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40代1回目のマインドシフト:組織→フリーランス

40才になる年、2017年に11年勤めた職場を退職し、フリーランスとして働くことになりました。
当然、組織に属してお給料をもらっていたときのマインドのままではやっていけません。
かといって、独立する準備万端ではなく、目標設定もするタイプではなく、明確に言語化したり宣言したことはありません。
そういえばマインドシフトが起こっていたなあという感じを振り返りました。



予定より少し早く事業開始

本当は、退職後にすぐ独立するつもりはなくバケーションをとるつもりでした。
ところが急遽お声がけがあり、気持ちがゆらぎ契約することにしました(コロッとプラン変更しました。笑) 十分な準備も心構えもなく、予定より早まった独立でしたが、裁量のある自由な働き方ができるのだなあと思ったら清々しさを感じました。

ただ、これからは営業してくれる方も、相談する先輩も、守ってくれる上司も、グチを言う仲間もいません。個人事業主とは契約をしない企業があると知り、なかなか厳しい道だと感じました。
法的設置義務のない産業保健師がどうサービスを届けるか?サービスを買いたいと思っていただけるか?を考えて行動していく必要がありました。
「組織という看板がないこと」「全て自己責任」という個人事業の厳しさにビビりながら、「でもこの先が見えない道を歩くんだ」という覚悟とともにマインドシフトが起こっていたと思います。

・自主自立/律
・責任者はわたし
・我慢はしない、楽しく心地よく働く


*ちなみに、トップの写真は「この先が見えない道を歩くんだ」と感じた時のものです


フリーランスになってのマインドセット

その後、仕事を続けながら、より具体的なマインドセットができていきました。お声がけをいただいたときや、ふわりと目の前にやってくる甘い香りの求人情報を見て、自分が試されているような気がしていました。
恐怖心から挑戦を避けてるんじゃないの?
ちょっとあなた、楽して稼ごうとしてない?
と。
その度に、自分の心の声を聴いて、自分で選択・決断しないといけません。
それを繰り返していくうちに、クリアになっていったのだと思います。
今、思いつくものは↓↓ な感じ。

《 仕事に対するマインドセット 》
・毎年1挑戦: 現状維持はしない
・目先の利益を追わない
・わくわくする仕事を選ぶ
・報酬に恥じない仕事、仕事に恥じない報酬
・挑戦が怖いときはあえて巻き込まれる
・信頼している方からのお誘いは断らない
・仕事の報酬が仕事(実績からの信頼が仕事をつれてくる)
・結果が良くても悪くてもOK。自分の選択を支持する。
・健康第一:睡眠確保と不調のときの早めの対処(念には念を)


《 わたし個人としてのマインドセット 》
・心地よさにわがままでいる
・とりあえず楽しむ、おもしろがる
・対人関係は固定させない、流れをとめない
・年齢は認めつつ、年齢を言い訳にしない
・自分の育成 ~在り方Being、自分を生きること~ の学びを続ける


振り返ってみて


マインドセットの背景にはミニ失敗やヒヤリハットが沢山あります。
 ・考えることや行動をサボったらそのツケが自分にきた
 ・決断せずに迷っていたことが、無礼になった
 ・選択したのに、違和感が生じて修正した
 などなど...

そうやって、体験しながら
マインドセットを明確にしたり、個人事業していく覚悟を育てていったように思います。



改めて5年目が終わろうとしている今ふりかえると、
 ”仕事そのものをがんばりつつ” 
 ”自分らしくあること”を大切にしていたのだと思います。

けして楽ではないけれど、大きく凹むこともあったけれど、それも含めて楽しめていたと思います。(そうじゃなければ続けられないし)
心に余裕をもちながら、経済的にも満足できる働き方だったと思います。

ただ、満足していたにもかかわらず、感じていた違和感がありました。
今回、振り返るきっかけにもなった5年目で迎えた壁です。
5年目の壁をのりこえようとしたら、1年目のことを振り返る羽目になりました。これはなかなかやっかいだけど、やっと少し進めるのか?(泣笑)



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