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どうしても、医療×恋愛ドラマが見られない

今年も早いものであと2日ちょっとになりました。
ゆっくり過ごせる年末年始、思う存分だらだらしておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

年末、テレビっ子は『恋つづ』見てます

今ちょうど『恋はつづくよどこまでも』の最後の方を見ています。佐藤健さんの犯罪級なかっこよさ、大変ですね。笑

このドラマ、昨年?めちゃめちゃ話題になりましたが、私はリアタイできませんでした。

医療従事者あるある、『医療ドラマが見られない』ってやつです。
病棟そんなに暇じゃねぇよ
そこちゃんと手袋はけよ(道民丸出し)
いやいやいや患者さん死ぬど
そんなにかっこいい医者いねぇよぉぉぉおおおおお

ツッコミが止まらなくなって見てて疲れちゃう、っていうのは今までよくあったやつです。私個人的にね。

エンタメ作品として純粋に楽しめるだけの心の余裕がほしいと何度思ったか。

しかし恋つづ、ダイジェストになろうが総集編になろうが、通して見れない。佐藤健さんの顔面は大好きなのに……

ということで、今日はその理由について少し語ろうと思います。

見れない理由①医者との恋愛うまくいったことがない

個人的な妬み?嫉み?でしょうか。いや、これはむしろトラウマに近い感じ。医者というか、医学生の段階から無理でした。笑

あんなに一途なかっこいい先生なんていないわけですよ。それでも玉の輿を狙って、お医者様を狙ってみたりもしたんですけど、価値観が合わなかったりいろいろ…

あの黒歴史真っ只中にいる自分が痛々しく、その姿を無意識に勇者ちゃんと重ねてしまい(5億光年くらい差があるのに)、あーーー思い出したくねーーーーープツッ(テレビ切っちゃう)。

あのときの経験のおかげで、自分の中にいろんな価値観が芽生えたし、人生って面白いなって思うことも多いんです。いい経験したな、っていう気持ちもあるのは事実。

でもそれと同時に人間の醜さのようなもの(自分も相手も含めて)を感じたのも事実でして、あんなに尊いドラマにされると、現実思い知っている分、眩しさに目が潰れる感覚がします(参照:ムスカ大佐)。

見れない理由②職場がアットホームすぎて悲しくなる

たしか放送当時はまだ勤務中だったはず。あんなに新人に優しくて、カンファレンスする余裕がある病棟なんてあるんだろうか…

スタッフ同士の関係性もとてもいいドラマですよね。看護師と医者も意見言い合ったりとかできてます。本来なら、ほんわか心が和むシーンなんですけど、私にとっては悲しくなるシーンでした。

こんなに先輩と上手にコミュニケーションとれたらどれだけよかったろうか

ここでポイントなのは、殺伐とした病棟への敵意や憎悪ではなく、うまくやっていけない自分を責めてしまう、という点。

今となっては、私には合ってない環境だったな、私とは感性が相容れない部分もある人達だったんだな、と冷静に環境のせいなのも考えつくんですけど、当時はなんかもう、仲良しなのがつらすぎて、私もこんなところで働きたかったって、思ったり、なんか、しちゃったり。

どちらにせよ、私の心の闇をあぶり出される感覚、私のできなかったことが詰まりにつまりまくってて見れないドラマでした。

いつか心の余裕ができたら、純粋にキュンキュンしたいドラマです。

コロナ以降の医療ドラマはどうなるんでしょうね。
ドラマとして切り取れる部分はあるんでしょうか。ドキュメンタリーになりそう…

今後もいいドラマが見れますように。

年内に2020まとめでもあげようかな。
一旦みなさん、良いお年をお迎えください!

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