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旅芝居 虚実皮膜の間(あわい)と誠

昨夜インスタのストーリーに書きました。

そこから夜中、いろんなことを思ったり思い出したり、気付けばぼーっとスマホでぽちぽちと打っていたら、なんだかとても長くなりました。
写真も多く貼れるし、以下のインスタに投稿しました。
インスタに長文ってどうよ、せやからnoteがあるんちゃうの、なんですけれど(笑)
よければクリックのうえ、お付き合い下さい。

芝居小屋には、劇場には、
特にこういった熱と力、気と情と体温と気持ちの伝わってくるちいさな劇場では、やはり、
人生や、人生観や、人間性や、
いや人間そのものが滲み、漏れ、
におってくるような気がしてなりません。
舞台からも客席からも。
いいとか悪いとかじゃなく、
見たいとか見たくないとかでもなく、
そんなことはそんなこともすべて越して滲み、漏れ、におってくる。
そう、におってくる、という言葉が一番しっくりくるような気がします。
 
だからわたしはそれをそこをただきれいとは言わないし言えません。
きれいだけとは思わないし思えないし言えない言わないし、
でもだから、だからでも、
時に肌で感じ胃に来るほどに〝人間そのもの〟な舞台や劇場、
つまりはきっと人間そのものに魅了されてなりません。
だから、舞台を、旅芝居を、
そして今大好きで大事な女性たちの舞台を、観るのかもしれないとも思います。
 
観たり、聴いたり、読んだり、重ねたり、
いろんな気持ちで観てきたこの役者さん、
大衆演劇を飛び出しメジャー(?)になったけれど、
大衆演劇を知らない人にもその名を知られる「誠」座長。
旅芝居を観始めた最初にわたしが最初に「すごい」と思い、
わたしの人生や人生観(えーっ)にも影響を下さったフリーの役者は
このひとの最初の弟子、というか、
このひとが旅芝居で座長として劇団を持ったときに座員がいなくてプロダクションというか演劇の養成所から借りて弟子となったひとでした。
でも「大きいところでやるのがつまらなくなって」旅芝居の世界でフリーとして30年程働き、3年前の夏、役者を引退、今は堅気の仕事をしています。

(特別出演・松井誠
    今月だけの一ヶ月劇団 劇団至誠(なおと座長)にて。     
 2023.8・29@大阪・池田呉服座)


めっちゃ、過去記事。よろしければコメント欄まで(笑)

◆◆◆
以下は、すこしだけ自己紹介 。よろしければお付き合い下さい。

構成作家/ライター/コラム・エッセイスト
中村桃子(桃花舞台)と申します。
大衆芸能、
旅芝居(大衆演劇)や、
今はストリップ🦋♥とストリップ劇場に魅了される物書きです。

普段はラジオ番組構成や資料やCM書き、
各種文章やキャッチコピーなど、やっています。

劇場が好き。人間に興味が尽きません。

舞台鑑賞(歌舞伎、ミュージカル、新感線、小劇場、演芸、プロレス)と、
学生時代の劇団活動(作・演出/制作/役者)、
本を読むことと書くことで生きてきました。

某劇団の音楽監督、
亡き関西の喜劇作家、
大阪を愛するエッセイストに師事し、
大阪の制作会社兼広告代理店勤務を経て、フリー。

詳しいプロフィールや経歴やご挨拶は以下のBlogのトップページから。
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lifeworkたる原稿企画(書籍化)2本を進め中。
その顔見世と筋トレを兼ねての1日1色々note「桃花舞台」を更新中です。
各種フォローもよろこびます。

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5月1日から東京・湯島の本屋「出発点」で2箱古本屋、やってます。

参加した読書エッセイ集もお店と通販で売ってます!

旅と思索社様のWebマガジン「tabistory」では2種類の連載中。
酒場話「心はだか、ぴったんこ」(現在19話🆕!!)と
大事な場所の話「Home」(現在、番外編を入れて4話)です。

旅芝居・大衆演劇関係でも、各種ライティング業をずっとやってきました。
文、キャッチコピー、映像などの企画・構成、各種文、台本、
役者絡みの代筆から、DVDパッケージのキャッチコピーや文。
担当していたDVD付マガジン『演劇の友』は休刊ですが、
YouTubeちゃんねるで過去映像が公開中です。
こちらのバックナンバーも、さきほどの「出発点」さんに置いてます。

あなたとご縁がありますように。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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