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#コラム

あなたは、どちらの日記?

この世界には二種類の人間がいる。「日記を書く人」と「日記を書かない人」だ。

比率で言えば、書かない人が大多数で、書いている方がマイノリティになるだろう。あるいは、特徴的な出来事があった場合にのみ書く、という人もいるかもしれない。

今回の文章は、この「日記」がテーマである。

***

誰でも一度は、日記を書いたことがあるだろう。

小学生の時、夏休みの宿題として、日記を書くことは定番の課題だっ

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怒りたいときに怒れる環境

怒りたいときに怒れる環境

「彼は怒れるようになって、よかったと思う」

単語をひとつひとつ、丁寧に包むように彼女は言った。

同じグループにいる彼は、些細なことにも毎日怒る。2回言っても相手に聞き間違えられたりだとか、食べに行ったお店で冷たい対応をされたとか。どうして彼にばっかりイライラする要素がふりかかってくるのかと思うほど、常にイライラしている。

そんな彼のことを、すごくもったいないなと思っていた。そして、ちょっぴり

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人間の熱量は、負の体験から生まれる

人間の熱量は、負の体験から生まれると聞いて、やっぱりそうだよな、と思った。

1992年に生まれたわたしの同年代は、2011年の関東大震災に影響された人がたくさんいる。そんな社会的な負から、家庭環境などの個人的な負まで、人間が体験する強烈な負は、その人の価値観形成に大きな影響を与えるというのだ。

やっぱりそうだよなと思う。わたしも人生で一番わたしに大きな影響を与えたのは高校時代の負の体験からだ。

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いつかボロが出る計算は、恋愛には必要ない

恋愛において、計算高くなったりだとか、計算できなくて奥手になったりだとか、そういうのはすべて不要だと思っている。

どのタイミングで何を言うかとか、普段は着ない男ウケのいい服を着るとか、そんなことをしたってしょうがないと思うわけだ。

なぜかというと、結局相性に尽きると思っているからである。

例えば初デートで告白したらフられたとしよう。その場合、「初デートでいきなり告白なんてしちゃったから」フら

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