ヨーガ療法のオンラインレッスンを受けてみました
こんにちは、みつまめです。
適応障害で4月半ば~7月半ばまで休職。
初日からフルタイムで復職して約1ヶ月、何とか完走しました。
今週は夏休み。
このご時世どこにも行けないし、かといってずっと家でダラダラするのもな…と思っていた所、フォロワーの里菜子さんが、ヨーガセラピーレッスンのプレオープン企画をされる事を知りました。
プレオープン企画に関する里菜子さんの記事
私のヨガ歴は約3か月。休職中に始めました。(ごく一般的なヨガです)
ヨガのレッスンにも効果は感じていたのですが、復職してからは思うようにレッスンに行く時間が取れず。
朝晩のヨガも習慣化していたのに、ここ最近は疲れすぎて全く動く気にもなれず、ヨガ自体から若干遠ざかっていました。
このままでは休職前の状態に戻ってしまいそうなので、何とかしたい。
一般的なヨガとは違い、老若男女、疾患を持っている人にも、心の不調にもアプローチが出来るという「ヨーガ療法」
面白そう、体感してみたいと思い、夏休み中にオンラインレッスンを受けてみました。
※個人の体験談です。
ステマとかではなく、スピリチュアルなお話も出てきませんので(笑)、安心してお読みいただけます。
でも、里菜子さんを応援したい気持ちもあるので、「ヨーガ療法」にご興味が出てきましたら、ぜひレッスンを受けてみて欲しいです。
お問い合わせはmeguri laboのサイトから行えます。
meguri laboからだとこころ研究所
・1回目 初めまして&リラックス系を中心に
・カウンセリング
まずはカウンセリングから入りました。
というのも、ヨーガ療法はオーダーメイド。
身体や心の状態に合わせて、それぞれに合うプログラムを組んで貰えます。
初回は事前にお送りしたカウンセリングシートを元に、色々とお話していきました。
その後、ヨーガ療法とは何か?について、資料を見ながらお話頂きました。
事前に動画見ておくと、より理解しやすいかも?
里菜子さんがyoutubeで分かりやすく解説してくださっています。
【ヨガ解説】ヨガの効果って? | ヨーガ療法 meguri labo
【ヨガ解説】ヨガが心に良い理由 | ヨーガ療法 meguri labo
・アーサナ
リラックス系を中心に組んで頂きました。
一般的なヨガと比べて、1つ1つの動作をとにかくゆっくり、丁寧に動く印象。
無理なく適度に負荷がかかる感じなので、ヨガは全く初めてでも大丈夫そうです。
負荷をかけた後は一気に脱力。
血流がよくなって身体がポカポカし、脱力する時の解放感が気持ちよかったです。
私が通っているヨガスタジオは、リラックス系の内容からトレーニング要素の強い内容までいろいろなレッスンを選べます。
トレーニング要素の強いレッスンであれこれ動いたの後のシャバアーサナよりも、今回の適度な負荷の後の脱力の方が気持ちよく感じました。
当然いつものヨガでも「ご自身の心地よい範囲で」という声かけはあるのですが、何事も頑張りすぎる性分なので、周りの様子に影響されて無理している事もあるのかも。
そういった意味でもマンツーマンの方が自分のペースで出来るので、オンラインで個別レッスンを受けるメリットにも気付けました。
何事も程々に、ですね。
・ヴェーダ瞑想
ヨーガ療法での瞑想の特徴は、テーマに沿って瞑想していくというもの。
1回目のテーマは「昨日朝起きてから夜寝るまでを、TVを見ているかのように思い出す」
座りやすい格好で、目を閉じて3分間実施しました。
前日買い物に行っていたので、まだ思い出せる内容があってよかったです。
家で過ごしているあたりは、ほぼ思い出せませんでした。
里菜子さんによると「感動した事ほど思い出せる」のだそう。
なるほどな~という感じでした。
感動というとハードルが高く感じるかもしれませんが、「心が動いた」程度の小さな感動でも、多ければ多いほど鮮明に思い出しやすかったです。
買い物、という一つの出来事の中にもたくさんの小さな感動がある事に気づけました。
例えば…
・オープン直後に入れたので、駐車場も店内も空いていて快適だった。
・長男が買い物かごを持ってきてくれて、嬉しかった。
・次男が「いちごジャムもうないよ」と教えてくれてびっくり。成長ぶりに驚いた。
・買い物後に長男が荷物を持ってくれ、様子を見ていた知らない方に「お手伝い偉いね」と誉められていた。長男が嬉しそうな顔をしていたので、私も嬉しかった。
・帰りは強めの通り雨に降られてしまい、無事帰れるか運転しながらドキドキ。何事もなく帰れてホッとした。
休職中にマインドフルネス瞑想も挑戦してみたのですが、「今、ここ」に集中する感覚がいまいち掴めず、挫折していました。
ヴェーダ瞑想みたいにテーマが決まっている方が、私にとってはやりやすい気がしました。
・2回目 腰痛改善チャレンジ
・カウンセリング
2回目は「一番何とかしたいこと」にアプローチしようという事で、腰痛改善の内容をお願いしてみました。
仕事を始めて1X年、常に腰が重い状態。
23歳頃からカイロプラティックやら整体やら色々試してきましたが、「こんな身体でよく動いてますね」「骨盤が左右で違った方に傾いてる。3Dに歪んでいる」「本当は毎日通った方が良いレベル」といわれてしまうくらいひどい状態です。笑
・アーサナ
前回の内容も入れつつ2回目は四つん這い、うつぶせのポーズも。
キャットアンドカウなど、有名なポーズも入ってきました。
爬虫類のポーズは、体側の伸びが気持ち良かったので、朝起きてすぐやってみようと思います。
クールダウンの呼吸も教わりました。
身体に熱が籠っている時だけでなく、イライラしたりして気持ちが熱くなっている時にも効くのだそう。
自分を止められない、という意味では過集中気味になった後にも使える気がする。
(あれも、私はおでこのあたりに熱が籠ってる気がします)
・ヴェーダ瞑想
今回の瞑想は「老婆と落とした針」という古代インドのお話を読んだ後、ヨーガ的な解釈を聞いて、そのテーマに沿った瞑想。
「老婆と落とした針」は、「老婆」「男」という字面から何故か『羅生門』を連想してしまい。
お話の内容もちょっと不思議な感じなんですが、『羅生門』の老婆・男(下人)の脳内イメージまで加わり、さらにカオスになってしまいました。笑
瞑想のテーマは「最近満たされたこと」
いくつか浮かんだ中からひとつに絞りきれず、欲張って3つも話してしまいました。
瞑想中に気づいたのは、「満たされたこと」と言って真っ先に浮かぶのが子どもに関する内容が多いなぁということ。
前回の「思い出す」内容も見事に子どもの事ばかり。
私子どもがいなかったら、かなり無感動な人間になっていたかもしれません。
そして今は小学校低学年・保育園児だからまだ許されているけど、このまま行くと子離れできない人の典型では…?笑
そういう意味でも、自分のために使う時間を、少しずつ増やした方が良さそうだなと感じました。
・3回目 心に効いた実感があった
・カウンセリング
3回目は夏休み最終日。
もうすぐ仕事だと考えてしまい、数日前から気持ちがかなり重く憂鬱。
さらに、ここ最近の長雨で頭痛がありました。
身体は元気だったので、ちょっとだけ頑張りが必要なアーサナも入れて頂きました。
今回は始める前に呼吸の速度を調べてみました。
アーサナに入る前に呼吸にかかる時間を計ってみたら、30秒で9回(60秒で18回)でした。
※60秒で16-20回程度が一般的な女性の平均値
・アーサナ
アーサナに入る前に「カパラバティ」という呼吸法を教わりました。
日本語訳で「頭蓋骨の閃き」という面白い名前のこの呼吸、フッ、フッと腹筋を使って短く吐き、血中の酸素を身体に一気に巡らせます。
身体の中をお掃除するような効果があるそう。
10回×2セット実施。(やりすぎ禁物)
身体全体が温まり、頭は少しだけぼんやりしました。(急に脳に酸素が入りすぎた?)
その後で首、肩回りをほぐすポーズで血行が良くなり、鎖骨や胸回りに呼吸が入りやすくなってきました。
この辺で突然、耳に入る音がクリアになりました。
外の雨音がクリアに響き、それが耳に心地よく感じ、ずっと聞いていたいような感覚に。
(雨は基本的に嫌いなので、普段雨音が心地良いなんてめったに感じません)
頭の中には、旅先で通り雨に降られてしまい、お寺の軒先で庭を眺めながら雨がやむのを待っている風景が甦りました。
雨の音を聞きながら、お寺での雨やどりのイメージを思い浮かべ、次第にリラックスしつつも集中していくのがはっきりと分かりました。
途中ご機嫌ナナメになった次男が乱入するハプニングも挟みつつ(笑)、うつぶせのポーズ→仰向けでワニのポーズなど(腰が伸びて気持ちいい!)
最後に「ナディショーダナ(片鼻呼吸)」でリラックス。
最後に呼吸の速度をもう一度調べたら、30秒で5回(60秒で10回)に縮まっていました…!
早さだけでなく、呼吸もかなり深くなっている感覚がありました。
明らかに数字として現れるのが面白かったです。
リラックスした時の呼吸の感覚、忘れないようにしたいなぁ。
・ヴェーダ瞑想
今回の瞑想は「青いジャッカル」という古代インドのお話。
前回よりも分かりやすいお話でした。
お話の私の解釈は「自分の実力を過信するな」(言い方が厳しい。笑)
ヨーガ的な解釈は「飾った自分を自分と信じること、それを目指そうとする事がストレスにつながる」といったもの。(何て優しい解釈なんだろう…笑)
そこで今回の瞑想のテーマは「自分はこれで良いんだと認めてあげられたこと」
今回はもうテーマを聞いた瞬間から、休職中の事が思い浮かんできました。
まさにnoteで記事に書いた内容そのままの事を、もう一度振り返っていました。
・何でもかんでも過剰なのが、「あなたらしさ」です
共感しすぎ、真面目に考えすぎ、自分を責めすぎ、頑張りすぎ、我慢しすぎ、集中しすぎ、気まぐれすぎ、落ち込みすぎ
全てがあなたらしさです。
(中略)
自分を諦めず、過剰なあなたで生きていきましょう。
引用:「休職生活を卒業するあなたへ」
「気分の波が人より極端なのが私」とまず認め、鬱のやり過ごし方を確立しておく事、躁で他人に迷惑をかけない工夫をした上で、思い切り振りきっちゃう事が大切なのかな、と思えました。
結局元々担当していた企画職は、私に向いているんだろうと言うことも自覚でき、勇気付けられた気持ちです。
引用:「【読書感想文】気分の波を乗りこなすヒントを求めて 『躁鬱大学』」
復職して10~14日目あたりは特に無理をし過ぎ、まさに「青いジャッカル」状態。
休職中に手放したはずのものがいつの間にか戻ってきていて、「理想のマネージャー像」を無意識のうちに追いかけ始めていました。
今の段階で気付けていなければ、再休職まっしぐらコースでした。
本当に困った性分です。笑
改めて休職中の経験を振り返る機会を貰い、憂鬱になっていた気持ちも自然と落ち着きました。
初心忘れるべからず、ですね。
・ヨーガ療法、私に合っている気がした
3回レッスンを受けてみて、「ヨーガ療法」は私に合っているかもしれないと感じました。
普段通っているヨガのレッスンで、色々なアーサナ(ポーズ)が少しずつ出来るようになっていくのは楽しく、達成感も得られます。
基本的に運動嫌いなので、運動をするという意味ではハード目なクラスも受けていきたいとは思っています。
ただ、心が疲れている時は、いつものヨガのレッスンでは物足りないのも事実。
リラックス系のアーサナ中心のレッスンを受けるのも良いのですが、心のもやもやに自分で気づき、それを追い出すのには、かなり時間が必要です。
特に今は復職したばかりで、心を丁寧にケアしてあげる必要がある。
でも、いつものヨガでは時間も足りない、集中する環境もなかなか用意できない。
今の私には、体と心の不調両方にアプローチできる「ヨーガ療法」は合っているような気がしました。
(あと、古代インドのお話を聞いたり、テーマに沿って瞑想する「ヴェーダ瞑想」が面白い)
里菜子さんの柔らかい雰囲気や優しい言葉の選び方も相まって、終わった後は体だけでなく、心もポカポカしている感じがしました。
復職して1ヵ月で身も心も疲れ切っていた今、「ヨーガ療法」を体験する機会を頂けて、本当に良かったです。
体験に留まらず、ぜひ日々実践していくようにしたいです。
noteで里菜子さんに出会えたこと、ヨーガ療法を体験する機会に恵まれたことに、感謝。
本格的なレッスン開始は9月下旬頃との事。
何でも過剰な私は、すぐまた頑張りすぎそうなので(苦笑)、機会を見てまたレッスンを受けたいと思います。
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