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みずのーと

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Mizunaが思いつきで色々書いていくnoteです。ほんの一部でも何かの役に立てれば幸いです。 名前を書かれた人は野菜になります。
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あほショート【微妙歴史博物館】

微妙歴史博物館

「今日は校外学習で微妙歴史博物館に行くよ」

「微妙歴史博物館…」

「こちらにありますのが、かの長篠の戦いで使用された…」

「名前でどうかと思ったけどちゃんとしてるじゃん」

「砂です。」

「微妙〜 砂かぁ…。いや本物なら歴史あるしクソとも言い辛いし…砂かぁ…。でも甲子園の砂持ち帰るとかあるし…価値ないとも言い辛いし…一番つまんねえラインじゃねえか」

「続きまして、こちら

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あたまからっぽで読める回

あたまからっぽで読める回

やきいも

♪いしや〜きいも〜

「おっ焼き芋の屋台通ってるじゃん。」

♪いしや〜きいも〜

「エモいな」

♪おいもっ

「ここ許せない」

激辛料理屋

「俺さ、もし自分の店持つなら激辛料理売りてえ」

「なんだそれ。」

「普通の料理もあるけど、ちゃんと激辛の料理には辛いよって注意書き書いて、それよく見てねえナメた客ぶちのめしてやりてえ」

「面白そう」

「唐辛子マークとかつける予定だけ

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くそ超ショート✖️5+2本増量

くそ超ショート✖️5+2本増量

やまびこ

「やっほー!!!!!!!」

(やっほーーー)

「やった!!返ってきた!!でもここまで辿り着くまでに失った仲間は、帰ってこない。」

天ぷら屋さん

「ご注文をどうぞ」

「えび天とちくわ天ください」

「かしこまりました!こちらでお揚げしてよろしいでしょうか?」

「はいお願いします」

(…断ったら、どうなったんだろ)

年齢

「この前ネットでJKと知り合って、その子と会ってく

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くそ小噺 稲と八重郎

とある村に八重郎という男がいた。
八重郎は畑仕事に精を出すことは決してなかった。周囲の村人が稲を収穫している時も、それを手伝うことをしなかった。

その村では毎年採れた稲の一部を護り神様の祠へ供えることを慣しとしている。
しかし、今年は凶作であり村の人間が食べていける最低限の量しか採集できず御供えが行えなかったのである。

村の人間は、

ぐぬう!八重郎が手伝っていれば収穫量が増え、護り神様に御供

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算数の問題すぎる男

算数の問題すぎる男

しげる「ごめん遅刻した!!!」

けんご「ああ、別にそんな待ってないからいいけどお前が遅刻なんて珍しいな」

しげる「いやさ、普通に出発したんだけど途中で忘れ物したのに気づいたんだよ」

けんご「それで取りに帰ったのか」

しげる「そうそう。家から自転車で15分乗った時に忘れ物に気がついて戻ったんだ。それで何分か乗ってたら弟と会ってさ。なんと俺が家出てから5分後に忘れ物に気づいて渡しにきてくれたん

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【ネタ】iPhone買い替えるみたいにポケモン買う奴

【ネタ】iPhone買い替えるみたいにポケモン買う奴

けんた「おお…!こいつはすげえ…新しいやつ欲しいな」

だい「ああ、俺も新しいの買おうと思ってたところだ。良い時期だしな。」

けんた「時期?」

だい「うん」

けんた「はい」

だい「俺3世代前のやつしか持ってないからさ、ちょうど替え時かなって思ってたら最新の発表来たからさ。ワクワクするぜ」

けんた「あのさ」

だい「はい」

けんた「ポケモンだよね?」

だい「そうだけど?」

けんた「い

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カービィがコピー出来ること知らないで全クリした人

カービィがコピー出来ること知らないで全クリした人

「いや〜先輩の家来るのも久々ですね」

「あぁそうだな。ゆっくりしていけよ。」

「ありがとうございます。…ん、これカービィのゲームじゃないですか。懐かしいやつですね。」

「ああそれか、ちょうどこの前物置を漁ってたら出てきてな。久しぶりにプレイしてクリアしたんだよ。お前もちょっとやってみるか?」

「え、いいんですか?ありがとうございます!では

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くそショートストーリー

くそショートストーリー

たらこ「ここに7つのたらこがある。

お前には、目を瞑って味覚だけでどれが明太子か当ててもらう。

どれが明太子か当てることができたら、我が国が捕らているノルウェー軍は解放してやろう。」

荷が重そうなたらこ「うぅ」

荷が重そうな明太子「うぅぅ」

占い「暇だからテレビでもつけるか。」

[ごめんなさい〜12位はおうし座のあなた!]

「げっ、最下位じゃん。」

[〜だから〜するべき!とか目的を

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牛乳屋さんがつくったプリン擁護派VSアンチ

牛乳屋さんがつくったプリン擁護派VSアンチ

アンチ「牛乳屋さんが作ったプリンなんか食うなwww情弱乙wwww」

擁護派「いや牛乳屋さんが作ったプリン美味しいだろ!アンチ乙」

アンチ「プリンはプリン屋さんが作るのが一番美味しいのに牛乳屋さん(笑)が作ったプリン食ってるのはアホだろwwww」

擁護派「プリンに牛乳使ってんだから牛乳屋さんが作ったプリンはうまいに決まってるだろ!そんなこともわからないんか??」

アンチ「よく考えろよw 肉屋

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中学生の時なんか書いた話をここで晒して除霊する みずのーとvol.25

『死神ゼオ』

俺は、宿野陣(しくのじん)。死神に憑かれている。

こうなったのも数日前のことが原因だ。高校受験の勉強が終わり塾から家に帰る途中、夜空に何か光るものを見た。

それに興味を示したのが間違いだった。

「お前でいいか」

その声と共に黒い影が物凄い勢いで落ちてきた。ぶつかると思った瞬間その黒い影は消え、代わりに脳内に声が聞こえるようになった。

「俺はゼオ。死神だ。直接頭の中に話しか

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異性と手を繋ぐ授業があった話 みずのーとvol.21

異性と手を繋ぐ授業があった話 みずのーとvol.21

もう10年以上の前のことだから記憶が曖昧なんだけど

小学6年生の理科の授業で、心拍数を習ってた時だろうか。先生が心拍数を測ることができる機会を持ってきてくれた。

立候補者が黒板の前に出て、通常時の心拍数を測る。そして、少し運動してるもらって心拍数が上がるのを確認した。ここまでは何の変わりもない普通の授業だったんだけど、クラスの誰かが言った。

「先生!!手を繋いだ時のドキドキするやつみたい!!

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みずのーとvol.10『HANAKOさん』

快適な生活

朝起きたら、メイドロボのHANAKOさんがスクランブルエッグと特製サラダを作ってくれる。

私が朝ご飯を食べている間に、HANAKOさんは部屋の掃除をしてくれている。

朝ご飯を食べたら、HANAKOさんはその日に合った着替えを持ってきて着替えさせてくれる。

そのまま目を瞑っていれば、HANAKOさんがその日に合った化粧をしてくれる。

今日は、友達とお出かけする日。

「そういえ

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みずのーとvol.6『脳内彼女』

「そこの君!君だよ!!!ベージュのニット着たロングの君!!!」

「あ、私ですか…?」

「そうそう!!いやぁかわいい子見つけたなぁって思って、ちょっともう結論から言っちゃうとね。スカウトしたいの」

「えー!!!!スカウト!!なんですかアイドルとかですか!?私めっちゃ好きなんですよね!」

「えーっと、アイドルじゃないけどまぁ捉え方によってはアイドルかな…??これ見ておくれよ!」

そう言うと男

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みずのーとvol.4『食べると不幸になるケーキ』

知らない土地を歩くのは気分転換になる。

全てのものが新鮮に見えて、リピートする毎日から抜け出したような気分になれるから好きだ。

そして、ふらっとカフェに立ち寄り一服する。これが仕事疲れに生きる現代人の最高の癒しといっても過言じゃないだろう。

人通りの少ない道を歩いていると、古びたような外観で、しかし汚らしさを感じない喫茶店を見つけた。

これこれ、こういうのでいいんだよ。中の雰囲気に期待しつ

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