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子ども達に真意が伝わらない
意図を正しく伝えることが重要なのに、それがとても難しいと思う。
何人かの生徒の行いが良くないからといって、クラス全員が何十分も正座させられたことを覚えている。同じ理由でグランドを30周走らされたこともある。誰かが権力を持った人間に従わないと自分もその結果を負わされる、ということを私は学んだけれど、それが先生の意図したことだったのだろうか。「あの子のせいで!」と先生に従えない生徒を非難し、(二度と
学校での経験から学んだこと
自分の読書感想文がクラス選考で選ばれたことがある。
「選ばれたくて真面目な感想文を書いたんじゃない?」という陰口が聞こえてきた。私はその経験から、先生から認められたり良い成績を取ることは自分の生存を脅かすのだ、と学んだ。それからは、全てが並みで目立たないことが一番の生存戦略なのだと思い込んだ。卒業式の練習中に名指しで褒められ、恐怖を感じたこともよく覚えている。
だけど、ある時ふと周りを見たらスポ
回復力はやっぱり大事
娘のRisaは17歳になっているが、まだまだ教えなければいけないことがたくさんあるなぁ、と思う。
最近は、娘に回復力をつけてほしいと思うようになった。
失敗した時に立ち直り、間違った時に必要以上に自分を責めず、前進する力だ。
失敗を自分の価値と結びつけてしまうと生きることに恐れを感じるようになってしまうし、何かを間違える度に自分を責め続けていると無力感でいっぱいになってしまう。そうなると何をする
褒めたらいいの?叱ったらいいの?
先日、ある人が「自己肯定感が低くなるといけないと考えて褒めて育てようとすると、叱れなくて困った状態になるし、どうすればいいのか分からない」と言っていた。
「褒める」と「叱る」のバランスが大切なのかな?と考えて、そのバランスを取るのが難しい、と言う人もいる。大人が「褒める」と「叱る」の割合に気を配っていても、子どもの方がネガティブなことに注目する傾向が強いと、叱られたことばかりが記憶に残ったりもす
勉強をさせることにしか興味が無い
先日、ある人の話を聞いて目から鱗が落ちた。
「多くの親御さん達は子ども達に勉強をさせることばかり考えていて、勉強を好きにさせることには全く興味がないようだ」と言う。それを聞いて「えー!そうだったの!?」と本当に驚いたのだけれど、直ぐに納得がいった。
確かに、小学校から大学までの勉強はテストのために取り組むものだったし、当然それを楽しいと思ったことはない。好きでもないことに我慢して取り組んだからこ
間違えるとヤル気を失うのは当然のこと
認知症予防に英語学習をしていたら、間違えた時にヤル気を失うことに気付いた。「間違えるからこそ勉強する必要があるのだから」とか「間違えるのが嫌だったら何も勉強できなくなる」と自分に言い聞かせるのだけれど、間違える痛みは消えない。どんなに安全だと説得されても、高い所に登る時の恐怖が消えないのに似ている。
大人達は正論で私を叱ったのだけれど、失敗する(間違える)ということは仲間からの評価が下がることを
両親は「うちの子にはできない」ということが分かっていなかった
私は本を好きになる機会が与えられなかったので、読書をしてこなかった。
だけど今頃になって、自分は文字からのインプットが一番マシだと知った。
APDで周囲の雑音をカットして自分の聞きたい音(相手の話)だけを聞くことが難しいので、耳から学ぶより目から学ぶ方が効率が良いのだ。
それなのに、読書の楽しさを教えられる機会もなく、「うちの子達は本が嫌いで困ったものだ」と親が言うのを何度も聞き、自分は本嫌いな
復習が嫌いなことと勉強が嫌いなことはイコールじゃない
認知症予防に英語学習を始めて気付いたことがある。
それは、「私は復習が嫌いなんだな」ということ。同じ問題集の同じページに再び取り組むのは、やり直し感があって好きではない。これに気付いて思い返してみると、本を読む時も、同じ本を繰り返し読むよりは、似たような本をいくつか読むことで同じ内容に何度も触れてインプットしてきたように思う。余計な出費がかさむので胸を張れる方法ではないのだけれど、そうしないと学べ
【Risaの投稿】1が22個並んだ数(11垓1111京...)は23で割り切れるか?
1が22個並んだ数は、$${(10^{22}-1)/9}$$と書き換えることができます($${(10^{22}-1)}$$ = 99垓9999京...だから、それを9で割ると1が22個並んだ数になる)。
23は素数で10は23の倍数ではないので、フェルマーの小定理(後述)を利用して$${10^{22}}$$を23で割ると1余ることが分かります。ということは、$${(10^{22}-1)}$$は23