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よはん
2023年10月22日 23:13
今は、「X」と呼ぶのか。まだ慣れないな。私のスマホ画面には、既に「エモい」に殿堂入りした、群れとはぐれた白い鳥が一羽。ときどき、開いてみる。電車の中で、おじさんが広げている夕刊紙を見たり、高校生がヒソヒソ話す噂話を聞いたりして。へえ、誰かが炎上したんだ、とか思って、軽い気持ちで開く。文字で喧嘩してる人とかもいる。「正しい答え」を説く人もいる。へえ、と思って、すごくどうでもよ
2023年7月11日 07:56
過去はひとには問われない。過去を問うのはただひとり。残してきたものが栄光だろうと罪だろうとそれらが今をどう飾っているとしても踏み出す一歩はまだ誰も何も知らないまっさらな世界に着地する。足跡のない積もったばかりの雪の上に足跡をつけていく。それならば。過去はついてくる。ときどき焦げついた何かを心に運んでくることもある。未熟さを積み重ねて不安定で崩れおちて知る
2023年6月8日 19:37
五月夜に何かを期待して酔いつ群れつ明日は明日太陽が眩しい人間たちは進化したか祖を忘れたか無くしものはこちらです夢でも見せてくれたらな公私詳らかの文豪たちも心外だがされるがままに火のない屑を見つめても朝のがはやくやってくる幸福を知ってか知らずかここにとどまっていたいにんげんの屈辱に浸かる心地のよい寝床で今日も #poem
2021年8月21日 22:53
長い一日だった。他人の人生には目もくれずただ、人に無関心というわけではなくそういう人間になれたらとそれが第一線を生きることだとそれでも好きが交錯して好きに振り回されて憧れが本物になりそうで怖くて利き難いブレーキを必死にかけたり閉じて閉じて、何でもないふりをしたり。そんなことしなくたって平凡でも私は誰かの生きがいだしそれが商売で繋がれた縁だとしてもすべてに
2021年7月29日 21:23
この感動だけで生きられたらいいのに。帰りの電車半分開いた窓から見える摩訶不思議なピンクと青とガラス越しじゃない本物の世界が絵に描いたよう、嘘みたいに映える感傷に浸る姿は美しい人がするから美しいんだろ積み上げたマイナスポイントがわたしを透明にしたがる本当は、君とわたしの関係だけでいい。生まれた時は知っていたそんな簡単なことを、歳をとる度わすれて、思い出して
2021年7月17日 08:44
アスファルトの焦げた匂い夏だ夏が来たんだ体が思い出すこの息もできないような熱の空気苦しいのにわくわくするアドレナリンがでる何かのためのエネルギーにもならずただ放出するだけだからそれが暑さを増強させていたりしてでもそれで地球は回っているのだし地球のもう半分はとても寒くて私たちの人生の半分もとても寒いのだから何の気なしに喜んでいい誰かが悲しい時に壁を挟んだ
2021年7月4日 13:32
他人の価値観で生きないって言うのは人なんてどうでもいいぜー好きに生きりゃいいんだぜーというノリとはまたちょっと違うと私は思ってる。あいつのやり方非効率、とか「誰か」を批判してるくらいではまだまだだぜ見い出せ、いくら生きても知らないことが多いままこの世をたつのだから見切りをつけるのはあんたじゃない評価をするのはいつも自分だ。過去の自分をへったくれの自分