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自分に対する情報の薄さ。これが自分の生活のQOLを下げているのかも知れない。
何も知らずに手に取らされているものが、意外に自分にとっては毒だったりするという事があるという事を知っているだろうか?
何気なく口にしているもの。コーヒーだったり、お茶だったり、チョコレートであったり。これらが、どの人間にも有効に働いているか?と言われれば、それは意外に違ったりする。
コーヒーも、お茶もチョコレートも、皆にいいものなんて謳われているけれど、それを口にしたときに、それぞれの人の体の中で起こる反応は全く違うものになる。
コーヒーや、お茶、チョコレートを取ることで、自分にいい影響を与えて、自分のパフォーマンスがグッと上がる人もいれば、それらを取ることで、一気に自分のパフォーマンスが下がってしまう人もいる。私たちは意外にこの事実を知らなかったりする。
人間ってのは、皆同じようで、意外にその構造は違う。大きくいくつかにパターン分けは出来るけれど、より細かい所まで行けば、何一つ同じものはなかったりする。
この皆違うものが、同じものを摂取して、それで皆同じ効果を得られるか?と言えば、それはなかなか難しい。コーヒーでも、ココアでもお茶でも、チョコでも何でもいいが、そう言ったものを摂取した時に、その成分が、自分の中のどの成分と結合して、そこでどのような化学反応を起こすかは、皆、本当にそれぞれ違う。でも、私たちは同じ成分を摂取すれば皆、同じ結果を得られるとそう信じている。
眠くなったら、カフェインを取る。そうする事で、脳は覚醒し、やる気が出る。疲れを感じにくくなる。人間は、そのタイプによって、カフェインによって、プラスの恩恵を受ける事が出来る人もいれば、その逆で、カフェインを取ることで、そこからマイナスの影響を受ける人もいる。
コーヒーを飲んでだるさがなくなった!という人もいれば、コーヒーを飲んで余計体がだるくなってしまったという人もいる。
私たちは意外に何も知らないから、眠くなったら、コーヒーを、疲れたら、エナジードリンクをとそう言い、それを良いものだと信じ、それを誰にでも摂取する事を推奨する。
疲れているなら、これ飲みなよ!といって渡されるコーヒー。そこには、皆で共有するコーヒーの価値というものがあるから、私たちはその皆で共有しているコーヒーの恩恵にあずかろうとして、その蓋を開けて中身をこの口に流し込む。
数分すると、コーヒーによって、プラスの効果を得た人と、マイナスの影響を受けた人、この二つの人間が出来上がる。
コーヒーにより、より良い効果を上げた人は、グンとパフォーマンス力も上がる。でもコーヒーによってマイナスの影響を受けてしまった人は、そのコーヒーを飲む事によって、一気にパフォーマンス力が落ちる。
まだコーヒーを飲む前の方が楽だったという事が意外におこったりする。でも、彼らはまさか、今飲んだコーヒーが、ココアが、お茶が、自分の仕事に影響を及ぼしているなんて事は知らない。だから、一杯のコーヒーでパフォーマンスが上がらなければ、更にコーヒーを飲む。効果が出るまでコーヒーを飲む。すると、どうなるか、元々カフェインに弱い体質の人は更にパフォーマンスが落ちる。脳の働きがよくなるどころか、脳の働きが悪くなる。
脳の働きが悪くなれば、身体も疲れてくる。そうなれば、私たちは、更に違ったエナジードリンクをその身体に注ぎ込む。多くのエナジードリンクには、これまた多少なりとも、覚醒効果を促すためのカフェインが入っている。元々カフェインに弱い人が、更にこうしたものを口にしたとき、どうなるのか?と言えば、もっともっとその状態は悪くなる。
仕事のパフォーマンス力も下がれば、生活のQOLも下がる。そうなると、私たちが頼るのは医者と薬。
私たちはまさか、自分の生活のQOLが下がっているのがカフェインに対する自分の耐性の低さだとは知らずに、夜眠れない。動機がする。手汗をかく、色々が上手くいかない、気分が落ち込むなどと言って、大抵精神科の門をたたく。
でも、此処でよく考えてみてもらいたいことがある。はっきりと言ってしまえば、生活のQOlが下がったのも、仕事のパフォーマンスが落ちたのも、そもそも、自分の性質をよく知らなかったから起こった事に過ぎない。自分を知り、自分に適したものを取っていれば、そもそも自分の生活のQOLが落ちる事はなかったという事もある。
医者に行けば、今眼前に現れているその症状だけで、その人を判断する。となれば、仕事がやる気がしない。気力が最近ない。夜上手く眠れない。食欲がない。そうくれば、精神科は必ず、そこに何らかの精神疾患を当てはめる。そしてそこで出されるのは、たいてい向精神薬。
知ってるだろうか?私たちは病気ではないけれど、そこに一時的に表れている症状だけを持って病気とされている事を。
精神科で言われてたことがあるだろうか?カフェインを取ることをやめてみましょうか?と。あなたはカフェインにそもそも弱いのかも知れないと。全ての元凶はもしかしたら、カフェインに対するあなたの耐性の低さかもしれないと。多分、何処の医者に行っても、そんな事は言われた事はないだろう。
彼らは、私たちの気分の落ち込み、それを見て大抵こういう。うつ病ですと。そしてその手には多量の向精神薬を持つ。
私たちは、自分で自分の事をあまりにも知らないから、こうした日常の中で色々なものを口にしている訳だけれど、自分が何に対して強くて、何に対して弱いのか?それさえ知っていれば、意外に自分の体の不調の何割かは克服する事が出来るんじゃないかと思ったりする。
私たちは、知らずしらずのうちに病気になっている。というか、知らず知らずの内に自分で自分のこの身体を病気にしていると言ってもいいのかも知れない。
毎日少しずつ、私たちはこの口に毒を含み、その毒によって、私たちの体は蝕まれている。以外にこれが事実だったりする。
カフェインだけじゃない。糖もそう。これからは、自分の口にするものにも意識を向けて行かないと、意外に簡単に私たちの命なんて奪われちゃうのかも知れない。
人間って意外に病気になるのは、難しいのかも知れない。病気を作るのは得意でも・・・・。
脳を覚醒させるという意味においては、コーヒーも、お茶も、カカオも麻薬と一緒なんじゃないかな。何が不思議って、どうして麻薬と殆ど変わらない力を持つコーヒーや、チョコ、お茶、エナジードリンクが合法化されえてるんだろ?ってこと。
コーヒーも、お茶も、カカオも、その歴史を紐解けば、それらは皆意外に、昔は薬として使われていたりする。その起源を知れば、その薬として使われていたものを私たちは、毎日の様に摂取しているのだから、そうしたものに対する耐性の弱い人が何らかの影響を受ける事は、想像に難くない。
私たちは、もっと色々な事を知るべきなのかも知れない。何も知らずに生きていれば、私たちはあっという間にこの命を奪われてしまう・・・。のかも知れない。
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