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#短歌

2月5日の短歌「悪戯」

2月5日の短歌「悪戯」

向春の天気がもたらす悪戯は
降らない地域に雪を見舞う

今日は首都圏に雪が積もって大騒ぎになっていますね。
今日はその様子を短歌に詠んでみました。
若干、意地悪っぽいですが。

首都圏の雪は冬の終わりによ見られる光景だとは思うのですが、立春の次の日はちょっと早いような気がします。
皆さまご安全に。

ゆく年くる年

ゆく年くる年

年越しの10分前受話器から流れる117 時報の声

zoom越し新年へのカウントダウン 微妙にずれた「あけおめ」の声

前の街へ鐘つきに来た帰り道 かつての我が家に明かりが灯る

元旦郵便受けまで小走りに 今年もやたらと厚い朝刊

2日にはお祝いムードも落ち着いて年賀状を待てども来ない

箱庭の中 貴方と過ごす 同じ日々 一日でも長く 続けばいいと(現代短歌)

箱庭の中 貴方と過ごす 同じ日々 一日でも長く 続けばいいと(現代短歌)

箱庭の中 貴方と過ごす 同じ日々 一日でも長く 続けばいいと
(はこにわのなか あなたとすごす おなじひび いちにちでもながく つづけばいいと)



代わり映えのない日々が何よりも欲しい。
外で起きている色々なことは知らなくていいし、二人だけの世界でいたい。
箱庭のような、狭い部屋で過ごす時間が愛おしい。
一日でも長く続けばいい。

例え、誰かから恋愛の真似事のようだと言われても。

雪

傘の上微かに影を落とすのみ飛ぶも跳ねるも出来ないままで

舞い降りる先が幼な子だったならスポットライトも浴びれたろうに

連れ帰り数分伸びる寿命などどれほどの意味三和土には水

人も家も車もビルも朧げのままならいいと窓を眺めつ