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【1】多言語の私が思うバイリンガル・トリリンガル子育てで大事なこと 

こんにちはmokaママです。

今回、私や海外の親戚、友達など周囲の人が実際に行ってきたバイリンガル・トリリンガル子育て多言語についての実態を交えながら、どのように子供を育てていくのかや大事なことなどについてお話をしたいと思います。


日本と海外の多言語の認識の違い

人により仕事が出来るレベル、日常生活で困らないレベルなど基準が違いますが日本で2ヵ国語が出来るだけで『すごい!!』と言われ3ヵ国語、4ヵ国語は未知で難しいと思われているからか『どうやったら出来るの?絶対に出来ない』など過去に日本人に言われたことが多々あります。
だけど海外視野でみると2ヶ国語は普通で、3ヶ国語、4ヵ国語が出来る人が結構います
夫はもちろん海外の親戚、友達は3ヶ国語以上出来る人が多いです。
私の母の国は使用言語が2ヶ国語なんですが、年代により学校教育や国の方針などにより差があるため海外の親戚の伯母さん、叔父さん達は1ヵ国語又は2ヶ国語のみですが私の従姉妹、従兄弟たちは3ヶ国語~4ヵ国語みんなできます。
余談で一番多言語だったのはヨーロッパの友達で7ヵ国語出来る人いました。『〇〇〇語を話してみて』と言って、その言語が分かる他の海外の友達に『今、何て話してた?』と確認してました(笑)

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バイリンガル子育て外国語を学ぶのに高額費用は不要

バイリンガル子育てで英語、中国語、韓国語、フランス語など外国語を学ぶ為に習い事、高額教材をそろえたりなどして高額のお金をかける人いますよね。

更に今はバイリンガル育児コンサルタント、バイリンガル育児アドバイザー、バイリンガル育児セミナーなど個人で結構、高額でしている人も多くみかけるのですが、その人の子供が未就学児や10代以下、一人っ子など...。

ツッコみどころが結構ありますが、それに気づいていない人は高額のお金を出してセミナー行ったり、アドバイスを受けたり崇拝していたりしてて...

私の家族、親戚、友達は2言語~4言語普通に出来ますが、ほとんど独学で学校の選択授業で学んだり外国の友達を作り遊びながら学んだり旅行を何度かしてるくらいですが多言語できてます。


お金に余裕ある親族、友達などは一時、学生の時に英語、日本語など外国語を習いに行ったり短期の留学はしていましたが、高額のセミナーなどに行くなんてことはもちろん長期的に高額のお金を使って語学を学ぶことは皆していません。

もちろん我が家の場合も、お金ほとんどかけていないです。

海外のTVを見るためにPrimeVideoやNetflixを契約したり、本を買ったりしている程度です。

ちなみにYouTubeで海外のアニメを観ている方多いですが、我が家は子供達(10代)にYouTube観せていません。

最初YouTube禁止令を出すことを話した時は嫌がっていたのですが、先ほどのPrimeVideoやNetflix、地上波などとの違いやメリットよりデメリットが多い、よくない理由を子供にわかりやすく納得出来るように話して観るのをやめさせました。

ですが年頃なのもあり例外で音楽を聴くのや勉強で調べものがあるときのみYouTube観るのOKだしています。

英語など外国語取得はハッキリ言って子供の意思が一番大事!!

親がどんなにお金を子供にかけても子供の意思次第で無駄になることもあり逆にお金をかけなくても英語など外国語取得を短期間で出来るので、取得した外国語をどのようになるかは子供、本人次第です。
その理由をいくつか紹介します

エピソード1 兄弟姉妹でも違う


私は母親の国の言語を今でも分かり、海外にいる親戚、従姉妹たちと連絡を取り合っているのですが私の兄弟妹は全く母の国の言葉わからないです。
海外に興味あるか、好奇心があるか、学ぶ意力があるかなどで同じハーフの兄弟姉妹でも言語など様々な面で大きな差がでます。

エピソード2 留学経験あっても使わないと…


日本人の友達でドイツ留学していた経験があり、その時はドイツ語がペラペラだったのですが日本に戻ってきて数年後、韓国に興味を持ち新たに韓国語の勉強をしたら全く使わなかったドイツ語を忘れ新たに取得した韓国語がペラペラになりました。
友達の妹は『ドイツ語本当にペラペラだったのに韓国語で全部忘れちゃって話せなくなってるからもったいない』と言っていました。

エピソード3 全く日本語が出来ない外国人の子供でも…


子供の同じ学年で東南アジアの子供Bがいるのですが最初、日本語が全くできなかったからか全然、喋らない子だったのですが英語は通じるので英語で簡単に話かけたり子供にも英語は分かるみたいだから普通に接してあげるように話していたら我が家には心を開いたみたいで子供に私の事を聞いたり学んだ日本語を少しづつ話すようになったりし1年後にくらいに久しぶりにBに会った時、私が英語で話したら日本語で返事が返ってきました(笑)
帰ってから子供に『B日本語わかるようになったの?』と聞いたら『自分の前では日本語、普通に喋ってる』と教えてもらいました。

エピソード4 全く外国語が出来ないハーフでも…


ハーフの先輩外国人ママがいるのですが、その子供は今すでに社会人。
そのハーフの子供は日本育ちで外国人ママの国の言語ほとんどできずに成長したのですが大学生になった時、外国人ママの国の大学へ語学留学で1年行ったのですが最初ほとんど出来なかったのに1年で問題なく普通にペラペラに話せるようになった人がいます。
他にも
外国人の友達の友達(アジア人)で1年間日本で友達と遊びながら日本語を学んで、すごく上手に話せる人がいました。
外国人ならではのイントネーションもなく本当に違和感ない日本語で話していて顔つきも日本人に近かったのもあり最初、日本人として紹介され1時間騙された思い出があります(笑)


エピソード5 長期間で高額のお金をかけても…


海外の金に余裕ある親戚で親と子供(数人いる内の1人)が見栄とプライドが高く、皆に自慢できる学歴、検定、資格などがあれば良いと思っていたから勉強関連で小学生の時からお金をかけていました。
その従姉妹は国内の大学はもちろん留学も日本と中国2ヶ国し英語も習い事などで取得し4ヵ国語できて通訳の資格を持っているのですが今は、その多言語を生かすどころか仕事も...子供、学生の時に学歴と見栄など世間体にこだわりすぎて大人になってから逆に人としての部分が欠けてるのが露わになってます。

まとめ

学歴、見栄、世間体を気にするのは個人の自由ですが、それを子供に押し付けたり刷り込んで人として大事な事を教え忘れたり、親として愛情を子供にちゃんと与えないと成長過程で必ず何かしら問題が露わになります。
ここでは書いてませんが子供の時に親のエゴを押しつけられたり、親にとって良い子を演じ我慢して過ごした子供は精神やられたり反抗期で反発があったりします。

海外子育てのように子供でも一人の人間なので年齢関係なく常に子供の話や意見などを聞いて大人と同じように対等に接してあげてください。


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