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水野うた プロフィール 2024

「書いたものが自己紹介」が信条です。note初投稿のときも、たしかそう書いた気がする。
 でも、それでは1行で終わってしまうし、このところ書くジャンルが散らばってきて、別人みたいな「水野うた」があちこちにいるので、3年ぶりにプロフィールと「書いたもの」を更新しようと思います。

 


 

■自己紹介

 

 野球大好き、サラリーマンもの書きの水野うたです。ペンネームですが「水野さん」でも「うたさん」でも、聞こえたら振り向くくらいには浸透しています。自分のなかでは。
 成人した子ふたりの母ですが、ピンクとレースとフリルが苦手。性別欄に「その他」があると喜ぶし、年に1度は男性と間違えられます。
 小3までは横浜、高学年からは名古屋と岐阜に引っ越して、小学校は3つ通いました。いまはバンテリンドームナゴヤの通勤圏内に暮らしています。通勤したい。

 7年前、娘の野球部入部をきっかけに、プロ野球が我が家へ戻ってきました。応援しているのは今も昔も中日ドラゴンズ。球場へは友達と行ったり、ひとりで行ったり。主にライトスタンドから応援しています。
 ドラゴンズの選手たちの応援noteを書いたり、X (旧Twitter)で大島選手のヒットを一本ずつ書き留めていたら、2023年夏、野球コラム執筆の依頼をいただきました。ずっと楽しみに読んできた憧れの「文春野球コラムペナントレース」への初登板。
 後日、依頼主から思いがけないひと言をいただきました。

「僕、今まで、いろんな人に原稿をお願いしてきたけど、(noteやSNSの)文章だけで、会ったことない人にDMで原稿を依頼したのは、水野さんが初めてです」

 直接的にも間接的にも伝えてくださったこの言葉が、いまのお守りです。

 文春野球では野球コラムでしたが、日ごろ書くものはエッセイ多め。野球も仕事も食べ物も旅も、何でもエッセイにします。出来事そのものよりも、その時感じたことや、ささやかな気持ちのゆらぎに興味があるからかもしれません。
 ヘッダーや記事内で使用する写真は、基本的には自分で撮影します。写真をお借りした場合にはクレジットを表記しています。

 

■連絡先

 

 執筆・撮影のご依頼、コラボのお誘い、写真の二次利用についてのご相談は、以下のどちらかの連絡先までDMでご連絡いただくか、noteの「クリエイターへのお問い合わせ」からご連絡ください。

■連絡先 X(旧Twitter)
 野球用アカウント @mizunouta_8
 note用アカウント @uta_mizuno

 

■ポートフォリオ

 

 ここ数年で書いたもののうち、たくさんの方に読んでいただいた作品やお気に入り作品を、分野別にまとめました。

 

1.メディア掲載

 

2000本安打達成間近! 「身体が強い」と評される中日・大島洋平の真の強さとは
 (2023.8.16 文春野球ペナントレース|文春オンライン)

 

2.野球エッセイ&コラム

 

いっぱい考えるから、野球は楽しい。―中日ドラゴンズ2023秋季キャンプ レポ

 試合前やキャンプ、練習を見るのが大好きです。これは何のための練習なんだろう?と考えながら見ていると、楽しくてたまりません。この日、いちばんわたしがワクワクした練習とは…?


わたしはダメなファンだから ―2023.5.9 観戦記@長良川球場

 ひとりで出かけた岐阜の長良川球場での公式戦、ブルペン前応援席には、全力応援系小学男子に野次じいちゃんなど、様々な出会いがありました。5月の風、暮れゆく空、人間模様。だから野球観戦はやめられない。

 

ひとつの守備の持つ意味 ―信念とガッツあふれるスーパープレー・加藤翔平―

 2023年はバンテリンでフェンスを破るファインプレーがあった加藤翔平選手、2022年には神宮でこんな素晴らしいスーパーキャッチがありました。今でも忘れられないほど心揺さぶられた、その日の彼のコメントとは…?

 

立ちはだかった高い壁 ―大島洋平、さらなるチャレンジへ―

 2022年はわたしにとって、悔しい悔しいシーズンでした。大島洋平選手の積年の夢・首位打者。好発進の春、死球による神経損傷、そこからの怒涛の巻き返しの結果、大島選手が色紙に記した言葉とは…?

 

■スポットライトを当てるのは
(Panasonic ✕ note 公式「#自分にとって大切なこと」コンテスト 審査員特別賞 受賞作品)

 送り迎えのついでに…と、娘から頼まれて撮り始めた高校野球。そのレンズを通してわたしが見てきたものを描きます。わたしが撮影時に大切にしていたこととは…?

 

■その手を見ると、応援したくなっちゃうんだ
(ASICS ✕ note 公式「#応援したいスポーツ」コンテスト スポーツのきっかけ賞 受賞作品)

 感染症の流行でセンバツも夏の甲子園もなくなった2020年。それまでに撮りためた写真のなかから「手」にフォーカスして、ありったけの応援を詰めこんだ、こども達へのファンレター。

 

3.お仕事エッセイ

 

こどもを抱く彼の背中は
(note公式「今日の注目記事」マガジン収載作品)

 前の部署にいたとき、春はとにかく絶望的に忙しい季節でした。軽やかに帰る後輩、古いジェンダー観にまみれた上司。ストレス多めの休日残業からの帰り道、わたしが見かけた光景とは…?

 

■投げやりだったわたしでも
(Panasonic ✕ note 公式「#この仕事を選んだわけ」コンテスト 審査員特別賞 受賞作品)

 このコンテストタグを見て、最初に感じたものは怒りでした。就職氷河期に涙を飲んだわたしにとって、仕事を「選んだわけ」などなかったからです。それでも長い時を経て、その仕事に誇りを持てるようになった理由とは…?

 

■蘇生 ―ミスチルのライブ映像がくれたもの―

 2020年春、未知の感染症の大流行で職場は大混乱に陥りました。昼夜関係なく降り注ぐ無限の感情労働に、わたしは次第に追い詰められて…。ライブ映像に自分が救われていく瞬間の身体感覚を何とか表現したくて、取り組んだエッセイ。リライト版です。

 

■忘れられない人

 かつて大きな国道沿いにあったチェーンのラーメン店。そこで出会った「忘れられない」店員さんの、仕事に向き合う姿とは…?

 

4.フードエッセイ

 

陽だまりに浮かぶ

 かつて実家の近所にあった「ねこもちや」の栗粉餅。あの味わいが忘れられない両親は、とうとう自分たちで栗を買いに行って…。レンズで切り取った「完璧なひととき」をどうぞ。

 

■それは、恋しい思い出の味。《10√2cmの水餃子》
(私設コンテスト #いちまいごはんコンテスト 爆盛賞 受賞作品)

 祖父が亡くなって10年以上経った今でも、思い出すだけでおなかが鳴りそうで、懐かしさに涙が出ちゃう。どこでも見たことがないし、同じ味に出会ったことがない、我が家だけの特別な水餃子とは…?

 

定価1,000円の未来
(note公式「今日の注目記事」マガジン収載作品)

 まだセーラー服を着ていた頃、図書館で出会った一冊の本。いまも手元にあるその物語に登場する“くさいお茶”が、わたしに教えてくれたこととは…?


5.フォトアルバム(旅・野球)

 

■いっしょに行くから楽しいんだよ、きっと

 誕生日祝いを兼ねた横浜旅行。その旅の一部始終を25mmの単焦点レンズで撮影した旅の記録。前半はことばで景色を描き、後半は写真のみのエンドロール。一風変わった構成に挑戦しました。

 

■読谷寫眞館―ドラゴンズ沖縄春季キャンプ2023.2.18

 沖縄の春の陽射しを閉じ込めて。二軍とベテラン、リハビリ組の選手たちの、ひたむきに追い込む姿をお届けします。

 

■北谷寫眞館―ドラゴンズ沖縄春季キャンプ2023.2.19

 WBC2023直前、キューバとの練習試合が組まれた北谷球場。キューバの選手たちと交流する様子、そして一軍の選手たちが躍動する姿を切り取りました。

 

6.ノンフィクション

 

■黒焦げのたまねぎ

 娘が小学生のとき、戦争体験者から話を聞いてまとめる…という夏休みの宿題がありました。この物語は、そのとき今は亡き祖母が語った実話。
 伝えていかなくては。バトンは受け取りました。noteに来る前から何度もリライトしてきた、大切な物語です。

 

7.フィクション

 

■海原に架ける
(#新しいお月見「第2回お月見コンテスト」三日月賞 受賞作品 )

 感染症の流行で人の行き来が制限されたままの秋。老人ホームに住む珠江は、娘や孫が企画したリモートお月見に参加します。空を見上げた珠江の胸には忘れられないあの夜の出来事が…。時をかける愛の物語、短編です。

 

■ベテルギウス

 凍てつく冬の夜空に、オリオン座を見つけた「わたし」が思い出した情景とは…? ちょっぴりおとな味の掌編です。

 

■秋の気配

 お盆休み、亡き妻の遺品の日傘を開いた「ぼく」は不思議な景色を見たのです。その日傘が気づかせてくれたこととは…?
 お題「秋の気配」でショートショートを…とのご依頼で「ピリカ文庫」へ寄稿した掌編です。

 

■街灯に咲く

 残業を終えて帰ろうとしたとき、電話が鳴りました。出たら残業延長確定です。同棲中の彼女に花を買って帰るつもりだったのに、間に合いそうもなくて…?
 Shihoさんが書いた掌編を読んで、そのB面を描いた物語。


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