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異論、異見を取り込む (vol 259)
ちょっと、コーヒータイム
リラックスした瞬間、グッドアイデアが閃めく。そんな経験ありませんか?
散歩をするといいアイデアが生まれる。
会議室やデスクの環境とは別のところに身を置くことでいつもと異なる刺激が得られる。
凝り固まった思考からではいいアイデアは望めません。
個人レベルだけでなく、組織の議論でも同じ。
同質の価値観は凝り固まった思考と同じ。全く新しい視点は生まれ難い。
課題解決や新しいアプローチや仕組みの検討。周囲・環境の情報のどこに光を当てて発想を得るか。どんな切り口で考えるか、組み合わせは無限。
異質の組合せの発想も必要です。
なーんて偉そうなことを言いつつ、
異論に遭遇すると、
「いやいや自分の考えが正解」
「そんなの愚論」
と思い込んで、ますます凝り固まってしまう。情けない話です。
散歩していて、新しい景色に気づくと、
「あ、こんなところに⁉ 知らんかった」
びっくりするようなこともそのまま受け入れます。
時に、「ラッキー!」と叫びます。
自分の考えと全く別の異見を聴くことは、散歩と一緒。
いつもと違う刺激を得る機会として、そのアイデアを楽しんでみる。何とか使えないかと新たな思いを巡らす。
突拍子もない意見も否定せず、自由な発想、自由な意見、思いもしない考え、
受け止める好奇心が重要。
「おもしろいね」「いいね」とまず口にしてみる。
音楽を聴きながら、景色を愛でに出かける。「いつもと違う」を見つける感受性をもって。
新しい発想を得るために議論の散歩に出る、敢えて異論を大切にして変革やイノベーションの種を見つけに行く。
これも練習が必要なんです。
People say innovation is hard to be generated from a group of homogenous members.
The common feature of the high performers in the data analysis department at Netflix, are the people who love music.
Especially in a department where logical thinking is required, bringing in diversity with different creativity and sensitivity is the one which creates something new.
In our business, too. I believe that making an effort to dare to touch and take in different opinions will lead to great improvements (called innovation).
同質な人たちの集団からはイノベーションは生まれ難いと言います。
ネットフリックスのデータ分析部署で優秀な人の共通点は音楽を愛する人。論理的思考が重要な部署に、創造性や感受性の異なる多様性を持ち込むからこそ新しいものが生まれやすいのだそうです。
私たちのビジネスでも、異質な意見に敢えて触れてみる、取り込む努力をすることが大きな改善(イノベーション)につながるのだと思います。
「異見する人を遠ざけない」中国4千年の知恵でもあります。
もっと積極的に異論を聴く耳を持ちたい。
ところが、組織の役割、役職が上がると、異見を聴くと言いつつ、最終的には「威圧して封じ込める」過ちを犯しがちです。強く戒めねば。。。
威圧の繰り返しは心理的安全性を損ねて異見を封印します。
これで裸の王様にまっしぐら。
価値観の相違、視点の相違を前提に、
思考を表明、相互に尊重して、対等な立場で議論する。
違いを認める中からの第三のアイデアが変革に繋がります。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
自分の中に潜んでいる異論を見つける方法。コーチングもその一つ。
無意識に設定している発想の枠を取っ払う
ぐるぐる回る考えの連鎖を断ち切る
視座や視点を変える
異なる立場の人の靴を履いてみる
小さな修正でなく、5倍、10倍の発想を持ち込む
大き過ぎる考えから抜け出してBaby Stepを探す
感受性を磨く思考の散歩にも使えそうです。
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興味を持って頂けましたら、こちらまで --≫ coach.miyake1959@gmail.com
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