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主婦から子育て支援員へ~子ども虐待の影響

「子ども虐待」を少しでも減らしていきたいという思いで書かせていただいてます。支援員研修で学んだことを出来るだけ客観的に表現するように努めます。また「オレンジリボン運動」は、子ども虐待防止のシンボルマークとしてオレンジリボンを広めることで、子ども虐待をなくすことを呼びかける市民運動です。そちらも参照しながら書かせていただきます。

「子ども虐待」定義


児童虐待防止法(2000年制定)改正児童虐待防止法(2020年4月施行)で

「子ども虐待」とは「子どもの人権侵害」であると定義され、すべての体罰が禁止されましたが、具体的には、

保護者等がその監護する児童(18歳未満)に行う以下の行為とされます。


「身体的虐待」・・・
身体的虐待は、保護者が子どもに、殴る、蹴る、タバコの火を押し付ける、水風呂や熱湯の風呂に沈める、などの暴行をすることを指します。

「ネグレクト」・・・
ネグレクトは、保護の怠慢、養育の放棄・拒否などと訳されています。保護者が、子どもを家に残して外出する、食事を与えない、衣服を着替えさせない、等。病気なのに病院に連れて行かない、医療ネグレクトも存在します。

「心理的虐待」・・・
心理的虐待は、大声や脅しなどで恐怖に陥れる、無視や拒否的な態度をとる、著しくきょうだい間差別をする、自尊心を傷つける言葉を繰り返し使って傷つける、子どもがDVを目撃する、などを指します。

「性的虐待」・・・
性的虐待には、子どもへの性交や、性的な行為の強要・教唆、子どもに性器や性交を見せる、などが上げられます。性的虐待は、本人が告白するか、家族が気づかないとなかなか顕在化しません。


2004年の法改正で定義拡大され、
(1)同居人による虐待を見て見ぬふりは『ネグレクト』
(2)子どもの前でのDVは『心理的虐待』
にあたります。


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子ども虐待の影響

どの虐待を受けたかによって子どもの身体とこころに残る影響が違ってきます。

例えばになりますが、身体的虐待を受けた子どもは非行に走りやすくなると言われています。何故かというと、自分が心理的虐待を受けている時、「どうして自分は殴られているんだろう?」「どうして自分は痛い思いをしているのか?」等、論理的に考えることがとても無駄だと思うようになります。
なので、論理的に考えること、思考力をつかさどる脳がギュッと縮んでしまいます。

また「痛い」のに辞めてもらえないことで、「痛い」という気持ちを抑えてしまいます。感情や気持ちをつかさどる部分が損傷し、感情のコントロールが出来ず、衝動性が強くなる傾向があります。

子どもの前でのDVや親のケンカなど見たくないものを毎日見る心理的虐待を受けると、子どもの視覚野がギュッと縮むので、見たものを記憶するとか見たものを理解する機能が減ってしまいます。

聞きたくない暴言を毎日聞かされた子は、聴覚野が変形します。
聞いたことを覚える、理解することが難しくなるのでどちらも学力に影響を及ぼします。

※すべてがそうなるというのでなく、下の図のように報告されています。

愛の鞭2


次に、児童虐待相談の現状をお伝えします。


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