後藤みずえ*保健師事務所アオラ 代表

産業保健師(フリーランス) 週に1日だけの「スナック月曜日の保健室」のママ |  誰も…

後藤みずえ*保健師事務所アオラ 代表

産業保健師(フリーランス) 週に1日だけの「スナック月曜日の保健室」のママ |  誰もが自分らしく生きられるように

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自己紹介 (2023)

新年度ということで更新しました。 プロフィール保健師事務所 アオラ(個人事業主) 看護師・保健師・公認心理師 経歴2000年 看護師:大学病院消化器内科病棟 2004年 看護師:フリーター     (夜勤専従、ツアーナース、健診ナース等) 2006年 保健師:労働衛生機関(非常勤) 2014年 看護学修士課程修了 2017年 労働衛生機関退職      独立 現在やっていること 1.産業保健師 ◆業務委託契約  神奈川・東京近郊で、中小企業の健康管理のサポートをして

    • 11月20日(月)看護職向けのキャリアスナックやります

      突然ですが、キャリアスナックやります。 スナックでキャリアについてのイベントをやるのは初めてです。 きっかけ ある現役看護師さんからのメッセージです。 noteを読んでくれて、直接話をきくためにスナックに来たいと連絡をくださいました。 これまでも、何かの媒体でわたしやスナックの存在を知り、 訪ねてきてくれる方はいらっしゃいました。 とはいえ、他のお客様もいらっしゃるしキャリアについてだけ話すということは難しかったので、今回はイベントにしちゃおうと思い立った次第です。

      • 「意識高いね」という冷笑や偽善っぽさとのつき合いかた

        きっかけ:LGBTQ+Allyオンラインイベントを通しての気づき 5月末、産業保健に関わる人のためのLGBTQ+Allyオンラインイベント が初めて開催されました。 主催は、#nijihubという ”誰もが自分らしさを愛せる世界を共創する” を掲げ共に学び行動し続けようとするひとたちのコミュニティ。 わたしもメンバーのひとりとして参加させてもらっています。 当日はリアルタイムで60人近くもの人が参加。 LGBTQ+の基礎知識やおかれている環境を学びつつ、 みなさんが知識習

        • 産業保健師の学習ふりかえり       ~前編:会社員時代~

          1.産業保健師になるために【2005年】 ①産業カウンセラー講座 就職のために受講しました。 当時、経験のない看護師から産業保健師への転職の間口は狭かったです。 (まだ特定保健指導もありませんでした) ただ、産業カウンセラーをもっていれば未経験でも可能という企業があったので受講することにしました。 (結局は資格取得前に労働衛生機関に就職できてしまったのですが) 【よかったこと】 ・カウンセリングの初歩(の初歩)を知れた ・沢山のロールプレイができた ・世の中いろいろな人

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        • 自分らしくある、心地よくある、しずく、波紋、流れ
          3本
        • 産業保健のふりかえり
          2本
        • キャリア:20~40代フリーター・転職・独立・中年の危機など
          13本

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          産業保健のふりかえり ~2022年~

          昨年1年のふりかえりをして楽しかったので今年も。 わたしの活動内容は主に3つあります。 ①産業保健 ②スナック月曜日の保健室 ③Beingで生きるプロジェクトの運営 その中の①産業保健のお仕事のふりかえりです。 (他のも書きます…のつもり) ↓↓前回のふりかえりです。ちょっとテンションが違う。 公的機関のメンタル相談員①概要 労働に関する公的機関のメンタル相談員です。 こちらの機関には、保健職がいない組織の方や、非常勤のためにサービス受給の対象とならない方、そもそも安定

          産業保健のふりかえり ~2022年~

          アンサーnote ▶︎キャリアの棚卸実験

          COEDOHという産業保健に関わるオンラインコミュニティでキャリアについてお話ししたことがあります。その後、聴講していたyuuさんからキャリアの棚卸セッションの希望がありました。 当時のわたしは個人セッションを事業としてお受けする方針はなく、またお受けできるほどの経験も自信もなかったので、契約はせずに2人の実験ということにしました。 セッションをお受けする条件はこの実験をyuuさんの言葉でSNS等に残すこと。 それをお願いした理由は、彼女のように、ある程度のキャリアがありつつ

          アンサーnote ▶︎キャリアの棚卸実験

          産業保健のふりかえり ~2021年~

          わたしの活動は主に3つ。 ①産業保健 ②スナック月曜の保健室 ③Beingで生きるプロジェクトの運営 その中の①産業保健のお仕事のふりかえり。備忘録的にnote。 公的機関の相談員(継続)労働に関するメンタル相談や担当者の相談の契約更新 普段の産業保健では出会えない労働者が多く、公衆衛生を考えさせられる現場。一期一会の相談になるので難しさをいつも感じる。 事業所サポート(継続)4事業所の契約を更新 新しく取り組んだこと A社:リモートメインに変更    本研修+フォロー研

          産業保健のふりかえり ~2021年~

          40代2回目のマインドシフト:独立フリーランス5年目の壁

          2022年。今年は45才になります。 ちょうど40才になる年に独立しフリーランスになりました。 それまでとは”働き方”も、働くことに対するマインドも変わりました。 心地よく過ごし、お仕事はゆるやかに順調。 という状況にわたしなりに満足していました。 そして5年目。 このまま心地よく歩いていけばいい。と思っていました。 でもどこかに違和感が。何かちがう、物足りない感じ、 このまま進んではいけない感じ。 目の前には道があるのに、みえない壁があるようでした。 これが何なのか?はっ

          40代2回目のマインドシフト:独立フリーランス5年目の壁

          40代1回目のマインドシフト:組織→フリーランス

          40才になる年、2017年に11年勤めた職場を退職し、フリーランスとして働くことになりました。 当然、組織に属してお給料をもらっていたときのマインドのままではやっていけません。 かといって、独立する準備万端ではなく、目標設定もするタイプではなく、明確に言語化したり宣言したことはありません。 そういえばマインドシフトが起こっていたなあという感じを振り返りました。 予定より少し早く事業開始本当は、退職後にすぐ独立するつもりはなくバケーションをとるつもりでした。 ところが急遽お声

          40代1回目のマインドシフト:組織→フリーランス

          スナック月曜の保健室 vol.1

          なんでスナックやってるんですか? と聞かれすぎるので、考えながら書いていこうかなと思います。 シンプルに言えば、 「一度やってみたかったのよ。」 「で、やったら楽しかったのよ。」 とはいえ、改めて言葉にすることで大切なものに気づいたり、省みたり、新たな道に進むきっかけになるかもしれない。 そう思って少しずつ残してみようと思うのです。 いま〇毎週月曜日の夜だけ営業 ▶︎ https://www.facebook.com/sunahokenshitsu/ (Facebook

          転職・就職後の、「こんなはずじゃなかった体験」をどう扱うか?『置かれた場所で咲きなさい』

          前回、わたしが転職したときの不平不満・ストレスをどうしていった?というお話を書いてみました↓↓。今思い出すと笑い話で、なぜあんなにイライラしていたのかと不思議です。 そのあとで、「こんなはずじゃなかった」体験について、気づいたことがあったのでまた書いています。結論から言うと、2つの相反するような考え方をもっています。 1.置かれた場所で咲きなさい1つ目は、『置かれた場所で咲きなさい』 有名な渡辺和子さんの著書のタイトルです。著者が30代の若さで大学学長に就任することになっ

          転職・就職後の、「こんなはずじゃなかった体験」をどう扱うか?『置かれた場所で咲きなさい』

          (後編)転職後の不満・ストレス体験が役にたってる。不満を不満のままに、我慢しない。

          前編で力尽きてしまって間があきました。 後編は、 4.臨床とは違う時間の流れ 5.非効率な作業 6.通勤ラッシュ さいごに  転職・就職したばかりにしか体験できないこと 4.臨床とは違う時間の流れ 臨床からの転職直後の戸惑い、イライラのもとになったのはゆっくりすぎる時間です。忙しいよりいいじゃないか?と今は思うこともできますが、当時の私はなんてもったいないことをしているのだ!!と感じていました。 臨床では、勤務中の行動は5分、10分単位で考えていましたし、患者さんが急変

          (後編)転職後の不満・ストレス体験が役にたってる。不満を不満のままに、我慢しない。

          (前編)転職後の不満・ストレス体験が役にたってるお話。不満を不満のままに、我慢しない。

                            2021/05/31修正。後編追加 自ら転職するときは、 「今よりもっとよい環境で」 「このままの道ではなくて新しいチャレンジを」 と願いがあってのことと思います。 にもかかわらず、 「こんなはずではなかった」 「なんだここは?!」と 新しい環境故のストレスが生じると思うんです。 私の場合、自ら望んで当時狭き門だった産業保健の世界に入ったのに、異文化に戸惑い、苛立ち、ストレス状態で過ごしていました。ものすごく精神的に未熟だったゆえのことで

          (前編)転職後の不満・ストレス体験が役にたってるお話。不満を不満のままに、我慢しない。

          コンフォートゾーンから出たいとき、でもちょっと勇気がないとき、『あえて巻き込まれる・あえて恥をかく』こともアリだと思う

          「このままでいいのかな…」 「ちょっと変化したいけど…」と思いつつ、 「でも、何していいのかわからないし」 「だって、そんなに勇気ないし」と停滞モードのときに、 『あえて巻き込まれる・あえて恥をかく』ことって簡易に変化をおこせるいい方法なんじゃないかなあと思った体験です。 わりと順調で ”心地よい”  保健師として独立して4年目。有り難いことにメインの産業保健契約はおおむね(肝を冷やすことはありましたけど)順調で、その他自分の興味関心事であるスナックやマインドフルネス・ア

          コンフォートゾーンから出たいとき、でもちょっと勇気がないとき、『あえて巻き込まれる・あえて恥をかく』こともアリだと思う

          看護職の業務委託契約に気をつけて。

          組織にしばられない!自由な働き方!業務委託でフリーランス!みたいな感じで、手取りの報酬がちょっとよいことに喜ぶだけだと危ないなと思っていたことを書いてみます。 世間ではなにかと話題になっている業務委託契約ですが(タニタや電通社など)、看護職にとってはあまり馴染みがないかもしれないので一度立ち止まって考えてもいいのではと思っています。 わたしがフリーター時代かんちがいしてたお話はこちらです↓↓ 危ないなあと思った出来事それは、とある保健師さんのお話を聞いてのことです。 わた

          看護職の業務委託契約に気をつけて。

          気ままなフリーターナース時代のお金に関する失敗と学び。(手取りでよろこんではいけません)

          看護職も、雇用契約だけでなく業務委託契約を耳にすることがふえてきました。組織にしばられない!自由な働き方!みたいな感じで、手取りの報酬がちょっとよいことに喜んでいると危ないなということを書こうと思いました。 が、その前に派遣ナースと旅行をくりかえしていた放浪フリーターナース時代の失敗と学びについて書きます。 あまりにも無知すぎた故です。 当たり前のことなのですが、労働時間に対する賃金ばかりに着目せず、社会保険等の支払いや将来受け取るはずのお金にも目を向けておくことが必要だと思

          気ままなフリーターナース時代のお金に関する失敗と学び。(手取りでよろこんではいけません)