みかち

20代女性。繊細さんな看護師で節約嫌いなファイナンシャルプランナー。最近文章書くのがと…

みかち

20代女性。繊細さんな看護師で節約嫌いなファイナンシャルプランナー。最近文章書くのがとても楽しい。アニメ好き。漫画好き。今日もみんなが健やかに過ごせていますように。

マガジン

  • 私のいろいろ

    noteを構成し直すために、過去に書いていたエッセイ系はこちらにまとめました。

  • 私の短編小説集

    昔から物語を考えて文字にするのが好きでした。そんな好きなことの塊にしようと思いまして。

  • 婚活日記

    22歳の初夏、3年付き合っていた彼氏と別れた。絶望の中、私は婚活を決意したのであった…。私の恋愛観、マッチングアプリでの出会い、切れないセフレ、女としての自分、仕事とお金と結婚…これは、歩く結婚願望である私が結婚するという夢を叶えるまでのちょっとした日記である。

最近の記事

  • 固定された記事

私が看護師であるということ

私は看護師免許を持っている。看護系の4年制大学に入学して、地獄の実習を乗り越えて、卒論を書いて卒業して、国家試験も受けた。記憶も記録もちゃんとある。だけど誇りがない。どうにも、自信を持てない。 私の経歴はさっくり言うと、大学病院3年、保育園看護師もうすぐ1年、という感じである。 大学病院では手術も化学療法も寝たきりの方の日常生活の援助もあったので、看護の基礎の基礎は叩き込まれたと思う。しかし、あの頃は人間関係やできなすぎる自分に対して精一杯だったので、自分の中にしっかり技

    • 妊活とキャリアを考えるのもういやだ

      お久しぶりです。 更新がすごく滞ってました。今日はもやもやの整理をしようと思って書き連ねます。 今私がぶちあたっているのは、妊活とキャリア。 現在保育園看護師として働いていますが、パート勤務をしています。今後、家の購入など色々考えると、給料は足りません。かといって病院に戻るのは、私の健康を脅かす結果になりそうなので選択肢にありません。 そして、挙式を来年初旬に控えているのですが、挙式を終えたら妊活に入る予定です。これだけはどうしてもずらしたくない。もしかしたら、不妊治療に

      • 【小説】喪服の女

        私の地元では珍しく、猛暑日が続いた。 何日目かの猛暑日、私は急いでいた。急いで自転車を漕いでいた。 汗は吹き出て、ハンドルに伸ばした両腕は鉄板の上のステーキ肉のごとくじりじり焼ける感じがした。 バイト先への近道、少しせまい路地に入る。あと5分くらいで着く。これは間に合う。汗だくでバイトの制服着るのはあれだけど、ボディシートあるからいっか。バイト終わったら彼氏の家にお泊りだし、シャワー貸してもらえるし。 色々考えて自転車に乗っていたのに、なんだかその人は目についた。カンカン

        • 怒りってあんまり感じないので、激怒日誌を書いてみた

          今日は珍しく激怒してるので、こういう珍しい感情も記録してたら後になにかなるかも、と思ってnoteを開いてみた次第である。 私は激怒した。 私が邪智暴虐になりそうなくらい激怒してる。 原因は仕事のこと。ざっくり言うと、私が慎重に進めてきたものを、上司の大暴走により台無しにされた、って感じ。 先程同僚から事の顛末を電話で聞き、怒り狂って呆れ返ったところだった。 上司の大暴走と書いたけど、振り返れば私にだって反省点はある。もう少し報・連・相をみっちりやっておけばな、とか、上司

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        私が看護師であるということ

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          16本
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          3本
        • 婚活日記
          2本

        記事

          長い一日

          今日という日はどうにも長かった。 人生で一番、何もなくて、長い一日だった。 朝は夫よりも少し遅く起きた。朝8時ちょっと前。最近は、朝起きて前夜放置した食器たちを洗うのがルーティン。ほかの家事も少しやる。 夫を送り出して8時半。珍しくクイックルワイパーなんかかけて、録り溜めたバラエティ番組を見ながら、昨夜の余り物で朝ごはん。 気づけば9時半。なんだか下腹部が痛い。そうだ久々に生理痛が重い月だった。痛み止めを飲んでやり過ごす。 10時になっても11時になっても、痛みは図々

          長い一日

          映画『花束みたいな恋をした』を見てきた

          久々の更新となってしまった。 この2ヶ月ほどいろいろ忙しかった。副業をするために選んだ暇な本業が、業務量が増えて思いの外忙しくなってしまって困惑の新年度だった。 忙しいし、世は感染症拡大しているし、なんだか気の休まらない日々が続いた。 やりたいことはあっても、自分の心を休ませる時間もとろうとすると後回しになる。 割り切って4月は本業の保育園の看護師に専念した。 5月は動くぞ、と思ったが、もう月末だった。 そんな私。最近久々にドラマにハマった。 今見ているのは  ・大豆田とわ

          映画『花束みたいな恋をした』を見てきた

          お久しぶりです〜〜ほんとは書きたいこともいっぱいあってネタストックもいろいろあるのですが、いかんせん現実世界の私が忙しすぎて…涙 連休明けは落ち着いていると祈って、ネタためて組み立てます。婚活日記もしばしお待ち下さい…

          お久しぶりです〜〜ほんとは書きたいこともいっぱいあってネタストックもいろいろあるのですが、いかんせん現実世界の私が忙しすぎて…涙 連休明けは落ち着いていると祈って、ネタためて組み立てます。婚活日記もしばしお待ち下さい…

          【婚活日記】私の恋愛観

          私の人生には結婚するというのが大前提にあった。しかしそこにお見合いという選択肢はなかった。現在にいたるまで考えたことがない。これからお話する私の婚活は、恋愛を経て結婚するまでの道のり。だから、はじめに私の恋愛観について少し紹介したいと思う。プロフィールと思って読んでいただきたい。 私の両親は仲良しだ。最近は娘たちも自立したので、2人で出かけるそうだが、毎回自撮りの2ショットを撮っては家族LINEに送ってくれる。 昔、酔っ払った両親に馴れ初めを聞いたところ、高校のときから付き

          【婚活日記】私の恋愛観

          【婚活日記】はじめに

          こんにちは、みかちです。 最近エッセイやら小説やら、書くことの楽しさを思い出して色々書いております。 さて、ずーっと自分のコンテンツをなにか発信できないかと、内容や方法を模索してきたのですが、書いてて楽しいしもしかしたら誰かの背中を押せるかもしれないものを思いつきました。 それは、私の婚活奮闘記です。婚活を始めてから、人生のおもしろさを痛感しましたし、自分の未熟さやかわいさと向き合うこともできました。 正直、絶対結婚したほうがいいよ!なんて言えません。まだ未婚ですし。笑

          【婚活日記】はじめに

          【小説】鴇鼠色

          帰り道は彼氏の顔より空を見ていた。 「それでさ、コウタがさ……」 彼氏は楽しそうに友達の話をしている。受験シーズンだから、登校日ももう少ない。友達と話す時間は、日常から貴重なものに変わってしまう。 学校から最寄りの駅まで。私たちが会って話せるのはたったそれだけの時間だった。受験生になって、寒くなって、やっと話せる時間が少しだけ長くなった。長くなった、のに。 「志望校どんな感じ?」 いきなり顔を覗き込まれたから、とっさに半歩下がってしまった。 「え、いや、順調、かな。」 し

          【小説】鴇鼠色

          【小説】カシオレ

          それは何気ない、ただのサークルの飲み会の一幕だった。 「え?お前このゲームやってんの?キャラ何使ってんの?ランクは?」 先輩は、矢継ぎ早に質問していた。隣の、隣の、向かいの席。私の視線やふてくされた顔に、気づくか気づかないかくらいの距離。先輩の向かいにいる、先輩と同期のミカさんは「えー」とか言いつつ楽しそうに答えている。 私もそのゲーム、やっとけばよかった。てゆーか教えてくれてもいいじゃん、先輩。私を家にあげたとき、ゲームなんて一切しないくせに。 目の前においてあるカ

          【小説】カシオレ

          2021年、note書初め

          こんばんは。みかちです。 今日はもうすぐ締め切りのエッセイコンテスト(?)のテーマに沿ったネタが思いつかないので、この場を借りて書きなぐって整理したいと思いPCを開いた次第でございます。 そういえば、こういう言い回しの時、「~したいと思いペンをとりました」の方がかっこいいけど、もう手書きできれいな長い文章を書くことは減りましたね。私は字を書くことが好きなので、整理しきれない頭の中を白紙のノートに吐き散らかしたりしますけれども。 あ、本題です。 2021年になりましたね。

          2021年、note書初め

          2020年、ありがとうございました

          こんばんは、みかちです。 いよいよ大晦日ですね。今年は世界中のみなさんが色々あった年だと思います。大変でしたね、みんながんばりましたね、お疲れ様でした。 ここでは個人的な振り返りをしていこうかなと思います。 職を変えた2020年私の中での一番の変化だったと思います。夜勤して急性期病棟で働いていたのが遠い昔に感じます。3年間よくがんばったなぁ自分、お疲れ様。 このご時世新しい職もなかなか見つからず、社会人になってから貴重な1ヶ月の夏休みをいただきました。今振り返ればその

          2020年、ありがとうございました

          どうしても、医療×恋愛ドラマが見られない

          今年も早いものであと2日ちょっとになりました。 ゆっくり過ごせる年末年始、思う存分だらだらしておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 年末、テレビっ子は『恋つづ』見てます今ちょうど『恋はつづくよどこまでも』の最後の方を見ています。佐藤健さんの犯罪級なかっこよさ、大変ですね。笑 このドラマ、昨年?めちゃめちゃ話題になりましたが、私はリアタイできませんでした。 医療従事者あるある、『医療ドラマが見られない』ってやつです。 病棟そんなに暇じゃねぇよ そこちゃんと手袋はけ

          どうしても、医療×恋愛ドラマが見られない

          年末年始の予定を11月に決められる幸せはどうやって伝えたらいいんだろう

          社会人になって4回目の年末年始を迎える。今年はいつもとちがう。なぜなら、私には約束された10連休が待っているから。叫んで踊り回りたいくらいにはうれしい出来事。 私は今年の3月まで大学病院でばりばり看護師をしていた。だけど、夜勤がきつい、先輩がこわい、職場の人とそりが合わない、患者の死に向き合えない、などなどお前なんで看護師になったんだよ、みたいな理由で辞めた。それは去年の4月に張りつめていた糸がぷつっと切れた気がしたからだった。あ、もうがんばれない、辞めよう。って。 去年

          年末年始の予定を11月に決められる幸せはどうやって伝えたらいいんだろう

          私はかわいくないから、女の子じゃないと思っていたのかもしれない

          私は昔から、女の子としての意識がうすいみたい。 最近気づいたことである。 26年間生きてきて、そういえばそうだった、程度の気づきであった。 振り返ると、小さい頃から男顔でショートヘアがよく似合う子だった。母は男の子みたいな女の子が好きなので、服装もボーイッシュなものが多かった。でも中高のスカートの制服は疑問なく着れた。中学校の頃には化粧をし始め、なつかしのSWIMMERの櫛で髪を整えていた。彼氏もいたし、高校を選んだ理由は制服がかわいいから。結構普通の女の子だと思う。

          私はかわいくないから、女の子じゃないと思っていたのかもしれない