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高校生の時にした恋の定義が秀逸だった


「ねえねえ好きってどんな感じなの?!」

高校1年生の部活帰り好きな人ができたことがないと言ってた友達が、当時他校の彼氏と別れかけていた私に聞いてきた質問だ。


「どんな、、、、?」


難しいなと思ったことを覚えてる。


けっこう考えたあとに
「明日も会いたいって思うこと?とかかな」

って返した。

当時の彼氏は中学の頃の同級生で他校に通ってた。

土日のどっちかは会おうって約束をしてたけどお互い入りたての部活で忙しくて土日はなかなか会えそうになかった。
平日も門限なんかも考えたら会う時間は物理的になかった。

クラスに普通に彼氏がいたり、お互い帰宅部で放課後遊んでるカップルが羨ましかった。

そんな経緯があって出た言葉だったと思う。


当時は恋する乙女モードのこの回答は友だちに爆笑された。自分でももっといい言葉あるよなとか笑ってた。

でも今30歳になって考えてみるけど、けっこう良い答えな気がする。
16の時の答えを超えられる定義が未だに思いつかない。


恋してるって、姿を見かけられたら嬉しいとか、声を聞くのが幸せとか、相手との接触が喜びになることだと思う。
 
これをざっくりまるっとまとめると「明日も会いたいと思う。」になるんじゃないか??天才??


まあ、人生史に残る恋の名言を生み出した初カレとの思い出はたった8ヶ月そこらで終わりましたけど。


ちなみに今でもマッチングアプリで声かけてくれる人を断るか悩んで友だちに相談すると「明日も会いたい?」って聞かれる。なんだよ、あんなに笑ったくせに使ってるじゃんね。

アプリのひとにだいたい会いたくなかったり、スマホ投げたりしたくなっちゃうのはまた別の話で。


明日も会いたいって思って、今日ここで会って話せることが喜びで、昨日会話できた思い出が幸せだなって思ったら恋ですよ。

あと相手に幸せと生存を自分のことのように大切だと思えたら愛です。これは30歳になって知った感情。

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