見出し画像

門前仲町の「坊千代」さんへ

GW前半に上京した目的の一つは門前仲町の「坊千代」さんに伺うこと。一日一組限定という贅沢さを味わいに。。。

以前、荻窪時代のふたつめの店舗だったころに伺って以来、、、で何年経ったか、、、2018年03月でした、、、ああ、時の流れが早い。。。

メンツは四人。

僕と嫁と、、、

まだ東京にいた時代、つながりはまだmixiだったんですけど、イベントや飲み会やらで遊んでもらってたグループの中の二人。

某有名時代劇ドラマや時代物の漫画などの脚本や脚色、原作を務める姉御。血液は酒で、カラダは寿司で出来ている美味しいモノ好き。そして鬼のように競馬好きなのに、この日は天皇賞(春)があったのにコッチに来てくれた。来る前か後に買ったのかな?

もう一人は、SとEが合併したゲーム会社でプランナーをやっている、みんなの心の安定剤。色んな方面で頼りになるもんだから、ついついみんな頼り過ぎてしまって本人に多大なる負担をかけてしまう。仕事だけじゃなくプライベートでもゲーム超大好き人間。

グループには他にもおもろいメンツはいっぱい居たし、ひっさびさに会いたい人も居るんだけど、時代の流れと共にmixiから各種SNSに散り散りに。繋がってる人も居れば、今どこで何をしてるんだ??の人も。

このグループにもノーマルから変人まで幅広くいて、みんな大好きだったんだけど、坊千代さんのシェフもまた超絶変人の超絶変態で大好き。

古今東西の器を集めるだけじゃなくて自分で作り始めちゃったり、というか店内にある様々なモノが自身の手によるものだったりする。

「これももしかして……?」
「はい、こちらも私が……」

という会話が何度されたか笑

まぁまぁまぁ、すでに長々と書いてしまったがこの辺で当日のメニュー。



◆『川登り』◆


稚鮎が川を泳ぐイメージのこの器もシェフ自らの作。


あまりお酒は飲めないが、泡は頂きたい。まずはグラスのチョイスから。


◆『兎の庭』◆

兎の下には、にんじん型のクッキー

まぁ御覧の通り、古今東西、様々な器を集めているんですよ。食べるのも撮るのも忙しいが、、、眼福、眼福。


◆『山ペンネ蛍烏賊餡』◆

ペンネ作り器も自分の手で作るシェフ

ホタルイカは建物の屋上で干したとのこと。ちなみに屋上は菜園となっているらしい。


お酒はそんなに飲めない訳ですが、ここまで来て飲まないのは本当にモッタイナイ。せっかくなのでマダムにワインをチョイスしていただきまして、、、

モーツァルトのピアノ協奏曲を聴かせたものと、シューベルトのピアノ三重奏曲を聴かせたもの。バカ舌の自分に違いが分かるか?と思ったが明らかに違いがあった。

「柔らか」と「しっかり」。僕はこれくらいしか表現できないけど笑、ワイン飲みの姉御はもちろん余裕で特徴を当てる。さすが飲んでる量が違う。

さて、良い感じで酔っぱらいながら、お食事の続き、、、

◆『筍掘り』◆


小さなシャベルでどうぞ……

あ、そうそう。スコップかシャベルか問題。

日本産業規格(JIS規格)では、
「シャベル(ショベル)は穴を掘る際に足をかける『肩』の部分があるもの」
「それがないものをスコップ」

などのように規格されているそうですよ。テキトーに検索しただけで、ちゃんと確認していないので間違ってたらスンマセン。

ちなみにJIS規格。長らく「日本工業規格」と呼ばれていたが、2019年07月の法改正に伴い、「日本産業規格」に改称されたようですよ。はい、どうでも良いですよ。

さぁさぁ食事の続き続き。メニューには載っていませんが、ピッツァも……ンまい……


◆『桜餅』◆


お餅かと思いきや……

桜鯛とカラスミと、、、あとは、、、なんだっけ。ソースもなんだったけ(よっぱらい)

そうそう。このお皿、ピカソの普段の食事風景として残っている写真にも、、、すごい。。。


マダムのペアリングに間違いはない。


◆『フォアグラ大理石』◆


前回の訪問の際、事前にコレを注文しておくのを忘れていて僕はお初。ようやく味わえました。。。味はもう何も言うことが無い。この器もシェフの手作り。。。


お馬さんのオブジェを観ながら、、、

◆『桜のステーキ』◆


を味わう。。。


この日のお水


◆食後の飲み物◆


・コーヒー
・黒豆茶
・ハーブティ(屋上菜園より)
から選べます。

四人ともコーヒーをチョイス。

カップも選べます。

マダムにチョイスして貰った重厚なモノ。


カップを選んでいると、ヨーロッパからの宅配便でカップ&ソーサーがジャスト到着!姉御が「初物」をチョイス!


◆『苺大福』◆


ちなみに、お皿の真ん中にあるイチゴはイチゴそのものではありません。これがまた……

こちらはホントのイチゴそのもの。これもシェフが育てたもの。。。


デザートが来てコーヒーを待てずに脊髄反射で手を付けちゃったので崩れてますが、一応一枚。。。

と言った感じの充実の創作懐石料理でした。。。


あ、そうそう、最後に!

◆『お土産』◆

魔法の箱から次々と色々と出てきました。。。

調味料セット、カラスミ、食器、チーズ、アクセサリ、、、あと何だっけ??もうね、「この中からお好きなモノをどうぞ」って言われるのが一番ツライ!笑

坊千代店内は不思議なモノであふれている。古き良き時代のアイスクリーム製造機。

蓄音機はメンテに出したのでまだまだ現役!

鉄仮面のヒロシ君。


楽しい宴もひと通り満喫し、、、姉御からシェフにプレゼント。

最後の最後にシェフとマダムを交えての歓談も含めて、一日一組限定がなせるわざ、眼と鼻と舌で味わう充実の4時間。。。

新栄町の行きつけのお店の大将も「やはり料理は器」と言っておりましたが、この日もシェフの変態っぷりをまざまざと見せつけられました。

ごちそうさまでした。。。

ありがとうございました。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?