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○○ばかり見つけていると嫌われる

人から嫌われる特徴は、さまざまです。

・悪口を言う
・人の話を聞かない
・お礼を返さない
・つねに機嫌が悪い
・「疲れた…」と連呼する
・自分の非を認めない
・プライドが高い

など…
例を挙げればキリがないほど
出てきます。

見事にどれもタチが悪い(-_-;)\


今回は 人から嫌われる特徴として、
たったひとつにフォーカスさせてください。

ズバリ!

「指摘を見つける」です。


一見すると、指摘を見つける行為は
相手にとって大切だと言えます。

間違っていれば正しい方法を教えるのは、
けして自分のためではなく
”相手をおもっての行動”です。


ただ、問題なのは
「行き過ぎた指摘」です。

なんでもかんでも
「あれはダメ」
「ここは間違っている」
「この方法が正しい」と
相手の指摘ばかり見つけていませんか。

「良かれ」と思っていても
行き過ぎた指摘は、
100%の確率で相手から嫌われます。


ぜひ、こちらの記事を読み進めて
指摘への考え方を深めていただければ
幸いです。

では、いきましょう♬



✔わたしの実体験

上記の記事内でお話ししていますが、
わたしは上司から指摘を受けました。

本来の出社時間に間に合うように
会社へ出てきたにもかかわらず
「出社時間が遅い、
 もっと早く来て、手伝え」

と言われました。

わたしは上司の言葉に
違和感を覚えながらも、
返事をして事なきを得ました。


この場合、上司からすれば
わたしへの指摘となります。

上司⇒【指摘】⇒わたし

指摘とは、問題となる事柄を明確にし
取り上げて指し示すこと。

わたしの出社時間が遅いことを
問題として、上司は訂正を促しました。


また、わたしは上司から他にも
さまざまな指摘を受けています。

ケース①
「おれに一言ひとこと 報告してから行動しろ」

ケース②
「もっと丁寧に名前を書け」

ケース③
「期間が早い、訂正しろ」

などなど…
「よく見てるな~」と言いたくなるほど、
こと細かく指摘を受けます。


基本的には上司ですので、
”そういった言い方”で指摘します。

※そういった言い方
 上司から部下への言葉使い
 昭和の言い方

指摘ですので、前提条件として
”わたしが間違っている”から
指摘を促されます。

だからこそ、指摘された点を改善すれば
そのことにおいて二度と指摘されません。

つまり、改善を繰り返せば理論上は
指摘されるポイントはどんどん減っていき、
最終的には指摘されない状態になります。


さて!
皆さんへ問題です。

わたしは、二度と指摘されないように
”指摘された点”を改善し続けました。

上司から指摘される回数は
減ったのでしょうか。





…察しの良い方は
さすがですね( ˙ω˙)و グッ!


はい!
減っていません(笑)



むしろ、
増えました( ;∀;)/


上司は、さらに細かく
「これでもか!」というほど、
指摘しまくります。



✔指摘され続ける人の
 変化

何度も指摘されていると、
なんてことない行動でも
「自分はダメだ」と感じやすくなります。

本来、できたはずの行動にも
意欲的に取り組めないでしょう。

そういった”できない状態”
上司が見つければ、ますます指摘します。

ますます、行動できなくなります。

結果、
あなたの肯定感はズタボロになり、
メンタルが病みます。

指摘の本来の目的は、
指摘された人が成功体験を
手に入れやすいようにみちび
ことです。

にも、かかわらず
指摘ばかりを繰り返していると、
相手の「できる心」をむしばんでいきます。

わたしも上司からの指摘ばかりで、
メンタルやられそうになりましたね💦



✔指摘しても
 喜ばれる人の特徴

指摘し続けると相手から嫌われます。

なぜなら、相手のメンタルへ
攻撃を繰り返していることと
同等だからです。

「相手に良くなってもらいたい」
真の意味があるように感じても…

指摘し続けると、
間違いなく相手から嫌われます。



では、指摘しても嫌われない人は、
なにをおこなっているのでしょうか。


それは…

フィードバックしているか、
どうかの違い
です。

指摘した後で、
「こういうふうにすれば改善されるよ」
「もっと、こうしたほうがいいよ」
「一緒に改善点を考えよう」と
相手へ改善案を出す。

そういった、指摘した相手に
次のステップを与えてあげることで、
指摘は”本来の指摘の役目”を果たします。


また、感謝の気持ちを表現してください。

指摘して改善したのであれば
「よくやったね」
「できるじゃん」
「ありがとう」
と感謝の気持ちを伝えてください。

感謝されれば、言われた相手は
「また、指摘されたい」と思うもの。

そして、
「この人の指摘には価値がある」
と感じてくれます。


いかに相手のためを思えるか。

その点に集中して指摘について考えれば、
おのずと間違いは起こらないと言えます。




* * * * *




そもそも、なぜ 上司は
指摘したくなるのでしょうか。

ひとつは、上司という立場だから。

上司から部下への指摘は、
なんら変哲もない
社会では当たり前の行動です。

会社を有益な状態へ持っていくために、
必要な指導として「指摘」は有効です。

そのための上司でもありますからね。

ふたつ目は、
社会的地位を確認するためです。

最初の「上司という立場」と
似ているように感じますが、
こちらはさらに利己的な感情が
上乗せされています。

つまり、
「わたしはあなたの上司だ」を
再確認するために
「指摘」を利用していると言えます。

人は他人より立場が上だと感じれば、
幸福感に満たされます。


三つ目は、かまってほしいから。

「だれも相手してくれない」
「話相手になってくれない」
「ずっと、ひとりぼっちだ」

だから、指摘することで
”相手に振り向いてほしいの暗示”
だと考えます。

三つ目までいくと、
なかなか幼稚な状態でもあるので
多くの人は気づいて
指摘の頻度を減らすでしょう。




指摘することが悪いとは言いません。

指摘し続けることがよくないのです。

指摘し続けるおかげで、
相手のことを考える余裕がなくなります。

そのうち、指摘の目的が
「相手の批判ポイントを見つける」
に変わります。

こうなると、
人間関係グチャグチャになりますよ。

相手を信頼できませんし、
誰もあなたに近寄ろうとしないでしょう。

そして、ますます
指摘するところを探しまわるハメに…

なかなかに
目も当てられないですね💦



この記事を読んだ方には
そういった人にならないよう
理解を深めていただければ幸いです。

では、また。
失礼します。

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