見出し画像

[理系による「ファッション」考察] 白いポロシャツのコーディネート方法

白いポロシャツは、ベーシックが故、とても奥深いファッションアイテムであり、ベーシック過ぎるがゆえオシャレに見せるには、実は非常に難易度の高いアイテムです。

また、コーディネートのパラメータも非常に多く、ざっと下が思いつきます。

  • メーカー:ラコステ・フレッドペリー・ラルフローレン・Scye Basics

  • サイズ感:ぴちぴちに着る・ジャストサイズで着る・ゆったり着る

  • ボタン:全部開ける・第一ボタンのみ外す・全部止める

  • 着古し:新品に近い状態・古着のようにくたった状態

  • インター:タンクトップ・Tシャツ・素肌に着る

自身の白いポロシャツ歴は30年近くあり、実は、初めて買ったオシャレ服がフレッドペリーの白いポロシャツでした。

そんな自身が見出した白いポロシャツのコーディネート方法の結論は、年齢ごとに異なる!、になります。というわけで、年齢順に解説しますね。

■10代前半(中学生男子):
中学生に年齢不相応なものを着せるのは好きではないのですが、自身や妻が着なくなった服を捨てるのもったいないし、売却しても二束三文にしかならないのであれば息子に着させた方がよい、とのことで下記な写真になります。

(息子(13歳)、着画) 白いポロシャツコーデ

何より若すぎる若さとエネルギーがあり、周りは白いポリシャツなんか着ないので、どのパラメータでもOKです。

■10代中盤(高校生男子):
まだ若さとエネルギーがあるので、白いポロシャツ自体のパラメータは限定されませんが、オシャレを自身も周りも少しづつ意識し始める年齢なので、ボトムと靴は選ぶ必要が出てくる年齢です。おすすめは、ボトムは軍パン・靴はオールスター、です。また、新品のポロシャツはこの年代にとっては高額なので、リーズナブルな古着もOKで、古着は歳をとると着れなくなるので、逆にこの時期に着ることをお勧めします。

■10代後半~20代前半(大学生男子):
オシャレを意識するのであれば、この辺からパラメータを選ぶ必要が出てきます。なぜなら、周りも同じアイテムを選択してくるので、差異化を意識する必要があるからです。ただし、排除すべきパラメータは非常に少ないですが、下記になります。

  • メーカー:ラコステ・フレッドペリー・ラルフローレン・Scye Basics

  • サイズ感:ぴちぴちに着る・ジャストサイズで着る・ゆったり着る

  • ボタン:全部開ける・第一ボタンのみ外す・全部止める

  • 着古し:新品に近い状態・古着のようにくたった状態

  • インター:タンクトップ・Tシャツ・素肌に着る

パラメータの内、ラルフローレンは外しました。理由は日本人の体形と顔に合わないからです。
サイズ感は、その時代の流行りに合わせれば良いです。ちなみに自身の時にはぴちぴちに着るのが流行っていました(今からは、想像つかないですね…)。
ちなみに、ボトム・靴・着古しは、10代中盤(高校生男子)と同様でよいです。ただし、古着の割合は、年齢とともに減らしていきましょう~。

■20代後半~30代中盤(社会人男子):
白いポロシャツの暗黒期になります。なぜか、白いポロシャツが全く似合わなくなります…。カジュアルなボトムと合わすと歳不相応な違和感がでて、スラックスと合わすと単なるサラリーマンになり、自身もどうにもならず、処分した時期になります。
ただし1つだけ例外があり、筋トレで鍛えておられている方が、ぴちぴちに着て、自身の体格をアピールするのはアリだと思います。

■30代後半~40代前半(社会人男子):
パラメータが限られますが、とてもオシャレに着こなせる時期です。

  • メーカー:ラコステ・フレッドペリー・ラルフローレン・Scye Basics

  • サイズ感:ぴちぴちに着る・ジャストサイズで着る・ゆったり着る

  • ボタン:全部開ける・第一ボタンのみ外す・全部止める

  • 着古し:新品に近い状態・古着のようにくたった状態

  • インター:タンクトップ・Tシャツ・素肌に着る

着こなし方法は、トラッドに着る、の直球になります。

(自身、着画) 白いラコステのコーデ
(自身、着画) 白いScye Basicsのコーデ

上2枚では、サッカーパンツであり、下側の写真なんかは、靴がG.H.Bassでトラッドど直球です。この年齢になると、若いころはおじさんがやってるカッコにしか見えなかったものの正しい着方が分かるようになり、かつ、お洒落に着こなせているようになったことがうれしくなります。

また、下の写真では短パンですが、クリーツを入れてちゃんとしてる感を出して大人っぽさを出します。こういうカッコが様になるのも30代後半からです。

(自身、着画) 白いラコステのコーデ

一点、古着はこの時点で卒業しましょう。やはり年齢的に小奇麗なカッコが印象的にもよいですし、もはやくたったり・型が崩れたものは似合わなくなります。

■40代中盤~(社会人男子):
今の自身がここなのですが、個人的には2度目の白いポロシャツの暗黒期になります。
まず、加齢により見せられる肌でなくなり、透けることが恥ずかしく、素肌に着れなくなります。かと言って、Tシャツ越しに着るなら、透けない黒のポロシャツを着ればいいわけで、かなりな暗黒期で、もう抜け出せない気がしています…(よって、自身のポロシャツを息子に贈呈した)。恐らく55歳を過ぎると、またカジュアル、かつ、ファンキーに着れそうな予感もしているのですが、どなたか解決方法をご存じあれば教えていただきたいです…

というわけで、今回は白いポロシャツコーディネート方法でしたが、次回は白くないポロシャツコーディネート方法を紹介します。


(上に載せたの写真は自身(と妻)の下のインスタにありますので、ご興味のある方は閲覧していただけると嬉しいです。)




この記事が参加している募集

#買ってよかったもの

59,114件

#このデザインが好き

7,289件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?