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生きる

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様々な試練のある人生、それでも「幸せ」になりたいと願うあなたに言の葉が届いたらいいです。^_^
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#創作

優しさとは

優しさとは

あなたの言葉が
私を優しい気持ちにしてくれるように

優しさとは
伝播するもので
心地良い安心感を与えてくれる

でもそれは
上辺の優しさを表しているのではなく
滲み出る人柄を体現したもの

誠実さだったり
裏表のない態度だったり
不器用さだったり
時には厳しさだったり

さまざまな要素が集まって
混じり合って調和したものが
優しさになる

だからあなたのもつ優しさと
私のもつ優しさには違いがあっ

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対話が必要な場合・必要でない場合

対話が必要な場合・必要でない場合

心が自由であるために
判断はいつも同じではなく
場合によると知っておこう

対話は大切
でも全ての場合に必要なのではなく
同じチームとして
これからもやっていくような場合
自分にとって関係性の構築が大切な場合には
意見の相違を超えて
対話をすることは肝要だろう

意見の相違について
歩み寄る必要があるかどうかは
個別のケースによる
異なる意見のまま
進めた方がうまくいくことだってある

しかし

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明かりの灯る方へ

明かりの灯る方へ

もう前に進むことも
戻ることもできないくらい
疲れてしまった夜は
音楽に耳を傾ける

暗い部屋の中に
灯した明かりが
優しく包んでくれる

誰かに分かってもらわなくてもいいんだと
言い聞かせるように
心を休めることは
とても大切な時間

いったんリセットすることが
明日につながっていくから

時を超えて

時を超えて

いつも同じ場所に戻ってしまいそうになるのなら
意識の底でその場所とつながりを求めているから

そこから先に進むことを望むならば
覗いてみたらいい
本当はどうしたいのか?
どうしたかったのか?

公団の屋根の上を音もなく飛んでいた
旅客機は 航路を変え

今は公園があるその場所に
確かに残っていた感情も
跡形もなく消えていった

今も有り続けているのは
月明かりだけ

誰かの不機嫌は
君のせいなんか

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プレゼントが届かなかったあなたへ Ⅱ

プレゼントが届かなかったあなたへ Ⅱ

願いを叶えるには

あと何回チャレンジしたらいい?

もう数えなくたっていいのです

どんな道にも
試行錯誤は必要で

夢中になっていると自然に
たくさんのトライ&エラーを繰り返し
その全てのデータは蓄積され
次のチャレンジに生かされてゆく

忘れた頃に願いは叶うものだし

流れ星を見るその瞬間にも
無意識に頭の片隅で
考えている必要があるのも

また真実

蒼白く燃え尽きたい

蒼白く燃え尽きたい

10000度以上の恒星が蒼白く
冷たく見えるように

周囲に気付かれることなく
高温で燃え尽きたい

自分の天命を全うするために
戦うならば自分自身

妥協のない仕事や生き方をしたい
納得いくまで向き合いたいのは
自分自身の思考と心

蒼白い光で照らせるものは
ごく僅かだったとしても

生きた証を刻むのは
どのくらい深く
生きているのかということに
他ならない

あなたは?

人の本質

人の本質

繕おうとしても しなくても
人の本質は
言葉に宿る

うわべの優しさでなく
心があたたかいか 冷たいのか
心が潤っているのか 乾いているのか

その人の使う言葉は
その人自身を表している

少しずつ
ずれてくる思いは
気のせいではないから
自分の直感に従って
行動をするべきもので

気付かないふりは
しない方がいい

何かに気付いて 
心が痛むとき
その痛みを
自分でごまかさない方が良いのだ

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子育ての代償

子育ての代償

親の子育ての代償が大人になってからも
続いているのだと気付いたのは
三十代に入って弟が鬱になったとき

母は「モラハラ夫と別れないのは、
かわいいあなた達子供のため」と言い続けながら
子育てをした

弟はその後、鬱から復帰した

離婚をして新しい家族をもとうとしている

だがその弟に母は自分の価値観で臨んでくる

「なあ、姉ちゃん 我慢は美徳なのか?」
と問う弟に
「自分の生きたいように生きればい

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体験の先に道はある

体験の先に道はある

人生の How to 本が
たくさん出回っている中で
どの本を選ぶかは もちろん大切
でもその知識を活用することは難しい

自分でやってみて初めて
感じることや分かることががあるから

思わず誰かに語りたくなるような歓びや
罵りたくなるほどの怒りも 
絶望に溺れそうなくらいの哀しみも 
繰り返したくなるほどの楽しさも

全てやってみないと分からない

年月をかけて
感覚や実感として身につけてきたこ

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一期一会に感謝

一期一会に感謝

人との出会いは
偶然であるのかもしれないけれど

その出会いに
感謝したくなるような
出会いであったなら

偶然だけでは
なかったのかもしれない

ちょうど必要な時に
自分にはない考えや生き方や
価値観に気付かせてくれるように
仕組まれているようにも思えて
感謝したくなる

「ありがとう」

人生のフォーム

人生のフォーム

水泳選手が
泳ぐフォームを研究して調整するように
人生のフォームも研究して直せたらいい

指先を真っ直ぐ伸ばさずに
敢えて少し曲げることで
水を掴みながら
水の間を抜けていくイメージで泳ぐ
というスイマーがいた

泳ぎ方は人それぞれで
標準的なフォームが
自分に合っているとは限らない

自分に合うフォームを見つけることは難しく
自分がイメージするフォームに
近付けることだって難しい

だが
時には

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溶かしながら生きる

溶かしながら生きる

きっと誰にだって
長い人生の中で
少しずつ沈澱した
感情の塊みたいなものが
あるでしょ?

それが
大きくなりすぎて
傷みが出ないように
少しずつ溶かすのさ

誰かのちょっとした優しさや
何かを楽しみに思うわくわくや

そうだね

君の笑顔を
間近で見つめた時みたいな
ときめきでね

蓮の花が美しいわけ

蓮の花が美しいわけ

蓮の花は泥水の中で育ちながらも
まっすぐに まっすぐに伸びて
花を咲かせる

澄んだ水よりも、泥水の中でこそ
美しく咲く花

恵まれている環境でなくとも
その環境を嘆くことなく
健気に咲くことから
「清らかな心」という花言葉が
つけられている

そして
4日ほどしか咲かない花なのだ

4日間に全てを込めて咲く花は
人を惹きつけて止まない

樺色の月

樺色の月

樺色の月を見ると
昔の人は 
何か不吉なことが起こると
思っていた

光の屈折により見える
干渉色というらしいけど

怪しく妖艶に見える

今日の月は
何故だかひときわ惹きつけられる

それは人の心が
強さにも 弱さにも
惹かれてしまうように
できているからかな

こんな夜には
正しさだけでは説明できない
闇に吸い込まれそうになるのは
ありか、なしか

樺色の月に聞いてみる