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人魚アンソロジー 海界 十二の海域とそのあわいにたゆたう

なんと!小説家の阿瀬みちさんにお誘い頂いて私めっぱちさんこと目八も文字通り末端に参加させて貰いました。
俳句連作13句をちょっと俳句誌などではやらない感じにレイアウトしてみました(つもり)
他の作家さんは以下の通り皆さん名うてのパイセンたちで無名の私が参加してる事が不思議なくらいです。

[執筆者]
宮月中
3月クララ
化野夕陽
坂崎かおる
成鬼諭
こい瀬伊音
千早とわ
うっかり
谷脇栗太
阿瀬みち
田中目八
冬乃くじ(巻頭イラスト)

そしてクリタさんの表紙デザイン、巻頭のくじさんのイラストがまた素晴らしく…!

六枚道場に人魚モチーフの連作を出してたくらいなので阿瀬みちさんがツイッターで人魚アンソロジーの話をしてたのを見かけたときはふはっとなったものの既に〆切後で、参加したかった…と呟いていたのを拾って下さったのでしょう、後に声を掛けてくれたのでした。
そのときは中扉に俳句が欲しいという事で、イラストのイメージで1〜3句くらいがよいのではと相談したんですね。
で、目八、じゃあない黙作の私にしてはどういうことか、その日寝しなに20句できてしまったのを皮切りに三週間足らずで約200句くらいできてしまったのでした。
や、ちゃんとした俳人の人なら一日で作ってしまう人もいるのであくまでも私にしてはどうした?というくらい作れたというコトです。
で、200句あれば流石にその中に1、2句くらいは遣って貰えるものがあるだろうとタカをくくり安心してた所、〆切数日前に突如一頁空いたので連作にしてくれませんか、と笑
その時は島アンソロジーのかぐプラ公募の〆切近く、幻想と怪奇、RANGAI文庫賞の〆切も月末月明けに控えてたので(どれもぜんぜんできてなかった…)ぐはーとなったものの、折角の申し出、モチロン嬉しい無茶ブリなので頑張りますよね笑
実は折角200句作ったし採用しなかった句でRANGAI文庫賞に100句編んで姉妹編にしようと考えてたので、連作の話を頂く前は遊びも含めて海界には参考文献と表記して貰おうか等と思ってましたね。
連作タイトルはRANGAI文庫賞用に考えてたのをいじって遣いましたけど、いじった部分はその名残です。
因みにRANGAI文庫賞は結局50句に削って応募しました。
話が長くなりましたが上記阿瀬みちさんの通販以外に大阪は庄内の犬と街灯さんでも実店舗及び通販で買えます。

あとは神戸元町の1003さんにも置いてあるそうです。
というコトでほんとに素晴らしい作家が揃った素敵な本が生まれました。
この本が泡となるか水の国に帰るか地上で幸せを得るか、ぜひぜひ八百比丘尼となって見届けて下さい。

●追記
わが愛しの姉上に「弟はとうとう文芸同人誌デビューしましたぞ」と連絡したら「同人誌デビューおめでとうございます!すごいな!いい感じの本になってますな」と四十肩で繁忙期死ぬ覚悟という情報と共に返事が来ました。
弟より先に死なないで!
いや、普通は弟より先に死ぬやろ笑
みんなが先に死んでゆくのを見たくない…
(野郎ども勝手に死ぬなよ!の小林源文スタンプ)
まあ確かに…(御意の忍び?うさぎスタンプ)

目八拝

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