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四畳半神話大系(2010年:原作:森見登美彦)【我々はアニメ紹介の黒い糸でつながっているのです】

やくえつ(やくしまるえつこ)のED曲を聞きながら、
ちょっと変わった絵で動かす、
京都の大学生青春モノ。
参照はコツブでもピ璃々と辛い系。(誤字まま)

今回はアニメ枠で紹介しますが、
原作小説アリです。原作未読。

何気ない大学生活で、
一目ぼれして、
どうしようもないサークル活動に勧誘されて、
どうしようもない悪友にも恵まれる。
こんなただの日常が、
シナリオの工夫によって結構な刺激的構成になっている。

ちょっとだけネタバレすると、
タイムループもの。
ループの理由はわからんが、
その都度、別の選択肢を選んでみる。
しかしどれを選んでも悪友が結局は絡んできたり、
とどのつまり、大抵はろくでもない結末に落着する。

このお話は、
パラレル世界線の話が並行的に語られていき、
その都度、実はこの脚本世界の全体像が、
視聴者には視えてくるという、
視聴者にとってだけ謎の答えが明かされるという、
ある種のミステリになっている。
これをミステリに含めていいのかわからないが、

色んな伏線があっちこっちでつながっていき、
裏事情が「こういうことだったのかっ!」と。
分かっていくストーリーになっている。

だから特段ミステリでもないのに、
「謎が解ける快感」を伴っている作品。

あの動物アニメの第1部と同じなのかな?(未視聴だけど)

という人類の謎への欲望を刺激してくる、だけではなく、
単純にコメディとしても面白い。
悪友のキャラが実に良いし、
それ以外のメンツも独特だし、
ヒロインも良く考えたら変だし、
登場人物が個性的すぎて、脳髄にしばらくこびりつく。

これは面白い!
あまり期待せずに観たら、さすがの作品だった。
数多のアニメ書評で好感度高めに語られているだけのことはある。

もちろん最後はハピーエンドで締めでしょ!(誤字ママ)

続編もあるらしい。↓ いや知らん。


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