に住んでいる桃という猫はまだ生まれてさえいない、そんな頃。

その日は停電したので、家族が一つの部屋で寝た。私はほとんど眠れなかった。

翌日の昼頃電気が通った。私たちは電気がないと生活にものすごい支障が

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雑文 #120

雑文 #120

いつの間にか岸田日記IIの#数を追い越していた。

日々コツコツと継続する、ということに最近関心を寄せている。

いや、もちろんそれが大事だとは知っていた。私はどうもそれが苦手なのである。毎日同じ時間に同じことをするのがどうもだめだ。

だからコツコツやっている人に敬意を覚える。私は毎日が続かない。

だがひとつだけ私が続けられることがある。日記だ。これだけは好きで書いているから、できる。好き

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雑文 #119

雑文 #119

レコードをめぐる冒険はまだ続く。(雑文 #118 の続きです)

日曜日のイオン。秋田でもっとも人が集まるスポットだ。

イオンの中にHMVがある。私は取り置きしたくるりの『アンテナ』を求めて普段は行きたくないそのスポットへ向かった。

宝物は秋田にあった(青い鳥的な)。だけどこの価値を知る人は、このイオン内に私の他にいないだろう。ひとりもいないと言っていいと思う。だってねえ、田舎のイオンってどん

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雑文 #118

雑文 #118

買うつもりのないものを買ってしまった。

ここ数年アナログレコードがブームみたいな感じになっているのを知ってはいたが、自分は関わるまいと思っていた。

そんな矢先くるりが昨年末から少しずつアナログ盤をリリースし始めた。もちろん気にはなった。

だけどもそんな余裕はないと思った。

だけども……‼

2月22日に、午後時間が空き、『アンテナ』だけ買おうと思って池袋まで行ったのが始まりだった。

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雑文 #117

雑文 #117

あっというまに3月。マーチ。

秋田のマーチはまだ、雪が降る。

くるりのライブツアー「チミの名は。」東京公演2日間をたっぷり堪能してから長い東京逗留を終えトコトコ帰ってきた。

心は充填されたはずだけど、どこから手を付けてよいのやらわからない。

くるりは曲も作ってるけどライブも作っている。ライブ自体がアイディアと音楽性とサービスの宝庫の作品。

私は、正っ直に言えば、今回の「チミの名は。」に直

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