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めんま、
2019年1月3日 22:09
2019年1月3日 22:19
暑いアスファルトに転がった光が、夏を飽和させた。ビルの隙間を生ぬるい風が横切って、彼女の髪を揺らしてみせる。僕のほうに振り返った彼女の目は赤くなっていて、僕の人生はそこで焦点が合わなくなったのだ。あれから3年と2ヶ月、それから17日経過。何一つ変わらないぼやけた人生に君はいない。「なんかいいことないかな」それが口癖になってから、失ったものは多くなったと思った。それに加えて、