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参政党と「統一教会」② 参政党は「統一教会」の関連団体か?~参政党幹部と「カルト宗教団体」とのただならぬ関係

参政党と「統一教会」第一回はこちら。

参政党幹部のルーツは自民党、そして「統一教会」・日本会議との濃厚な繋がりが

最初に参政党結党時のボードメンバー(執行役員)と自民党・「統一教会」・日本会議との繋がりについて見てみよう。必死で隠そうとしている割には意外にバレバレで、創立メンバーについて少し調べただけですぐにお里が知れる。

結党時のボードメンバーは、神谷宗幣、松田学、篠原常一郎、渡瀬裕哉、KAZUYA(京本和也)の5人。

松田学

「参政党の頭脳、知恵袋」とされる現代表の松田学は、元財務官僚。これまで「たちあがれ日本」⇒「太陽の党」⇒「日本維新の会」⇒「次世代の党」⇒「自民党」⇒「参政党」と、自民党及びそれより右の極右政党界隈を次々に梯子して来た所謂政界渡り鳥。 

「統一教会」のイベントに来賓として出席していた事が判明している。

持論は憲法九条改正、集団自衛権行使、道徳教育強化、原発推進、カジノ、特定機密保護法、首相の靖国神社参拝などに賛成しており、その主張は安倍晋三ばりの「極右」そのもの。逆に反対しているのは、選択的夫婦別姓制度、村山・河野談話、女性宮家など。年金水準低下は容認。(以上、ウイキペディア)

「国の守りに命を懸けた安倍元総理の遺志を受け継ぐのは参政党。」と言い切っているところなど、いかにも極右政党界隈を渡り歩いてきた松田らしい。安倍元総理が命を懸けたのは米国と「統一教会」、海外グローバル企業などへの売国と米国及び財界の利益の最大化、現憲法を改正して戦前の大日本帝国に戻す事等だが、松田学はこれらを知らなかったのか?

「参政党の頭脳」である代表の松田が現在も安倍晋三の思想を熱心に信奉しているのであれば、松田が代表を務めている参政党自体の政策も安倍晋三が君臨していた自民党(特に清話会)と何ら変わりがないのでは?と疑われるのは当然だろう。参院議員まで務めた松田が、安倍晋三の「悪行」の数々を知らない訳がないのだから。

極右思想を隠さない松田とは逆に事務局長の神谷は参政党の極右政党としての本質の偽装に懸命だ。それにもかかわらず松田が平気で極右思想を前面に押し出しているのは、二人の間で役割分担があるからなのかもしれない。松田が極右岩盤支持層担当で、神谷が無党派層担当というように。

他にTPP、日米FTA、マイナンバー、「授権法」という名で偽装した緊急事態条項、中央銀行デジタル通貨などの推進派。新型コロナワクチンを「殺人兵器」と呼んで強く反対しており、当然マスクにも反対。

「統一教会」とつながる一方で、松田は日本会議とも関係しており、桜井よしこが理事長を務める日本会議のシンクタンク「国家基本問題研究所」の客員研究員だった。

日本会議に育てられる松田学


神谷宗幣

発起人として参政党を立ち上げ、「党の顔」であり実質的党首と目されるのが、副代表・事務局長の神谷宗幣。予備自衛官三等陸曹。大阪吹田市議を経て2012年に自民党に入党し、自民党大阪13区支部長となる。2012年の総選挙に自民党から立候補、安倍晋三直々の応援を受けるも落選。その後、大阪府議選にも立候補しているがこちらも敗退している。

吹田市議当時、神谷は自ら立ち上げた超党派保守系議員の集まり「龍馬プロジェクト」の会長をしており、これには「みんなの党」所属議員だった頃の杉田水脈も在籍していたそうな。

2020年に松田学、ネトウヨユーチューバーKAZUYA(京本和也)、渡瀬裕哉らと「参政党」を結成。2022年の参院選で初当選したが、この間、KAZUYA、渡瀬裕哉との間で「Qアノン」をめぐる「陰謀論」に対する見解の違いが表面化。支持者を増やすためには「陰謀論」は不可欠と主張する神谷に対し、「陰謀論否定派」のKAZUYA、渡瀬裕哉は方向性が違うという理由で。その後離党している。

神谷は「参政党のバックには日本会議や統一教会がいる」との指摘については、強く否定している。しかし、神谷自身が吹田市議時代、「日本会議」に籍を置いていた事、大阪13区支部長時代に「統一教会」の会合に出席していた事は認めており、「参政党」の支援者に「日本会議」関係者や「統一教会」」信者がいる事自体は「信教の自由」と否定していない。当然、党員の中にも入り込んでいるはずだ。

日本会議や「統一教会」からの組織的支援については、「団体として選挙を応援してもらったことはない」とこれも否定しているが、個人的応援は自由というスタンスであり、自民党や「統一教会」側の言い草とよく似ている。

神谷宗幣は、「統一教会」系の「ワシントン・タイムズ・ジャパン」に3本の記事を寄稿している。神谷は勝手に使われたと苦しい言い訳をしているが、3回も「勝手に」掲載された詳しい経緯を説明してもらいたいものだ

台湾総統就任式出席時の写真 左からNHK党浜田、維新梅村、自民杉田、参政神谷

自民、維新、参政、「NHK党」の4党がお仲間である事が一目瞭然の写真。神谷宗幣と杉田水脈は昔からのお友だち。維新、参政党、「NHK党」支持者は、この写真の持つ意味をよく考えた方がよい。自民に愛想をつかした有権者も含めて、自民の別動隊である3党に投票するのは自民党に投票するのと同じ。

渡瀬裕哉

創立メンバーである渡瀬裕哉は、参政党結党2か月前の20年2月に「統一教会」の関連団体「天宙平和連合(UPF)」のイベントでスピーチしている。「UPF」は安部信三がお祝いのビデオメッセージを送った事で有名になった「統一教会」のフロント組織。

更に「統一教会」のメディアである「ワシントン・タイムズ・ジャパン」のエグゼクティヴ・ディレクターという役職にも就いているので、「統一教会」の人間と見てまず間違いはないだろう。

篠原 常一郎

篠原 常一郎は日本共産党員から右翼に転向した所謂「転向組」。その後は軍事評論家に転じ、軍事に関する多数の著書・共著がある。Wikiによれば、2020年に「統一教会」系の新聞「世界日報」の読者でつくる「世日クラブ」で講演を行ったとされる。参政党では副事務局長を務めていたが、現在は中心メンバーからは外れている模様。

京本和也

ネトウヨユーチューバー京本和也本人と「統一教会」及び日本会議との関係については情報が無いので不明。現在、参政党とは無関係だが、「参政党の製造に関わった人間の一人」として、ユーチューブで参政党の内情をチクリチクリとバラシして、再生数を稼いでいる。

こうして見てくると、はっきりしているだけでも創立時のボードメンバー5人中、何と4人までが「統一教会」と何らかの関係があるのには驚く。この割合は、現在自民党が公表している「統一教会」関係国会議員の比率よりも遥かに高く、関係性という点では灰色と言うより限りなく黒に近い。

参政党支持者に言わせれば「偶然の一致」なのだそうだが、確率80%を「偶然の一致」の一言で片付けるところもカルトらしい。

なお、「近親憎悪」か何か知らないが極右政党「NHK党」元幹事長で「つばさの党」代表の黒川敦彦は、参政党共同代表だった歯科医師の吉野敏明(現アドバイザー)について、「統一教会」の「世界日報」が運営するユーチューブチャンネルに出演した「実績」があると明言している。

結成時のボードメンバーではないが2021年末から最近まで共同代表を務めていた赤尾由美(現アドバイザー)は、有名な行動右翼「大日本愛国党」初代党首赤尾敏の姪。2014年に「愛の右翼 赤尾 敏」「国防女子が行く」という著書を出しており、赤尾敏の極右思想をしっかり受け継いでいる。

また、スピリチュアルに非常に傾倒しており、パワーストーンショップの動画に頻繁に出演したり、有名スピリチュアリストである並木良和との共著を出したりしている。

雨宮純は赤尾由美の「このコロナ禍はプランされていた、プランデミックだったというのが言われているんです!国民を恐怖でコントロールする。次はサル痘、その次は別のウイルスとシナリオが用意されているんでしょう!」という「陰謀論」について、これを中心人物が堂々と演説できる既成政党はないだろうと評している。

赤尾由美と「統一教会」・日本会議との関係は、情報が無いのでよく分からない。ただし、彼女のルーツから見て日本会議と関係が皆無とはとても思えないのだが。

以上のように、ボードメンバーのルーツをざっと見ただけでも参政党と自民党・「統一教会」・日本会議との関係は極めて濃厚。「現在は、関係がありません。」と言われても俄かに信じられるものではない。

結局のところ、この四つの団体は同じ穴の狢。様々な厚化粧でうまく隠してはいるが、次に述べるように参政党は維新と同じ自民党の補完勢力と見てまず間違いはない。

「参政党」の役回り

2013年に結党されたNHK党は別にして、参政党や「新党くにもり」「ごぼうの党」「つばさの党」など2020年台初頭に雨後の竹の子のように次々と結成された「右派カルト政治団体」の役回りだが、結論から言えば、出発点は明らかに山本太郎の「れいわ」対策。

無党派層の人気が高いれいわ新選組。街頭演説では、共産党でもなかなか言わないような自民党の闇や裏のカラクリを遠慮や忖度なしにズバズバ暴露してくれると若い層にも人気だ。結党僅か3月後の第25回参院選(2019年)で一挙に2議席を獲得、国政政党となって勢いに乗る「れいわ」に脅威に感じていたのが、政府自民党・財界などの支配層。

彼らが「れいわ」対策としてカウンターとなる「カルト政党」を作らせ、潤沢に資金や人を回してその躍進阻止を狙ったものと見るのが妥当だろう。当然、そのバックには実働部隊として「統一教会」や日本会議、幸福の科学(幸福実現党)などの「カルト反社宗教団体」が付いている可能性が非常に高い。

民主党が脅威だった頃に再び自民党が過半数割れした時の保険、あるいは民主党に対するカウンターとして「維新」を作らせたのと同じ構図だと言える。

国政選挙初挑戦の昨年7月の参院選の選挙結果を見ると、「参政党」は無党派層を中心に大量得票。その煽りを食らった「れいわ」の伸びは、今回明らかに頭打ちになっている(得票率0.18%減)。獲得議席数について山本太郎は、「最低でも3議席、今回はそれ以上取りたい。」と語っていたが、蓋を開けてみれば最低水準の3議席に終わった。

三春充希氏はNOTEの「第26回参院選(2022年)れいわ新選組――政権交代に必要なこと」という記事の中で、参政党の得票のうち11.5%が「れいわ」から来ていると分析している。

この得票グラフを見ると意外にも参政党の得票の73%が自民・維新などの右翼政党と政治的無関心層を含む無党派層から来ていることが分かる。この内、自民・維新から移って来た層は松田学が担当している自民党より右の極右路線に引き付けられた可能性があり、残りの30%は反グローバリズム、反ワクチン、農薬や食品添加物に反対など、自民党が進める政策に対する一種の「逆張り戦略」が功を奏したものと思われる。

自民党としては「れいわ」より自党の票の方が多く奪われてしまったのは多少想定外だったのかもしれないが、全体の得票数が巨大な自民党にとっては参政党に回った48万票など比例の1議席にもならない端数のようなもので、別に痛くもかゆくもなかったはず。

自民党が遠くで吠えている参政党を「うるさい!」と批判する訳でもなく自由に泳がせているのは、参政党がオーガニック信仰、スピリチュアル、トンデモ波動療法、新型コロナパンデミック計画説や国際金融資本の世界支配(DS)などの陰謀論で他党とは差別化した目新しい衣を着けてはいても、その本質は天皇中心の戦前日本を理想とする排外的国粋主義政党である事を知っており、維新と同類の自民党補完勢力と心得ているためだ。

参政党が売り物にしているオーガニック信仰、スピリチュアル、新型コロナパンデミック計画説や国際金融資本の世界支配などの陰謀論は他党との違いを強調し、無党派層などを誘き寄せるための「撒き餌」だと見抜いているのだ。

つまり、参政党の一見反自民的な言動が実は意識高い系中流無党派層や自民党、維新に飽き足りない保守層を引き付けるための計画的偽装戦術であり、それで「れいわ」の票を少しでも食ってくれれば、多少自民党の票を持っていかれても十分採算が合うという計算。

むしろ、ある程度は参政党の議席が増えてくれた方が話題になり、れいわ人気を減殺する上で好都合とさえ思っているはずだ。仮に煽りを食らって自民党の議席が数議席減ったとしても、当選した参政党議員が政府与党案に賛成票を投じてくれれば何の問題もないからだ。現に神谷議員は殆どの政府案に賛成票を投じている。

また、今回の統一地方選後に当選した各地の参政党地方議員が選挙後に続々自民党会派に加入している事をみても、参政党が自民党の敵どころか補完勢力である事を証明している。「統一教会」関係の地方議員が、当選後は自民党会派に所属するのと全く同じ構図だ。

自民党会派に加入した参政党地方議員の例 赤下線が参政党議員

                                  別の見方をすれば、「参政党現象」を巻き起こすために、自民党の比例票を意図的に参政党へ回した可能性さえあるのだ。

自公は連立を組んで以来ずっと票の回し合い(選挙区は公明票を自民に、比例票の一部と公明が立候補した選挙区の自民票を公明に)で政権を維持して来たから、自民票の一部を参政党に回す事などたやすい事だ。因みに現在の自民党は、公明票の上乗せがなければ政権を維持できない。

鷹揚に構えている自民党とは逆に参政党に約21万票をもぎ取られた形の「れいわ」にとってみればこの票数は相対的に決して小さなものではなく、得票を伸ばすどころか僅かながらも得票率を減少させる大きな要因になった。選挙前の予想では押せ押せムードだったところに水を差し、躍進の期待を萎ませ、党員や支持者を意気阻喪させた効果は決して小さくはない。

参政党を作らせた自民党など支配層の目論見は、まんまと成功したと言えるだろう。

参政党と「統一教会」・日本会議・自民党との関係を示す状況証拠           

参政党幹部と「統一教会」とのつながり

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新聞で統一教会関係議員認定される神谷宗幣

我那覇真子は極右フリーライターで、現在、参政党アドバイザー。
「統一教会」系カルト団体「サンクチュアリ教会」の広告塔との指摘があるが、勿論、本人は否定している。wikiには、「旧統一教会系の世界日報社『ビューポイント』に記事を寄稿している」と書かれている。

わざわざスイスまで行き、インチキSDGsを推進し、地球人口と家畜頭数の大幅削減、昆虫食などを提唱しているグローバル新自由主義の総本山「WEF世界経済フォーラム(ダボス会議)」の国際大会を取材。その様子をユーチューブで好意的に紹介するなど、WEFの宣伝にも一役買っている。

日本会議の櫻井よし子ともつながりがある。

安倍晋三、桜井よし子らと共に記念写真に納まる我那覇真子(向かって左端) 

一時、世間を騒がせた維新市議による「なりすまし謀略事件」 
ここでも維新クォリティ全開

昨年10月、日本維新の会福岡市議堀本和歌子はライバル候補新開裕司自らが「旧統一教会の式典で祝辞を述べさせていただいた」などと記したように見せかけた謀略ビラを勝手に作成し、選挙区の博多区内で配った事件が発覚。

被害者の新開裕司は、元自民党衆院議員(2012~2014)。その後の衆院選挙で落選し、改めて福岡市議選に立候補したが博多選挙区定数11人中11位で落選。この時、9位当選の堀本とは僅か124票差だった。

維新堀本和歌子が撒いたビラは謀略であるものの、堀本が謀略ビラに書いた内容は嘘ではなく事実。自民党衆院議員時代、わざわざ韓国まで行って「統一教会」」の式典に来賓として参加した新開裕司は、「統一教会」2代目教祖韓鶴子の面前ではっきりと日韓トンネル推進を表明している。

現在、新開裕司は参政党福岡支部長。再挑戦した今年の統一地方選福岡市議選博多区で最下位ながら9位で初当選を果たした。次点の共産党候補とは約500票差で、この程度なら「統一教会」が応援に入ったとすれば共産党に差をつける事は可能だろう。

左端が自民党衆院議員時代の新開裕司 ここまでやるのは、新開が「統一教会」の信者だからか?

新開裕司「自民党議員の時に統一教会とご縁を頂いていた。参政党では勿論関係ない。自民党の時だけ関係していた。」と「News23」の取材に答えているが。

日本から招かれた新開議員が登場するのは、動画の最終盤2時間10分頃から。日本の国会議員が韓鶴子の面前で右手をあげ神妙に忠誠を誓う姿は、なかなか衝撃的。

新開裕司と神谷宗幣の逆切れ反論言い訳動画。
新開裕司が法制化されたばかりの厳罰化された「侮辱罪」を早速持ち出して来て、批判者を威嚇しているところが怖い。

言い訳として、神谷は「上の方の議員さんに誘われたら、後輩の議員とかは行かざるを得ない。」「統一教会は、自民党を応援している。」「宗教団体に呼ばれたら自民党議員はみんな行く。僕も行ってました。」と自民党の内情を一部ばらしているのが興味深い。

神谷は「呼ばれたらどこにでも行く」と言っているが、これは明らかに一般化して逃げる手法。明白な反社犯罪組織「統一教会」を他の団体と同列に扱い、一般化する事で本質から目を逸らせようとする見え透いた手口。悪名高い「統一教会」について松田や神谷、新開たちが知らない訳がないのだから。

それでもホイホイと喜んで行ったという事は明らかに確信犯で、別の角度から見れば反社団体「統一教会」と自民党とが友好関係にあると証明しているようなものだろう。

また、神谷がこの動画で述べている事は駆け出し市議時代の個人的体験談に過ぎず、小者だった頃の神谷の個人体験を自民党議員すべてに当てはめて一般化・矮小化しようとする策術で、トップ、幹部、大物、中堅、若手など立場の違う各議員の個別的特殊的事情を無視する暴論。

要するに神谷の反論は開き直りで、この期に及んでも自身を含めた自民党が「統一教会」と癒着一体化する事で日本の政治を「統一教会」の望む方向へと捻じ曲げ、信者たちの被害を拡大させて不幸のどん底に突き落とし、防げたはずの数えきれない悲劇を生みだした事に対する反省は全く見られない。

                                  この他、「統一教会」の政治団体「勝共 UNITE(旧:国際勝共連合 大学生遊説隊 UNITE)のメンバーが組織的に参政党の選挙演説を手伝っていた事をツイッターに上げていたり、「統一教会」系のサンクチュアリ教会が参政党を組織的に応援していたとする指摘もある。

「勝共 UNITE」が参政党の演説会を組織的に手伝っていた事を示す UNITEメンバーのツイート。左のツイートが「勝共 UNITE」街宣活動の様子。右は「勝共 UNITE」がスタッフとして参政党の演説会を手伝ったとみられるツイート。どちらも同一人物によるツイート。

参政党幹部と自民党との関係          

  11年前の衆院選では、安倍元総理に期待されていた神谷宗幣クン

          超大物二人とスリーショット

党員が数々のテロ事件を起こした事で有名な行動右翼大日本愛国党党首赤尾敏を「極右思想家」と持ち上げ、極右の高市早苗を支持する松田代表。  ついでに参政党の主な(地方)議員や支持者が安倍派出身である事もバラしているが、支持者が安倍派出身であるというのは重要。参政党が、自民党の右派支持者によって支えられている事をうっかり?自白してしまっている。

現在も続いている腐敗・不正・無能の「2012年体制」を築いて日本を破壊した安倍晋三を信奉する松田代表

                             参政党の極右体質

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参政党2021年の国防政策 
現在は大幅な変更が加えられているが、初期の政策例だけに参政党の極右的体質と本音がよく表れており、「授権法」という名で偽装した「緊急事態条項」制定が必要としている。現在、神谷宗幣は「緊急事態条項」には反対と言っているが怪しいものだ。

松田の著書の推薦人は、日本会議の櫻井よし子。  
野党時代、自民党は「TPPは売国条約」と猛烈に反対していたが、民主党から政権を奪い返したとたん公約をあっさり翻して国民を裏切り、公約とは真逆の売国TPP参加を全力で推進した。

日本会議と「統一教会」をやんわりと擁護する神谷事務局長。
自分は日本会議で思想教育を受けたと感謝している様子だが、この時、日本会議の勉強会で叩きこまれ極右思想が神谷のバックボーンになっている事はその後の言動からも確認できる。うわべはともかく代表の松田も神谷も根は日本会議と同じ戦前回帰の極右思想の持主という点では共通している。

オーガニックと保守が参政党の二枚看板 
左側のオーガニック信仰等は意識高い系中流無党派層を引き寄せるためのダミーで、右側が党の本丸。
ここには出ていないが、夫婦別姓制度やジェンダー平等、LGBT法案には日本の「伝統」である家族制度を破壊すると強硬に反対しており、ここでも日本会議や「統一教会」と足並みを揃えている。


極右思想をむき出しにしてデマをまくしたてる神谷宗幣の街頭演説https://twitter.com/i/status/1666083913780047873

                                  

「教育勅語」廃止で日本の教育が死に、「新嘗祭」廃止で日本の食が死んだと。「教育勅語」と「新嘗祭」を復活すれば、日本の教育と食は蘇るらしい。日本会議そのままの極右アナクロニズム。「LGBTがとどめを刺す」?言っている事が支離滅裂。


左右の画像を見比べれば、吉野敏明がツイッターでウソをついている事がバレバレの二枚舌。

アメリカまでのこのこ出かけて行って、属国日本をコントロールするCSISのジャパンハンドラー、リチャード・アーミテージと固い握手をかわす神谷宗幣。

ヤマト・ユダヤ教会は表向き「日本・ユダヤ同祖論」を提唱する団体で、神谷は事務局長。 イスラエルを追われたユダヤの民が日本に流れ着いて、天皇家や神社を形成したと言うトンデモ説を信じ、実際に調査しているカルト団体。

神谷にツイッターで「ストーキング」だの「出禁」だのと書かれた腹いせなのか知らないが、ユーチューブで逆襲する「つばさの党」代表で元NHK党幹事長黒川敦彦。黒川本人はNHK党にいただけあって相当に素っ頓狂で危ない人物だが、時々「言ってはいけない本当の事」を平気で口走る癖がある。

黒川に言わせると「神矢が付き合っている『統一教会』や『ヤマト・ユダヤ友好協会』は、世界中の人間を不幸にしている国際金融資本、ユダヤマネーの手先。」なのだそうだ。まあ、多少なりとも関係はありそうだが。

                                  下の写真の幟のように参政党は「統一教会」や自民党の他に極右カルト政党である「NHK党」や幸福実現党との親和性が高く、選挙戦では共闘していた形跡がある。

参政党は幸福実現党(幸福の科学)と姉妹政党?

参政党支持者は「(幟は)幸福実現党が勝手に作ったもの。」などと言っているが、本当にそんな事実があるなら大問題にすべきだろう。参政党がこの件で幸福実現党に抗議したという話は聞いたことがないのだが。

また、参院選群馬選挙区では選挙戦最終日に参政党とNHK党候補者との共同街頭演説会まで行っていた事を毎日新聞が報じている。NHK党(現: 政治家女子48党)を立ち上げ、暫く前まで代表だった立花孝志は幸福の科学の信者である事を明言している。

20241016 追記
結党時のボードメンバー5人のうち篠原常一郎、渡瀬裕哉、KAZUYA(京本和也)は、その後、神谷とは路線が異なるとして参政党を離れた。

後釜として赤尾由美、吉野敏明、武田邦彦などが中心メンバーとなったが2023年に対立と内紛を起こし、赤尾由美、吉野敏明、武田邦彦が離党や追放に追い込まれた。

2024年に入ると残った代表の松田学もSNSの発信内容を神谷に批判されて代表を辞任。ボードメンバーからも外されて衆議院選挙の一候補に降格された。

代わって上記の新開裕司と3名の県会議員がボードメンバーに昇格したが神谷には頭が上がらず、参政党は今や代表と事務局長を兼務する神谷宗幣の一強独裁体制の党になっている。

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気分転換にジョージ・ハリスンの曲を2曲。

サム・ブラウン「Horse To The Water」
※動画再生中に画面右下の▢をクリックすると映像が拡大されます。

2002年の「ジョージ・ハリスン追悼コンサート(コンサート・フォー・ジョージ)」から。 サム・ブラウンの歌唱はど迫力で、バックの豪華メンバーの演奏に負けていません。素晴らしいパフォーマンスです。     エリック・クラプトンの隣でアコギを弾いているのが、ジョージ・ハリスンの息子ダーニ。お父さんによく似ていますね。勿論、追悼コンサートには、ポールもリンゴも参加していました。

ジョージ・ハリスン「Horse to the water」

「Horse to the water」は息子ダーニとの唯一の共作で、死の8週間前に録音された最後のレコーディング曲。追悼コンサートでもピアノを弾いていたジュールズ・ホランドの編曲が素晴らしく、ジョージの抒情歌手としての側面がよく出ています。
歌詞もなかなか深みがありますね。「他人に人は変えられない。自ら自発的に自己を変えようとしない限り人は変わらない」という事でしょうか。
まあ、諺の意味そのままですが。
                                  体調悪化のためギターを弾くことができず録音はボーカルのみ。声も心なしか弱々しく、声の質も少し変わっているような印象を受けるのがちょっと悲しいです。もしかしたら通常のレコーディングのように何回もテイクを重ねることが出来ず、数回しか録音できなかったのかもしれません。

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