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犬街忘年会袋回之記

揚げてないのに唐揚、回してないのに袋回し、な?
というコトで犬と街灯さんで文芸忘年会へ参加。
見知った人も大ファンの人とも会えて幸せでした。
物書きが集まればやはり遊びも書くことであろう、と以前犬街でもやったことのある袋回しをしようと相成りまして、メンバーの入れ替わりもありつつ充実の2ラウンド。
私の出句は以下の通り。

題「帰省」

町内をゆきつもどりつ大晦日

題「お土産」

手土産は毎年庭の夏みかん

かみなりをあつめてあなたへの土産

題「商店街」

寂れたる商店街や火事見舞

節料理商店街でことたりる

題「ラーメン」読込

蕎麦食うて初詣してラーメン食ふ

あなた蕎麦わたしラーメン大晦日

題「海」

上陸の宝船より軍靴の音

不知火の長子より受く指輪かな

冬波の化石となるまでを見てる

題「電車」

春昼の電車の中を電車ゆく

かみなりの追ひかけてくる車窓かな

駅弁の中より声のする春光

あれ?帰省の句が一句しかないナァ。
全部二句以上は入れたと思ってたけれど。
マァよいよ。
今回は初めて捌き?をさせてもらいましたが、某氏にとても褒めていただけたのは嬉しかったです。
このゆるゆる回さない袋回し、俳句やってない人も参加しやすくとてもよいです。
今後も続けてやってゆきたい。


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