二つの魂 -詩-

わたしの魂は、片割れを探していた

ずっと前から

分かれてしまった　あの　輝きを

苦しみの中　別れや痛みを重ねながら

暗闇の中に　堕ちた　わたしを

見つけたのは　あなた　でした

不思議な感覚

懐かしいようで　好きなものが似ていて

すぐに仲良くなった

あなたは　わたしに　本当のわたしを見せてくれた

あなたという器を通して　わたしが　

わたしの内側が

叫んでいたんでしょう

似ている二人は　時にぶつかり

負けて　互いに抱き合って泣きながら

痛みを分かち合い

繋がることが出来る

わたしは　あなたが

わたしを見つけ出してくれたこと

わたしが　あなたの

その恐怖に触れて　溶かしていったこと

間違いなく

わたしたちは

遠く　遠く　離れた　何処かで

ずっと会いたかった

探していた

一つの魂

たとえ　会わなくても分かる

わたしの愛した　あの人は

他の誰でもない

等身大の　このわたしでした