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早期発見では救えてない
こども家庭庁から「こどもを家庭内の虐待から守るために、教職員等の皆さまの力が必要です!」チラシが配布。
要保護児童対策地域協議会に挙がっていてもずっとひどい暮らしをしている子がたくさんいる。関係者として早期発見して、報告して、ずっとマークして、記録を続けているが、何年経てばその子は救われるか。殴られた跡があると事態が動きやすい。体のアザがないか確認してほしいとして対応することがあるが、な
アクティブラーニングのしんどさ
保健室に行った子がしばらく休んで教室へ戻る際、小学校では何の授業をやっているかが、戻れる・戻れないに関わる。体育の場合は体調不良なら見学になるので、冬の極寒の運動場や体育館で見学するならば、体育が終わるまで延長して休むことがある。また、頭痛が取れないまま楽器を演奏する系の音楽はかなり辛いのでそれも休養を延長することがある。
その他、図工は戻れる率が高い。道徳・英語はかなりしんどい。国語・算数・
スクールカウンセリングは誰のもの
スクールカウンセラー(SC)による学校での子どものカウンセリングは、保護者から担任などを通して希望が出され、SCコーディネーターの教職員を通して予約に至る流れがある。SCは守秘義務にて、カウンセリングの内容は本人が許可しない限り漏らさないことになっている。
学校生活で悩んでいる様子がみられる子ども本人に学校の教員からすすめてみたところ、受けたいという希望があればそれを保護者に伝え、理解して予
子どもの治りきる経験
ただのカゼを引いた時、何日自宅療養するだろうか。コロナ禍が明けた今、持病がない大人であれば症状の出始めは市販の強めの風邪薬で何とかやり過ごして、早めに帰宅するかもしれない。次の朝、38度以上出たらあきらめて自宅療養するだろうか。外せない予定があれば薬漬けで何とかこなすかもしれない。つまり色々と可能な限りセルフメディケーションして、省エネして、ハンドリングする。持病があるなど体があまり強くない大人
もっとみる書き始め・子ども学を考えたい
大したことはないけれど、書いて外に出していったらすっきりするのかもしれないと思い、始めます。
子どもの教育・医療・福祉に関わる仕事をしながら、自身も子育て中の母親です。子どもの側から考えることをライフワークとしてきました。
しかし最近は、自分が成人後にまだ子どもだった人が、子どもを育てたり管理したりする側になっていることもあるので、うっかり大人の側を味方しているではないか、とハッとして反省す