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追憶のレゴブロック

いやー、室内と室外の温度差がマジで激しすぎる。うだるような暑さから逃げるようにショッピングモールに入ったら、空調が効きすぎてて極寒だったりするじゃないですか。夏名物・極端な寒暖差。私もね、アルバイト中に体おかしくなりましたもん。熱がないのに寒気が止まらなくなって。自律神経やられる寸前でした。家に帰って速攻風呂入ったので、なんとか回復しましたけど。

こんにちは、瑞野蒼人です。
今回の #みずのおと は、大阪のど真ん中にある
繁華街・心斎橋からお送りします。


実は先日、心斎橋からほど近い場所にあるオリックス劇場に、斉藤和義さんのライブを見に行きました。6月のヒゲダンin横浜から間髪を入れずのライブ、しかもお久しぶりのオリックス劇場ということで思いっきり満喫させていただきました。

で、話はその3時間前にさかのぼりまして。

大阪近郊に住んでいらっしゃる方ならわかると思うんですが、「心斎橋パルコ」っていう昨年オープンしたばかりの商業施設があるんです。ライブまでの時間があったので、ちょっとゆっくりウインドウショッピングでもしようと思って、パルコの中をウロウロしていました。

そしたら、キャラクターグッズとかおもちゃを専門に扱っているフロアがあって、その中にレゴブロックの専門店があったんです。思わず懐かしくなっちゃって、ふらりと立ち寄ってみました。


そしたらもうね。面食らっちゃいまして。

最近は子供用のレゴブロックだけじゃなくて、大人が楽しめるような本格派なレゴもあるらしいです。プラモデル顔負けのリアルなポルシェが作れるレゴとか、ハリーポッターのホグワーツ城のレゴとか、あと驚いたのが、タイプライターのレゴがあるんですよ!

私がショーケースに展示されたタイプライターレゴをしげしげと眺めていたら、ショップのお姉さんが声をかけてくれました。なんでもこのタイプライター、本物さながらにキーボードを押すことができるとのこと!紙をセットしてタイプすれば、昔の新聞記者や作家の気分を味わせること間違いなし〜!という代物だそうです。ぎょえー。


で、私が一番心揺さぶられたのが

なんと「ビートルズメンバーの肖像画」が作れるレゴ!!

モザイクアートの要領で、パーツを組み替えれば、ジョン・ポール・ジョージ・リンゴ、全員の肖像画が作れてしまうという驚きの一品。1セットで1人しか作ることができないので、全員揃えて飾るためには4セット買わないといけないのですが、それでもこれはコンプリートしたくなる・・・非常にそそられました。高すぎて手が出ませんでしたが。


いやはや、レゴブロックの進化には驚かされます。何を隠そう私も子供の頃、レゴブロックが大好きだったんですよね。

もう休みの日になれば、部屋の中いっぱいにブロックをぶちまけて、一日中ちょこちょこレゴ遊びをしてました。そんで、親が仕事から帰ってきたら片付けきれなかったレゴを足の裏で踏んでめっちゃ怒られてました。(これはレゴファン全員に共通するあるあるだと思う)

でもそれでも、あのブロックをぶちまけて遊びに夢中になってるときのあの楽しさは最高ですし、やめられなかったですねー。普通のこどもとかなら、戦隊ヒーローのおもちゃとか、ゲームとか、そういうのを欲しがりそうなもんですけど、私は頑なにレゴでした。小学校高学年になってようやくニンテンドーDSを手に入れるんですけど、その後もレゴ遊びはなんだかんだで続きました。

あとレゴといえば、地元のアウトレットモールに「クリックブリック」っていうレゴの専門店があったんですよ。誕生日には必ずそのお店で大きなレゴの家を作れるセットを買ってもらってました。レゴグッズにはキーホルダーとかTシャツとかもあって、そこで買ってもらったブルーのギターが書いてあるTシャツはめちゃくちゃお気に入りでした。


正直、自分って変わった趣味してんのかなーとか考えることは結構ありました。小学校の友達に「何して遊んでんの?」とか聞かれてレゴって言ったら「へぇー」みたいな、好奇の目で見られることいっぱいありましたし。

でも、レゴのおかげで、考える力っていうんでしょうか?想像力みたいなのがたくさんついたような気がして。例えば、レゴで家を作るにしても、手元にあるパーツを使って理想の家を作り上げていくために考えて考えて組み合わせる必要があるんです。そういう丹念に組み上げていく思考力みたいなのが今の創作活動に活きているんじゃないかなーとは思っています。


実家を出てはや4年。

最高の親友だったレゴブロックくんたちはみんな実家の収納コンテナの中で眠り続けています。もし叶うなら、今度は自分に子供が生まれたときに、レゴブロックと再会することができたらいいなぁ。そして、想像力とか考える力をいっぱい持った子供になってほしいかな!



というわけで、今回はこれまでです。

次回は、どんなハッシュタグでお会いしましょうか?