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恋愛の顔をした破壊衝動

こんばんは、みつまめです。

以前こんなつぶやきを投下しましたが、なかなかしっくりくる書き方が出来なくて。

書き直しを続けるうちに、「破壊衝動」なんて物騒な言葉が飛び出てきてしまいました。
でもなんか、一番しっくり来た。

そうなんだよなぁ。恋愛感情は手放したし。
今さら沸き上がるもんでもなし、第一今の私にそんなパワーもない。

これは多分執着と、それを失いたくない裏返しの破壊衝動。
揺らぎ続ける空っぽな自分への、淡い絶望の気持ち。
ある種の試し行為でもあり自傷行為。

本日は私の中に渦巻く黒い気持ちを、書いて整理してみようとする試みです。    
いつもよりブラック仕様です。 闇の粘度が高い。
別に隠していたわけではないのだけど。
なんか自分でも忘れていたような一面が、急に出てきちゃいました。

フェイク入れてるから、もし関係者が気づいて読まれても多分ばれないと思います。
もしかしたら全部、私の妄想かもしれないしね。


情緒不安定に、今日も徒然なるままに書き散らかします。
ブラックも私の一部。


気づいてしまった恋愛感情

職場の人が私に恋愛感情を抱いている、と感づいてしまったことが、そもそもの発端。

自意識過剰かもしれない、私の妄想力が逞しすぎるだけかもしれない、と何度も思おうとしたのですが。
いよいよ彼の言動ににじみ出るようになってきました。

いくらお酒の席とはいえ、女性上司に対して「可愛い」なんて、呟くようには言わないよね。
「もっと頼られるようになりたい。みつまめさんを助けたいと思うんです」なんて。
その切実な言い方、真剣な目、いつもの穏やかな笑顔とは違うその表情。
私の妄想じゃないですよね、ビンゴですよね。苦笑

昔から私に好意を持ってくれる男性のタイプ、割と似かよっているというか。
共通したパターンがあります。
彼も同じ。共通のパターンをなぞってる。
多分仕事中私がたまに出す、「素」(に見える行動や言動)にギャップ萌えしたのではないかと思われます。

色んな意味で、恋愛市場に於いて私のターゲティングはばっちりなのです。
こちとら百戦錬磨の(?)30代人妻ですぜ。
舐めてもらっちゃ困ります。

今回は全く意図していない、事故みたいなものだけど。


好意に対するひねくれた衝動

彼の仕事ぶりに対して、尊敬、信頼、親愛といった感情はあります。
他部署とはいえ部下なのであって、成長を見守りたいし、幸せになってくれたらいいなぁとも思う。
それは、恋愛感情とは全くの別の物なのです。

そして、私は職場恋愛はしたくない派。
根がワーカーホリックなので、仕事の邪魔になることのは嫌なのです。
特に今は少人数な職場なので、部署は違っても同じ部署にいるのと同じくらいの距離感。
今の関係性が変わってしまうと、仕事しづらくなるので困る。

私には夫も可愛い息子たちもいて、いまの状況に一切不満はありません。
それに夫と付き合い始めるとき、私は恋愛感情は手放した。それも揺らぎません。

何もないに越したことはないのです。
何かあっては私が困るのです。

それなのに。


20代前半頃の悪癖が出そうになっている事を自覚したのは、本当につい最近。

好意には当然気づかないふりをしたまま、彼の気持ちを擽ってみたいというか、種火をおこしてみたいというか。
そんな衝動に駆られてしまうのです。

しかしずいぶん久しぶりだなぁ、こーいうの。

性的逸脱?破壊衝動?

私にとってなんの得にならないこの状況。
それでも顔を出す、この「彼にちょっかいをかけてみたい」衝動は一体何なのか。

思い至ったのは、性的逸脱と破壊衝動。

性的逸脱とは、双極性障害の躁・軽躁状態でみられる「症状」のひとつ。

双極性障害の躁・軽躁状態においては、性欲の亢進や性的逸脱行為が見られることがあります。
通常気分、本来のその人なら絶対にしないような行動や言動、軽度であれば露出の多い服装となる、性的な言動を公然とする、それ以上だと、パートナーがいるのに浮気をする、複数の人と性的関係を持つなどの、分別のつかない行動を「性的逸脱行為」と呼びます。

さくらこころのクリニック ブログより引用

行動に移してはいないので、性的逸脱行為未満(?)ですね。
ただ今回のこれは、別に性欲から来ているものではないと思う。
そのあたりの欲は、こうなってからは完全に行方不明なのです。
それとも軽躁ではないから、ただ行動に移していないだけなのかな…?
どうなんでしょう。

もう一つ思い至ったのは、破壊衝動

破壊衝動(はかいしょうどう)とは人間に様々な事柄が原因となって主に発作的に沸き起こる衝動であり、そこから物事を破壊したり暴れるといった行為を起こすという欲求に駆り立てられるという状態になる。

破壊衝動」wikipedia

コンパクトにまとまってるのがwikiしか見つからなかった。

職場の人間関係、今は特に問題を抱えていないし満足しています。
それを「破壊してみたくなる気持ち」というのが近いような気がしています。

今の良い形が失われるのが怖い、という感覚は常にあります。
本来仕事のチームって、メンバーが成長したり入れ替わったり、その時のベストな形に変化していくもの。
分かっているのに、今の形が変わる事が私は怖いようです。

今に執着し、いざバランスが崩れてショックを受けるくらいなら自ら壊してしまおうか…という気持ちになっているように思えます。

ある種の試し行動であり、自傷行為でもあるのかも

私に恋愛感情を抱く男性は、本当の私なんか見ていない。信用ならない。
…と思っている節があります。
一体いつからこんなに歪んだ認識を持ち始めたのかは分からないのですが、結構根深い男性不信があるのです。

「思っていたのとイメージが違った」とネガティブな意味で言われた経験や、初めて素の自分を見せた相手が離れていってしまった経験が、傷として残り続けているのかもしれません。

この人は私に恋愛感情を抱くのか?という確認を通じ、恋愛感情を抱かなければ「信じても良い人」認定。
信頼できる相手だ、という確証を得て安心したいのかもしれません。
恋愛とはベクトルが真逆な試し行動ですね。


また、傷つくと分かっていながらも自ら突っ込んでいくのは、自傷行為に近い気もしています。
自分で自分を傷つけ、生暖かい血が流れる事に安堵するように。
自ら仕掛けては傷つき「やっぱり恋愛感情を抱く男は、本当の私なんか見ていない、信用できない」とその傷口を確認して安心したいのかもしれません。

…全く意味がわからないですよね。
自分でも色々拗らせすぎて、よく分かりません。
好意は嬉しいはずなのに、嫌われたくもないはずなのに。
メンヘラかよ。
いや、正真正銘のメンヘラか。

どうするのが最適解か

彼が本気になった時点で、私は満足して急激に興味を失うはず。
これもいつもの、お決まりのパターン。

私が欲しいのは、「彼は私を好きにならない、だから信用できる」「私みたいな人間を好きになって、やっぱり信用できない人だった」といういずれかの確証と安心なのです。
別に彼とどうこうしたいわけではないから、彼の恋愛感情は私にとって、確認以上の意味を持たないのです。

本気にさせておいて急に興味を失うなんて、最低なのは分かってる。
大体いつも私が悪い。
私の恋愛は相手も自分も傷つけます。

怪しげな衝動を自分のなかに発見したからには、行動を起こさないように対策するしかない。
幸い私はマネージャーの為、彼に仕事を振れる立場ではある。
出来るだけ彼を忙しくして遠ざけ、自分も忙しいことにして、極力近づかないようにします。
過ぎ去るまでは、致し方ない。

何も気づいていないふりで、明るく楽しくあっけらかんと仕事をお願いするくらい、私には訳もない。
伊達に営業経験してないし、ポンコツでも私はマネージャーです。


「僕は話聞いてもらってるけど、みつまめさんは大丈夫ですか?みつまめさんが心配なんです」

だなんて。
部下には見せない裏側は、人に動いてもらうテクニックは、多少なりともあるに決まってる。

残念ながらあなたが思う程、やわな私ではないんだよ。

*****

書いてみたら、多少頭の中が整理できました。
自分の気持ちの中身は確認できたから、あとは要観察。
私の中にある衝動が表に出て、うっかり事故らないように対策するだけ。
きっと大丈夫。


壮大な独り言にお付き合いいただいた皆さま、ありがとうございました。

最後に夫について。少々の弁解

夫は私の中では別格の人です。
こんなにひねくれた私を軽々と越えてきちゃった、不思議な人。
試し行動なんかしなくても私は夫を信頼しているし、夫の気持ちは素直に受け取れるし、私のなかでバランスも取れているようです。

なので、夫への気持ちは揺らぎません。
夫を傷つけるくらいなら、私は自分を傷つける方を選ぶ。
でも、私が傷つくと夫も傷つくし、哀しむことも知っている。
結局は自分を大切にしなきゃいけないんだな、という結論に至ります。
愛する息子たちもいるし。

というわけで、不倫だなんだには発展しようがないので、そのあたりはご安心(?)ください。

*****
妙にアクセスが伸びた、若き日の私の恋愛模様。
ライトな文体で書いてるけど、今読み返すと性的逸脱の歴史じゃないか。苦笑


夫について
ちょっと良く書きすぎたかも。笑

また夫に記事読まれちゃいました。笑


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