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木のアロマは個性的 | アロマテラピー検定 勉強メモ

こんにちは、みつまめです。
2021年4月に適応障害と診断され、3ヶ月間休職。
その後フルタイム復職し、気分の波に翻弄されつつ何だかんだ10ヶ月が経過しました。

休職中にアロマの勉強はしていたのですが、今回の資格取得にあたって再度勉強をしなおしました。

アロマテラピー検定はこれでもか!と言うくらい精油に関する問いが出てきます。
しかも原料植物の写真をみて答えたり、何科の植物なのか、どんな方法で抽出するのかを知らないと回答を選びようがない問題も…。

学生時代と比較して記憶力は格段に落ちています。
そのため、「ざっくり分類」「視覚、嗅覚、イマジネーションフル活用」「経験も踏まえて」「面白おかしく」を意識して、自分なりに整理をしながら覚えました。

雑な覚え方をしたので誰かの参考になるかはいまいち不明ですが、個人的な勉強メモを残したものですのでご容赦ください。

もう少しお役にたてそうな記事は、いずれ書くと思います。

精油の定義

精油(エッセンシャルオイル)とは、天然の植物から抽出した香りの成分です。

植物の種類によって抽出する箇所は異なり、下記から抽出されます。

花、葉、果実(果皮)、樹脂、幹(心材)、根

木に関連するアロマは個性的

ミカン科を除くと、木に関連するアロマって種類が少ない。
さらに1つ1つが結構個性的。
なのでざっくりとした分類「木」で覚えました。
古代から伝わる伝統的な香り、かつ個性的な香りをもつアロマが多いです。
例えばサンダルウッド。「白檀」です。
瞑想や宗教儀式などでよく使われます。
個人的には仏教(お寺)のイメージが強い。

日本古典文学クラスタとしては、平安貴族にも馴染みのあった香りが現代にも残っている、というのはかなりアツいです。

またミルラ(乳香)やフランキンセンス(没薬)は、イエス・キリストに捧げられたとか。
さらにミルラは古代エジプトでミイラを作る時に使っていたそうで、「ミイラ」の語源にもなっている
説もあります。
ミイラの香りが現代でも体験できると思うと楽し…くはないか。

歴史も好きなので、この辺は勉強してて楽しかったです。
(試験にはあんまり詳しく出題されないけど)

効能は抗菌・制菌作用があったり、消炎作用があったりするものが多めです。


木から抽出するアロマ(試験に出るもの/五十音順)

イランイラン

抽出部位:花
科名:バンレイシ科
健康:リラックス効果、寝付きをよくする(収縮期血圧と脈波伝播速度が低下したという研究データあり)
美容:香料として化粧品やフレグランスに使われる ※皮膚刺激が強い種類なので注意
その他:フィリピンの言葉で「花の中の花」という意味がある。

サイプレス

抽出部位:葉
科名:ヒノキ科
健康:リラックス効果
その他:抗酸化作用。別名ホソイトスギ。南仏では防風林としても植えられていた。
(糸杉から、ゴッホのイメージが私の脳内で結び付いてしまった…。「サイプレス」の字面を見ただけであのタッチとブルーの色彩が脳内再生されてちょっと困ります。笑)

サンダルウッド

抽出部位:心材
科名:ビャクダン科
健康:喉や気管支炎、胃炎などに古くから活用されてきた。鎮静作用があり、不安感や抑うつ症状にも。
美容:抗炎症作用、穏やかな収れん作用がある。古くからフレグランスに使われている。アルブチンに匹敵するくらい美白に対する効果ありとの研究データあり。
その他:古くから瞑想や宗教儀式に使われてきた。レッドリストに登録されており、インド産のものは輸出規制がある。半寄生植物で、他の植物の根に寄生しながら生育する。

ジャスミン(アブソリュート)

抽出部位:花 ※揮発性有機溶剤抽出法
科名:モクセイ科
健康:気持ちを楽観的にする、身体を温める作用(風邪や咳の症状に使われる)、脳を興奮状態にする作用があるという研究データあり
その他:精油を得られるのはロイヤルジャスミンなど一部の種類。ジャスミンティーの香り付けに使われるアラビアジャスミン(茉莉花)とは種類が違う。

ジュニパーベリー

抽出部位:球果
科名:ヒノキ科
健康:気分転換、リフレッシュ効果。副交感神経を活性化し、その後交感神経が活性化したという研究データあり。
美容:収れん作用。発汗作用や浄化作用。
その他:別名セイヨウネズ。古くからジン(洋酒)の香り付けに用いられてきた。微生物の増殖を抑制したという研究データあり。(カンジダ菌、アシネトバクター菌)

ティートリー

抽出部位:葉
科名:フトモモ科
健康:制菌作用(水虫の原因菌、浴室の黒かびなど)
美容:制菌作用によるニキビの減少
その他:アボリジニの間でお茶として飲まれていた植物の一種だったことが名前の由来。

フランキンセンス

抽出部位:樹脂
科名:カンラン科
健康:呼吸器系トラブルに。抗真菌作用。抗炎症作用。
美容:収れん作用。抗炎症作用。エイジングケアに効果的。
その他:別名乳香。幹の表面を傷つけて出る乳白色の樹脂を採集する。(空気に触れると固まる)新約聖書で、イエス・キリスト誕生の時に黄金、ミルラとともに捧げられたとされる。

ベンゾイン(レジノイド)

抽出部位:樹脂
科名:エゴノキ科
健康:呼吸器系トラブルに。
美容:肌の抗炎症作用。香りの保留剤としても使われる。
その他:別名安息香。揮発性有機溶剤抽出法で抽出する。樹皮に切り込みを入れて出てきた粘性の樹脂を採集する。(空気に触れると固まる)

ミルラ

抽出部位:樹脂
科名:カンラン科
健康:呼吸器系や胃腸のトラブルに。
美容:抗炎症作用。抗酸化作用。エイジングケアに効果的。
その他:別名没薬。樹皮からにじみ出る樹液ははじめは黄色。空気に触れると赤褐色になり固まった樹脂を採集する。新約聖書で、イエス・キリスト誕生の時に黄金、フランキンセンスとともに捧げられたとされる。エジプトでミイラ作りに使われた。(「ミイラ」の語源はミルラから来ているという説も)

ユーカリ

抽出部位:葉
科名:フトモモ科
健康:鼻づまり、筋肉痛、神経痛に効果的。ウイルス活性を抑制する作用があるとの研究結果あり。(呼吸器・中耳・髄膜炎、肺炎の原因菌)
その他:種類が非常に多いが、精油を得られるのは一部。(グロブルス種)


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資格を取ろうと思い至った経緯

ブレンドによる人体実験

香りを感じるメカニズム

その他精油についての勉強メモ

ハーブ系の植物だいたいシソ科説
細い草はイネ科説
ミカン科は大体皮を絞る、皮膚刺激注意
シソ科でもイネ科でもない「じゃないほう」の草
木のアロマは個性的
花は大体バラ科かキク科

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普段は精神疾患による休職→復職界隈の記事を書いています


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