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短編

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まとまりのない言葉たち。
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2019年1月の記事一覧

日向ぼっこ

日向ぼっこ

暑いアスファルトに転がった光が、
夏を飽和させた。

ビルの隙間を生ぬるい風が横切って、彼女の髪を揺らしてみせる。
僕のほうに振り返った彼女の目は赤くなっていて、僕の人生はそこで焦点が合わなくなったのだ。

あれから3年と2ヶ月、それから17日経過。
何一つ変わらないぼやけた人生に君はいない。

「なんかいいことないかな」

それが口癖になってから、失ったものは多くなったと思った。
それに加えて、

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